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ごめんなさい。2。



ララちゃんに、ごめんなさいを言うために、

ララちゃんを探す。


だけども、そう簡単に見つかるのかな?


『私、ララちゃんを、

知っているかもしれません。』


歌ちゃんの意外な一言。


『え?歌さん、ララちゃんと

お知り合いなんですか?』


キキちゃんが、驚きつつ言った。


『知り合い、ではないですけど…

マカロン屋さんに飾られていた絵で、

その名前を見た覚えが、あります。』


『……絵に?』



——見つからないかもしれない。

少しだけ諦めのあったキキちゃんの目に、

光が灯った。



——



マカロン屋さん。


甘い匂いと、やわらかい曲線が並べられている。


『おいしそう……』


マカロンを見ながら夢ちゃんが、

おなかをすかせた。



『ありました。これです。』


店内に飾られていた、1枚の小さな絵。


色とりどりの淡い色彩。

丸みを帯びた幸せそうなマカロン。


その絵の下の方に、サインが書いてある。


「らら。」



『ララちゃんの絵です。間違いないです!』


キキちゃんは、絵を一目見ただけで、

それがララちゃんの絵だと確信した。



『だって、あの頃と同じ……

この絵には、穏やかな呼吸と

ふんわりとした体温が、感じられるから……』


『見ただけで、すぐわかっちゃうなんて、

キキちゃんすごい……』


夢ちゃんの言葉に、キキちゃんはうなずいた。


『ララちゃんの絵は誰かの心を、

幸せにする絵なんです。』



マカロン屋さんに、絵の手がかりを聞くと、

驚くほどすんなりと、今ララちゃんが住んでいる

お家までが、わかった。



ゆらゆらと汽車に揺られて、

キキちゃんと、歌ちゃんと、夢ちゃんは、

ララちゃんのお家へと向かう。



———



ピンポーン。


『はーい。』


出てきたのは、

少し大人になった、ララちゃんだった。



『ララちゃん……私…』


『キキちゃん! 』



キキちゃんが、自分の名前を言う前に、


ララちゃんは、驚きと喜びの声をあげた。




お部屋の中は

ホットカモミールの湯気やさしく。


ララちゃんに迎え入れられた3人。



『久しぶりだね、キキちゃん。会いたかった。』


ララちゃんが、懐かしそうに微笑む。


『う…うん。私も会いたかったよ、ララちゃん』



キキちゃんの笑顔は

少しだけ……少しだけぎこちない。



『ララちゃん。これマカロンのお土産です。

食べて。おいしいよ。』


夢ちゃんが、甘い匂いをテーブルにさしだす。



『ありがとう。夢さん。』


みんなでマカロンを食べながら、

ララちゃんは、あの頃の思い出のお話をした。


ふたりでたくさん遊んだこと、

ふたりでたくさん笑ったこと、

手をつないで歩いたこと。


ふたりでたくさん


お絵描きをしたこと。



『………ララちゃん…』


お話の途中で、

キキちゃんは、何度か言葉を飲み込んでから—



『ララちゃん……

私ね、今日はララちゃんに………』



キキちゃんはそこで、言葉につまってしまう。



涙が頬をつたう。



『…キキちゃん…どうしたの?』



カモミールとマカロン。




キキちゃんは、意を決して口を開いた。



『ララちゃん……ごめんなさい!』

































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