歌ちゃんありがと会。
歌ちゃんは、えんぴつを左手でもつ。
前回、意味ありげにちりばめた
このえんぴつ左手問題。
ぜーんぜん深い意味や、
物語の真相に迫るような感じとかは無いので、
安心だね。
時に医師であり、
またある時は、お部屋のコーディネーター。
真面目で、
優しくて、
優しくて、優しくて。
歌ちゃんありがとう。
———
『——歌ちゃん、大好き。』
パチパチパチ。
お手紙を読み終えた夢ちゃん。
歌ちゃんへのありがとうを、直接伝えてみた。
『ありがとうございます。夢ちゃん先輩。』
嬉しくて、もう涙目の歌ちゃん。
ロウソクの灯り。
ぽかぽか。
暖炉色のテーブルには
マカロンやあんまんやおだんごや
ミルクティーや
大きなサメさんのふわふわクッション
が並んで、
みんなが歌ちゃんを、
ありがとうしている。
『続いて、いつも頑張っている歌ちゃんにー、
僕からのプレゼントです。』
テレテレしながら、
夢ちゃんが取り出したもの、
折り紙で作った金メダル。
『わあ。すごいです!』
『んふふ。金メダル。かわいいよ。』
水色とピンクと紫と黄色と黄色の
夢ちゃん最大級の、感謝のおくりもの。
『かわいい。うれしいです』
金メダルをかけてもらった歌ちゃん、
涙な笑顔。
『ありがと。』
——
もうお布団の中かな?
これからお風呂かな?
物語の中は、空気のひんやり冬だけど、
そこはどうですか?
今日も、戦ってきたの?
明日だって戦うの?
やだね。
楽しく、楽しく、やわらかく、
かわいいに包まれていたいね。
うとうとしてきた?
少しだけ、ほっぺを触ってみる。
冷たい?
暖かい?
たくさん眠れたなら、
明日は何して遊ぼうかなあ?
ありがと。
楽しい遊園地の夢を見てね。
おいしいお菓子の夢を見てね。
おやすみなさい。




