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日々は楽しく色鮮やかに  作者: 明日葉 晴
ゴールデンウイークのまにまに
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第59話 お泊り会は連日に

こんにちは!江東海です!

ちっす!桜川楽です!


海:チャラいです。

楽:第一声酷くね!?

海:あ、すいません…士道先輩の後だとどうしても…

楽:まぁそれはわかるけどー。俺もセンパイ、なんだよ?

海:あ、その言い方がもうチャラいです。

楽:重ねてひでぇ…

海:素直が売りなんで。

楽:余計に傷付くわー。

海:桜川先輩はなんか緊張しなくていいですね。

楽:このタイミングだと絶対褒めてないよね?ね?

海:ところで実は私達、一周年だったんですよ。

楽:急な話題転換…でもそうなん?知らなかったわ。

海:正確には10/28でだったんですが。

楽:過ぎてっし!

海:そうなんですよ!普通は一周年とかでなんかやりません!?普通にスルーとかありえないんですけど!

楽:そうだねー。普通はねー。

海:もう!ほんとないですよ!

楽:まぁまぁ。とりあえず本編ねー。


海&楽:それでは!本編をどうぞ!

前回のあらすじ

ファッションショー!!黒歴史だわ…




ファッションショー後はそのままモールで時間を潰してすっかり夕方になった。


「んー…っ!!あっそんだぁ…!」

「楽しかったねぇ」

「だしょだしょ!?誘ったアタシ、超グッジョブじゃない!?」

「自分で言わないのよ…」


みんな遊びの余韻に浸っているのか、どこか浮ついた様子で帰り道を歩いている。


「今日の収穫は何と言っても海のファッションショーだよね!」

「やめて…アレは黒歴史でしょ…陽子はなんで恥ずかしげもなく司会してたの…」

「へ?恥ずかしい…?そう…?」

「ええぇ…」


陽子の不思議そうな反応に、私は驚き、灯ちゃんは苦笑いを浮かべて、澪は呆れた様子だった。


「この子に羞恥心はないのよ…」

「あはは…陽子らしいと言えばらしい…かな」


いやいや灯ちゃん…それで済ましていいレベルじゃないよ…


灯ちゃんのフォローになってない一言に内心で突っ込みつつ、澪の言葉に納得していた。が、ならば私はみんなにも言いたいことはある。


「失敬な!アタシにだって羞恥心くらいあるわ!」

「いや、ないわよね?」

「なさそうだよねぇ」

「うん。でも灯ちゃんも澪もノリノリだったからね?」

「「………」」


そこで黙るなぁ!!


私が二人に思ったことを指摘すると、顔を逸らして黙ってしまった。


「ところで、みんなはこの後どうすんの?」

「どうするも、帰るだけよ?」

「もう夕方だしねぇ…」

「あれ?私の質問は?」


陽子がなにも気にせずに放った質問には答えたけど、私の質問には誰も答えてくれなかった。悲しい。


「なんかこのまま帰るのももったいないよねー」

「んー…そう言われるとそうかもねぇ」

「まぁ、名残惜しくはあるわね」


三人は三人で話を進めて考え込んでしまった。さすがに拗ねたい。


「あ、灯って海の家に泊まってたんでしょ?アタシもお泊まりしたい!」


あ、ようやく私の存在思い出してくれたか…


我ながら易いとは思うけど、疎外感を感じていたところで話を振られてちょっと嬉しくなってしまった。


「そうそう。海ちゃんのお家で課題してたの」

「おかげで結構進んだよ」


スパルタだったけど…


「うげっ…課題かぁ…わっすれてたなぁ…」

「ダメじゃん、陽子」

「海ちゃんも昨日まで忘れてたよね?」

「人のこと言えないわね…」


まぁ…全くもってその通りなんだけども…


「お願い!アタシの課題も手伝って!」

「いいよぉ」

「やった!」


いや…陽子…喜んでるとこアレだけど…灯ちゃん、こういう時マジでスパルタだからね…?


「海ちゃんもね?」

「うん…ソウダネ…」


私にもきっちり釘を刺してきた灯ちゃん。こういう時だけは普段おっとりしてても怖いんだよなぁ…


「海?どうしたの?」

「あー…いやぁ…」


私の様子を見て疑問に思ったのか、澪が私にこっそりと話しかけてきた。


「いつもなら灯に誘われたら大喜びなのに」

「その…実はこういう時の灯ちゃん。超スパルタなんだよ…」

「へぇ、そうなの。灯のスパルタねぇ…想像つかないわ」

「教え方はめちゃくちゃうまいんだけどね」


私は澪に本当のことを話すと、興味深そうに考え込み始めた。陽子は…今のうちに夢を見させておこう。


「アタシ、灯の家に行きたいな!」

「あー…私も久しぶりに行きたいな」


昨日は私の家だったし、今日は灯ちゃんの家に行きたい。まぁだからと言ってスパルタが軽減されることはないのだけれど。


「灯の?いいよ」

「やった!」

「おー!これで灯の可愛さの秘訣が明らかに…!」

「いや…普通の家だよ…?」

「それはないから。灯ちゃん。私の家と比べればわかるでしょ…」

「海…?」


灯ちゃんは謙遜してるけど、アレは普通じゃない。マジで。


「どうしたのよ」

「なになにー?なんかあるの?」

「行けばわかるよ」

「「…?」」


澪と陽子は、私の言葉に不思議そうに首を傾げた。まぁ私の言ったことはすぐにわかるだろう。


「とりあえず、みんな一端家に帰ってから課題取ってきて集合しよ?」

「賛成!」

「灯は、海ちゃんと一緒に荷物取りに行くよ」

「そだね。家にちょっと置いてきたもんね」

「うん。それじゃあ、後で駅前に集合しよ?」

「「了解」」


そうして、灯ちゃん家にお泊り会することが決定し、ひとまずその場で一旦解散することになったのだった。

海&楽:第59話を読んで頂き、ありがとうございます!


海:これ生徒会の人にはみんな聞いてるんですけど、桜川先輩はなんで生徒会に入ったんですか?

楽:俺?そりゃ優秀だからっしょ。

海:あ、そういうのいらないです。一位でも二位でもないの知ってるんで。

楽:俺の扱い…まぁでもこれ冗談でもなく、一応俺学年三位だからね?

海:またまたぁ…見え張らなくていいんですよ?

楽:いや、マジでマジで。

海:そうですか…それはすいません。で、他に理由は?

楽:信じてないね!?まぁあるけどさぁ…理由は咲に頼まれたからだよ。

海:咲先輩が?

楽:そそ。書記が欲しいってんで、俺にお鉢が回ってきたの。

海:解せぬ…

楽:あっははー。その辺の詳しい理由はいつかねー。

海:えー…


海&楽:それでは!次回もお付き合い頂ければ幸いです!

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