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世界の終わり。3


ー『ソドムとゴモラ。』

ソドムとゴモラは、

旧約聖書『創世記』に登場する、

背徳と性的乱れにより神の怒りに触れ、

天からの硫黄と火で滅ぼされた都市です。

あとたまに怪獣。

 。

 。

 …なんだってー。怖いねー。』


『えっ?…今の説明って、

夢ちゃん先輩が、喋っていたんですか?』


朝から知恵の輪に夢中になっていた歌ちゃんは

夢ちゃんが突然に始めたその説明に

一旦その手をとめた。


『うん。』


『すごいです!…って、

でもどうして急にそんな説明を?』


『古い本屋さんで見つけた本に書いてあった。』


『古い本…?どんな本なんですか?』


『これだよー。』


夢ちゃんから手渡された本は表紙がポロポロで

かなり古い本のようだった。


『ふーん…私にはこの本に書かれている文字は

読めないですねー。』


パラパラとページをめくりながら、

夢ちゃんは言う。


『ずっと昔の文字だからねー』


旧約聖書『創世記』に使われているような

古い文字は、

この小説における世界観の中では

すでに失われてしまっていた。


じゃあなぜ夢ちゃんは文字を解読できるのだ?

そのあたりちゃんと考えてんの?


トランキーロ。


あっせんなよ。


すでに失われてしまった読めないはずの

古い文字を、なぜだか解読できる夢ちゃん…。


きっとそのあたりの不穏な空気を

歌ちゃんが気がついていつものように状況整理。

君はそれが出来る子だ!


そしていよいよエピソードタイトル、


《世界の終わり》


が、やってくるのかな?


そこで、見ているのかな?




…だけども、

そんなトランキーロしてる事なんかを、

少しも気づかない歌ちゃんは、

古い謎の本を夢ちゃんに返して、


そよ風の吹く心地のいい場所に戻り、

サメさんのぬいぐるみクッションに座って


再び知恵の輪に夢中になった。



世界の終わり…


もう少し、そこで見ていてください。











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