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エルドラド 黄金郷。2



ごーん…


『あわあわ、どうしよう。

夢ちゃんまで食べられちゃったかもしれない!』


『大丈夫です。』


慌てふためくライデンちゃんの隣で、

歌ちゃんが言う。


『夢ちゃん先輩が、大丈夫って言いました。』


歌ちゃんの目はまっすぐに

ようかんの先を見つめていた。


ごーん。


歌ちゃんとライデンちゃんは、

自ら人食いトラップにひっかかる。


『歌ちゃんー…』


『大丈夫です。絶対に。』


オートナインは沈黙している。


ようかんはどんどん上に動いて、

2人を食べようとしている…



「お子様連れのお客様は、お子様と手をつないでから、ステップの中央にお乗りください」



謎の声がした。



さっき夢ちゃんが、2階と言っていた場所に到着。


暗闇の奥に、ぼんやりとした光が見える。


———


『ライデンちゃん!』


『あ!ルークちゃん!無事だったんだね!』


パッと周囲が明るくなった、

まばゆい黄金の輝き。

瞬きさえ、するのが惜しいほどに

美しいその場所は……


『歌ちゃん』


『夢ちゃん先輩。ここは一体?』


『エルドラド。だよ。』


『…エルドラド?』



—エルドラド内の探検が始まった。


『まずは、これかな?』


夢ちゃんが、無数の球体で作り上げられた

沼の前に立つ。


『これは……地獄を無数の球体に削り出して、

怪しさで作られた底なしの沼?

足を踏み入れたら2度と出られない…』


ライデンちゃんがビビる。


『これは、ボールプール。わーい!』


そう言って夢ちゃんは、

地獄の削り出し球体の沼に飛び込んだ。


『夢ちゃん!……あ。良かった。無事みたい。』




『次はこれ。』


夢ちゃんが謎の構造物の前に立つ。


『これは……生贄を閉じ込めるための、

悲しみの牢獄?涙が枯れても出られない…』


ライデンちゃんは、まだビビってる。


『これはー、ジャングルジム。わーい!』


夢ちゃんは、悲しみの牢獄の中に入り、

上の方から顔を出して、手をふった。


『なんだか……なんだか…』


ライデンちゃんが、

そろそろエルドラドを理解してきたみたい。


『でね、次はこれ。』


上の方から垂れ下がる、

綱の前に夢ちゃん。


『えっと。天へと続く、救いの糸?』


少しずつ良い感じに近づいてるライデンちゃん。


『これはね。ターザンロープ。びゅーん!

わーい!』


救いの糸は天ベクトルではなく、水平移動した。


『わあー!楽しそう!』


ライデンちゃんが笑顔になった。



『夢ちゃん先輩、ここって、つまり……』


歌ちゃんが、ひととおりの流れを見て夢ちゃんに聞いた。



黄金のまばゆい輝き。


その光にキラキラと反射する汗。


夢ちゃんは笑顔で言った。




『キッズパーク・エルドラド!』







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