11 よし! やるか!
とりあえず、目標を「大型モンスター1体に勝つ」と決めた。
もちろん、初級クラス。
それでいい。
無計画で逃げ回るだけだった日々を考えれば、ずっとマシだ。
まずは装備について話し合った。
「正直、モンスターを狩って装備を作るのはキツイ。」
「そうなの?」
「あぁ。体力的にキツイのもあるし、精神的にもな・・・」
「どういう事?」
「装備のために動物の命を奪うってのがね。生ぬるいかもしれないんだけど・・・嫌なんだ。」
「・・・そうだよね。」
「だから、大型モンスターに勝つっていうのも追い払えれば十分で命までは取りたくない。ゲームでは散々狩っていたのにな。
・・・変か?」
「・・・うぅん。とってもお兄ちゃんらしいと思う。」
「そうか・・・。」
そういえば、こんな風に落ち着いた会話、本当に久しぶりだ。
テンパっていたんだな、俺。
そう思った。
「だから装備は鉱物でできるものにしたい。」
「鉱物?」
「そう。ピッケルで掘って見つけるんだけど・・・まあ、どうせ実際はメチャクチャ大変なんだろうな。」
「ゲームだとボタン一つなのにね。」
「それはもう・・・しょうがない。」
何か吹っ切れた気がする。
「とりあえず、まずは鉱物を集める。空いた時間で操作に慣れる。
新しい装備を作って、操作に慣れたところで大型モンスターに挑戦するぞ!」
「わかったよ!」
よし!
やるか!
【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが
【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが
【完結】ざまあ、してみたかった
【完結】ざまあ、してみたかったな2
【完結】ざまあ、してみたかったな3
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