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指輪のお話。


山と湖を設置しました。

気温は低めに調整して。



空にはとても強そうなドラゴンが飛んでて、

こわい。いやだいやだ。

でもドラゴンは、僕のレベルがまだ1だから、見向きもしない。よかった。


三角屋根のお家と、街の真ん中には、そうだね、

やっぱ教会なんかあるよね。


僕は普通の、なんのとりえもない、

普通の街の住人で——



世界のバランスが崩れ始めた。

綺麗な何かと、かなりよくない何かが、

何千年?だと、古すぎるから、300年ぶりにまた戦いを始めるみたい。



神父様が僕に言う。

「300年前の戦いの時に、光の戦士が使った光の剣をぬくのだ。」

神父様、いつからそこにいたの?

なんで僕が?いやだいやだ。


で、光の剣の件は、

そっぽを向きながらひっぱったのに、やっぱり抜けて、僕はいつかこの世界を救う真の力に目覚める期待の救世主になって、だけれどもまだレベル1だし、そもそも巻き込まれにもほどがある。まばたきしていたら、勝気な女弓矢つかいと、お酒が大好きな頑丈な戦士と、無口な魔法使いが現れて、

『あんたいつまでぼんやりしているのよ!はやく冒険の準備をしなさい!』


て女弓矢つかいがツンする。いやだいやだ。


頑丈な戦士は、やっぱり斧をもってるし。

顔赤いし。


ほんだら、海外の絵本で見たような緑色の悪そうなちっちゃい奴が襲ってきて、


『その指輪をヨコセ! 死にたくなければな!』


て、人間の普通の僕にもわかるような言葉で脅してきたので、

あ、これは、今気がついたのだけれど、

僕の指にはキラキラと輝く指輪が。


僕は小さな頃から指輪をしていて、まさか、それを奪いに悪そうなヤツが襲ってくるなんて、

なんでだろー?


あ。指輪は死んだおばあちゃんから、もらったものだった。今、思い出した。

おばあちゃん、好きだよ。








『はい。』



死にたく無いから僕は、指輪をあげました。



おしまい。











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