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日々は楽しく色鮮やかに  作者: 明日葉 晴
ゴールデンウイークのまにまに
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第56話 朝の時間は穏やかに

こんにちは!江東海です!

おっす!高峰湊だ!


海:部長さん、今日はよろしくお願いします!

湊:おう!張り切ってこーぜ!

海:そういえばうちのサッカー部って強いんですか?

湊:可もなく不可もなくだな。過去にはインハイとか選手権とか行ったこともあるみたいだけど、別に強豪ってわけじゃない。

海:パッとしないんですね。

湊:ぐっ…それを言われると悲しいな…いや、部活の連中も頑張っちゃいるんだぞ?

海:あ…いや、別に貶そうと思って言った訳じゃないんですよ?ほら、青井君みたいに運動できる人がいる部活ってどうなのかなって。

湊:あー…な。なんで青井はうちに来たんだろうな。中学じゃちょっと有名だったのに。

海:いや…部長さんも運動できるんでそのセリフ当てはまると思いますけど…てか、それをこの場で言っちゃうんですか!?

湊:あんな運動できるイケメンが有名じゃないわけないだろ。俺は…まぁそのうち?

海:まぁ確かに…じゃあそろそろ本編ですかね。

湊:おう!


海&湊:それでは本編をどうぞ!

 前回のあらすじ

 灯ちゃんが家に来た!ママのテンションが高い。




 朝目が覚めると、隣で天使が寝てる…何事…あ、灯ちゃんだ…


 寝惚けた頭で状況を確認。昨日は灯ちゃんと課題をやりながらしゃべって夜遅くに寝た。

 普段は早起きの灯ちゃんでも、夜遅くまで喋ってたのに加えて、昼はテンションマックスで遊んでたから疲れたんだろう。


 えと…今何時…


 携帯で時刻を確認すると、六時三十分だった。普段起きる時間よりだいぶ早い。


 まだ寝てようかな…


「ん…んー…」


 そんなことを考えていると、灯ちゃんが甘い声を出した後に薄く目を開けた。


 エロい…


「ぁ…ぅみちゃん…ぉはよ…」

「おはよ。灯ちゃん」

「んっ!んー…!」


 寝起きの掠れた声で挨拶した後、灯ちゃんが上半身を起こして伸びをした。ちらりと見えるお腹が何とも言えない。


 ごちそうさまです…


「起きた?おはようのハグでもしようか?」

「ごめん。それはよくわかんない」


 寝起きがすこぶるいい灯ちゃんはすぐに本調子になったみたいだ。冗談を華麗に交わしてくれる。


「んじゃあご飯とかにでもしようか」

「うん!」


 てなわけで顔洗ったり着替えたりした後に、軽く朝御飯を準備して食べた。


「灯ちゃんと爽やかな朝を迎えるなんて、贅沢だなぁ…」

「灯も、久しぶりに海ちゃん家に泊まれて楽しかったよ」


 朝だろうと綺麗にスルーしてくる灯ちゃん。いつも通りだから気にせず、今は食後のお茶の時間を楽しもう。


「ところで今日はどうする?」

「あれ?課題をやるんじゃないの?」

「あ…」


 お茶の時間を楽しみ過ぎて忘れていた…


「灯は今日と明日なら勉強みて上げられるけど、後は一人になっちゃうからね?」

「あー…そうなんだ。忙しそうだね」

「うん。ごめんね?」

「いやいや、しょうがないよ!私が頑張ればいいだけだし!」

「うん!だから今日は課題やろ?」

「うっ…うぅー…」


 灯ちゃんが言うことは正しい。私だけじゃ確実に課題が進まない。理解はしているけど、私はやっぱり灯ちゃんとも全力で遊びたいのであって…


 プルルループルルルー


 私が葛藤していると突然私の携帯が鳴った。まだ朝の割と早い時間なのに珍しい。


「誰だろ…んと…陽子だ」


 携帯に表示されていた名前を見ると、陽子の名前だった。バスケ部だから朝には強いのだろうか。


「私だ」

『お前か』


 相変わらず陽子はノリがいい。


「用件を聞こう」

『実は頼みたいことがある』

「おっけー!」

『ぷはっ…!かっるいなぁ!』


 私はちょっと慣れない演技に噴き出す前に止めた。すると陽子が私の急な態度の変化に吹き出したようだ。


『まぁいいや。朝早くからごめんねー。単純に遊ぼっていう誘いなんだけど』

「もちろんおっけーだよ!灯ちゃんも誘うよ?」

『大丈夫。想定済み』


 予想されていた…だと…?


「灯ちゃん、陽子が遊ぼって」

「ならしょうがないかぁ…いいよ!遊ぼうか」

「陽子、聞こえた?しょうがないから遊んであげるって」

『うぅ…アタシは灯にとってそんなそんざいなのね…』

「えっ!?いやっ…!?陽子がしょうがないんじゃないよ!?」


 おそらく陽子はウソ泣きだろうけど、純粋な灯ちゃんは陽子の態度にあたふたしだした。可愛い。


『あははー!冗談冗談。灯はそんな子じゃないのは知ってるよー。てかなんで朝から一緒にいるの?』

「灯ちゃんが昨日我が家に泊まったからだよ」

『なにそれずるい!』

「へっへっへっー…いいでしょー」


 まぁ…課題やるときはスパルタだったけど…おかげで天使の寝顔が視れるなら安いものだ。


「んで、今日はどこ行くの?」

『まだ決めてない。とりあえず駅前で合流しない?』

「あ、そういえば澪は?」

『澪はまだ寝てると思うよ。遊ぶのは昨日ぼんやり言ってるから、今から電話して起こすつもり』


 意外だ…澪はもう起きているものだと思ってた。


『澪って朝弱いんだよねー…とりあえず、十時に集合でいい?』

「いいよー!」

『おっけ!じゃあまたあとでねー』

「りょーかい!」


 そう言って通話を終了させた。


「十時に駅前だって」

「わかった。じゃあもう少しゆっくりしてから片付けて行こうか」

「おー!」


 私達はもうしばらく朝のお茶を楽しみつつ、余裕をもって家を出たのだった。

海&湊:第56話を読んで頂き、ありがとうございます!


海:部長さんはどうして生徒会も入ったんですか?

湊:柳がな…強引だったんだ…

海:あー…そういえば会長が誘ってんでしたよね…

湊:誘ったっていうか…アブダクションの方が近いな…

海:確かに行動が読めないって点では宇宙人に近いですね。

湊:前に本気で宇宙人を呼ぼうとしてたことあるぞ、あいつ。

海:なんだろ…会長だからって理由で納得できるのと、本当に呼べそうなところが怖いですね…

湊:俺はそん時付き合いきれずに帰ったから、どうなったかわかんねぇけどな。

海:顛末は聞いてないんですか?

湊:……怖くて聞いてない…

海:あー…

湊:まっ!今日はこの辺にしとこうぜ!

海:そ、そうですね!


海&湊:次回もお付き合い頂ければ幸いです!

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