許されざる者。2
『お客さんが来ちゃったなら仕方ない、
制裁はちょっと休憩ね。』
と、ディアボロちゃん。
お客さんを大切にする気持ち。
『はいはい。いらっしゃいませ。』
カウンターにて接客をする、マフィンちゃん。
さっきまで制裁されそうになっていた子とは思えない人に愛される笑顔。
お客さんを大切にする気持ち。
——
『マフィンを注文していた、夢です。』
『あ。夢ちゃん。いらっしゃい。
なんだか久しぶりな感じがするね。』
と、マフィンちゃん。
マフィンちゃんのマフィン屋さん
《パッションNE》
は、おいしいマフィンが人気のお店で、
きっと小麦粉や粉砂糖に
何か特別な秘密があるのかもしれない、と、
みんなにレビューされるほど。
甘いもの大好きな夢ちゃんが、
そんな美味しいマフィン屋さんを
見逃すわけもなく、
夢ちゃんはこのお店の常連さんだった。
マフィンを2個。
注文していたマフィンを
マフィンちゃんから受け取り
夢ちゃんはニコニコしながら帰っていった。
『ありがとうございましたー』
『ありがとうございましたー』
ディアボロちゃんとマフィンちゃんは、
夢ちゃんの背中を見送り、
お店のドアを閉めて——
⭐︎
♡
さて。じゃあ続きをやりますか!
ディアボロちゃんはさっきみたいに、
マフィンちゃんの指をとって、
その爪に……
かわいらしーいピンクの
マニキュアを塗り始めた。
『かわいー』
マフィンちゃんはやわらかな
リラックスソファでくつろいでいる。
1本、1本丁寧にマニキュアを塗り終えた
ディアボロちゃん
ニヤリと笑い、
『次は足の爪を……』
と言って、
足の爪にも、かわいーいピンクのマニキュアを。
ラインストーンでキラキラキュートに。
マフィンちゃんの両手両足の爪は、
見るだけで
嬉しくなっちゃうネイルアートに
…成り果てた。
『ありがとうディアボロちゃん』
笑顔のマフィンちゃん。
『いーよいーよ。
マフィンちゃん頑張ってるからね』
そう言ってディアボロちゃんは
ポッケの中から札束を取り出した。
『こんなにたくさんの売上金。
本当、こちらこそありがとうだよー』
『ニコニコ。』
『ニコニコ。』
『じゃあ仕上げに、』
ディアボロちゃんと、
かわいいカラコン、アイメイクまでしてもらえた
マフィンちゃんは仲良く
黒ゴマプリン豆乳を飲んだ。
まるでコンクリートの色みたいな。
——
『はやく帰って、歌ちゃんとマフィン食べよー』
夢ちゃんはスキップしながら
歌ちゃんのもとへルンルンした。
⭐︎ 再構築
♡再解釈
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