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日々は楽しく色鮮やかに  作者: 明日葉 晴
ゴールデンウイークのまにまに
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57/61

第57話 乙女の魅力は可愛さに

こんにちは!江東海です!

どもっす!轟咲っす!


海:えと…よろしくお願いします…轟先輩。

咲:咲でいっすよ!代わりにあーしも海っちって呼ばせて貰うっす!

海:あー…はい。咲…先輩。

咲:まぁよしっす!てかまともな初絡みがこことかウケるっす!

海:進行の遅い作者のせいですね。

咲:クズっすからねー…一回ヤキ入れないとダメっすかねぇ…

海:前に私も同じこと言ったから何も言えない…

咲:マジっすか?草生えっすね。あーしら気が合うっすね!今度スタバでも行くっすか?

海:行きたいですね!じゃあそしたら早めに


海&咲:それでは、本編をどうぞ (っす)!

 前回のあらすじ

 灯ちゃんが天使!陽子たちと遊びに行くよ!




 十時五分。余裕を持って出た私達だけど、道中、案の定ナンパされて撃退していたら若干遅れてしまった。ようやく駅に着くと、すでに陽子と澪が待っていた。


「遅いよー?家でイチャつき過ぎじゃない?」

「ごめんごめん。イチャついてたのは事実だけど、それだけじゃないんだよー…」

「違うよ?えっと…男の人に声掛かられてそれを海ちゃんが追い払ってたら時間掛かっちゃった。ごめんね…?」


 私としてはイチャついてたって言っても間違いないと思うんだけど、灯ちゃんは謙虚だな…


「あぁ…灯は見たまま可愛いし、海も黙ってれば見た目いいものね」

「澪…遅れたのは本当に謝るから、余計な言葉を付けて誉め言葉を罵倒に変えないで…」


 しかも私だけ…いや灯ちゃんは貶しようがないけど、釈然としないよ…


「あー…澪は寝起きだからちょっと機嫌悪いだけだよ。まぁアタシも同意だけど」

「ならフォローもいらないよっ…!」


 私は喋っちゃダメだってか!?


「海ちゃんはかっこいいよ!」

「うぅ…灯ちゃんありがと…」


 やっぱり最後の砦は親友だよ…


「んで、そのナンパした人は無事?」

「それは私も気になるわね」

「おーい…それはどういう意味かな?」

「「そのままの意味」」


 おぉ…今日も二人は息ぴったりだなぁ、おい。


「五体満足だよ」

「灯ちゃんっ!言葉のチョイス!!」

「その人達…運がよかったね」

「まったくね」

「陽子と澪もちょっとは疑問もって!?」

「「だって海だし…」」


 私は暴力でなんでも解決するような人間じゃないわっ!


「遅れたのはごめん!はいっ!この話はもうおしまい!さてどこ行く!?」

「おぉ…強引な話題転換…」

「まぁ強引だけど賛成ね。行くとこ決めましょ」

「強引になったけど、決めないと始まんないもんね」


 くっ…三人が仲良いようで私は嬉しいよっ…!ちくしょう…!


「アタシ、この間できたアイスのお店に行きたい!」

「そういえば駅前の大通りの方に出来てたね」

「あ、そうなの?私知らなかった。灯ちゃんは?」

「灯は知ってたよ?海ちゃんも昨日通ったよ?」

「え…全然気付かなかった…」


 駅前の大通りと言えば昨日行ったところだ。そんなのあったかなぁ…


「あ、やっぱり昨日も二人で遊んでたんだ」

「海ちゃんだけじゃないよ。青井くんと賢也くんと立花くんも一緒だったんだ」

「そうなん?球技大会の時から思ってたけど、仲良いよね」

「たまたま会ったんだけどね。灯ちゃんがナンパされてる時に偶然通りがかって助けてもらったんだ」

「海ちゃんもね」

「あんた達…どれだけナンパされてるのよ…」

「昨日のは私はついでだったんだよ」


 灯ちゃんの可愛さは正義だけど、同時に罪でもあるね…


「いや、だとしてもだよ…?アタシなんて一回もナンパされたことないのに」

「陽子はされたいの?」

「その言い方は違うけど…なんか女として魅力ないみたいじゃん!」

「灯ちゃんと比べるのは無駄だよ?」

「それはわかってるけど!」

「海ちゃんと陽子、何言ってるかわかんないよ?」

「「灯(ちゃん)が可愛いってこと!」」


 まぁ、結論はそこに行くよね!


「はぁ…あんた達、バカ言ってないで行きましょ?」

「「はーい!」」


 ひとまず行先の決まった私達は目的地に向かって歩き出したのだった。





 注文が終わり、店内のイートインコーナーでカップに入ったアイスをつついていた。私はチョコチップ、灯ちゃんがレアチーズ、陽子がレモンソルト、澪がストロベリーを注文した。


「さっき話がそれたけど、五人でどっか行ってたの?」

「話を逸らしたのは陽子じゃない…私も気になるけど」

「うん。すぐそこのアミューズメント施設」

「あぁ…新しく出来てたね」

「いやいや…なんで目の前にあるのに見逃したのよ?」

「あははー…アレと灯ちゃんに目を奪われてて…」

「アレはともかく、灯はしょうがないねー…」

「えと…海ちゃんと陽子…ちょっと違くないかな…?」

「「全然?」」

「ふえぇ…」


 ハモる私と陽子に、灯ちゃんがなんとも愛らしい声を上げた。


「まぁ何に目を奪われるかともかく、海はちょっと乙女としてのアンテナが低いよ!」

「あぁ…私もそれは思う」

「えー…別にいーじゃん…」

「灯も、海ちゃんはもうちょっと意識してもいいと思う」

「灯ちゃんまで!?」


 私は灯ちゃんを守れるならそれでいいのになー…


「いやいやぁ…重要なことだよぉ?澪を見てよ!普段はあんなにクールなのにストロベリーだよ!?あの女子力!まさにギャップ萌え!」

「た…確かに…!」

「えっ…ちょっと…別にいいでしょ…」


 普段はいじられることがない澪は、慣れていないのか若干たじろいだ。


「そしてあの照れ具合!乙女の恥じらいだよ!」

「もう…何言ってるのよ…」

「灯も、海に可愛くなって欲しいよね!?」

「えっ…!?んと…ちょっと…?」


 なっ!なんだってー!?


「ほら!海!もうこれは女子力を上げるしかないんだよ!」

「くっ…負けたよ…陽子…私が間違ってた…」

「大丈夫…今からでも遅くないよ…」

「陽子っ!」

「海っ!」


 私と陽子は立ち上がって抱き締め合った。そんな中、灯ちゃんが苦笑いを、澪が呆れた目で見ていたのだった。

第57話を読んで頂き、ありがとう (っす)!


海:咲先輩はいつからギャルなんですか?

咲:別にあーしはギャルを意識してるわけじゃないっすけど…まぁこういうかっこをし出したのは中二位っすね。

海:じゃあ高校デビューとかじゃないんですね。

咲:高校デビューは楽っすよ。アイツがチャラくなったのはここ来てからっす。

海:あ、同じ中学なんですか。

咲:そっすね。士道は高校で会ったんすけど。

海:おっと、これ以上は本編で言って欲しいですね!

咲:あー…りょっす。そしたらもう終らせるっす

海:はーい!


海&咲:それでは、次回もお付き合い頂ければ幸いです(っす)!

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