死なない女の子。4
『双子座ッス!』
『私は乙女座ですよ。』
ルンルンちゃんとルンちゃんが、来店した。
『あれ?今日は夢ちゃんいないッスか?』
皆既日食が終わったので
太陽が燃えているソファはいるのに、
そこには夢ちゃんの姿は見当たらない。
『そうなんですよ。
今日はちょっとどこかに
お出かけしているみたいで、
だから私がひとりでお留守番です』
『なるほどッス』
『あ、でも、双子座ってもしかして
ルンルンちゃんもルンちゃんも誕生日が近くて、同じ星座だって思い出したんですか?』
『違うッス!』
『あれ?さっき双子座って言いましたよね?』
『双子座ッス!』
『え?』
『ッス?』
まてまて。状況を整理しようよ。
落ち着いてお話しようねルンルンちゃん。
『私達は星座ッス!』
『…。?』
『空に浮かんでキラキラしてたッス!』
『それって…?』
『お空からこないだ落ちてきたッス。
わぁーって。』
『あのあの…それって…
星座占いとかの、星座じゃなくて…』
『星ッス!』
『お空に浮かぶ星座そのものッス!』
…なんだ…と…?
ルンルンちゃんルンちゃんの女の子2人は実は
双子座だったのだ!
…まだ弱い。
″双子座そのものだったのだ″ !!
『…。』
あまりの展開に呆気にとられ
言葉が出てこない歌ちゃん。
『お空から落ちた時のショックで
記憶喪失してたッス!』
なるほど!
『違和感の正体は、いつも一緒にいた
ルンちゃんと離れ離れになってたからッス!』
なるほどなるほど!
歌ちゃんが呆気に取られたままなので、
こちらでお話を引き取りますね。
ルンルンちゃんルンちゃんは双子座であり、
星座そのものである。
何かしらの原因である時お空から落ちてきて、
その落下のショックで記憶喪失になっていたのだ。
オーケー。こちらも理解できた。
『歌ちゃん、私達はお空に帰りたいッス!』
困ったね、歌ちゃん。
落ちた星座を再び空へと帰す方法なんて
あるのだろうか?
そんなのまるでSFの世界のお話だし…
ファンタジーの世界のお話だし…。
関係者がみんな困ってたところに
『ただいまー』
夢ちゃんが帰ってきた!




