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日々は楽しく色鮮やかに  作者: 明日葉 晴
ゴールデンウイークのまにまに
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55/61

第55話 我が家の家族はそれぞれに

こんにちは!江東海です!

皆さんこんにちは。信濃秋広です。


海:副会長。本日はお越し頂き、ありがとうございます。

秋:私こそ。お招き頂き、光栄です。

海&秋:………………。

海:すみません、副会長。いつも通りやって構いませんか?

秋:はい。構いませんよ。

海:はぁぁ…良かった!副会長ですし、真面目にやろうかなって思ったんですけど、なんも浮かんでこないんで困っちゃいまして…

秋:お気遣いなく。むしろ、構えさせてしまって申し訳御座いません。

海:いえいえ!謝ることでもないですよ!それより、副会長って普段は何してるんですか?

秋:普段の業務は他の役職から上がってきた書類に目を通してます。他にも企画の整理、投書の確認、先生方との打ち合わせ等ですね。

海:なんか…忙しそうですね…

秋:これも務めですから。当然です。

海:会長は?

秋:……会長は…最低限だけを知らない内にやって、いなくなります。

海:……お察しします。

秋:痛み入ります。

海:ではそろそろ。

秋:はい。


海&秋:それでは本編をどうぞ。

 前回のあらすじ

 格ゲー最強決定戦!勝者は立花君!




 格ゲーが終わった後、私達は他にも時間の許す限り施設内をまわっていった。

 バスケのシュートゲームにUFOキャッチャー、リズムゲームにカードゲーム……等々。気付けばもう夕方になっていた。


「あー…!あっそんだぁ…!」

「ゲームっていっぱいあるんだねぇ…!」

「灯ちゃん!また来ようね!」

「うん!」


 私は、満足そうなホクホク顔の灯ちゃんと並んでアミューズメント施設を出た。


「くあぁ…!!マジで遊んだぁ…!」

「いや、本当にそうだね」

「…疲れた」


 私と灯ちゃんの後ろを男子三人が並んで出てくる。三人も満足しているみたいだ。なによりなにより。


「皆はこの後どうすんの?」

「この後はヨシん家行って泊まりで遊びだ!」

「そうなの!?楽しそうじゃん!」

「違うよ。賢也の課題を教えるんだよ」


 課題…


「ちょっとは遊ぼうぜー!?」

「散々遊んだよね?元は賢也が助けて欲しいって言ってきたのに」

「そーだけどさー…!」


 大変そうだなー…私も人のこと言えないけど…


「海ちゃんはどう?」

「あはは…昨日までの疲れでなんもしてない…」

「今日この後教えてあげよっか?」

「ホント!?ありがとう!」


 流石マイエンジェル!ホント女神!


「じゃあ灯ちゃんの家行ってから私の家来る?」

「うん。そうしようか」

「えぇ!!俺もそっちがいい!」

「ぶー…!男子禁制ですぅ!」

「えぇー…!!いいじゃん!」

「賢也は大人しくこっちだよ」

「やだぁ!!俺も河辺ちゃんに優しく教えてほしぃ!」


 へっへっへぇ…いいだろー!と言いたいところだけど、灯ちゃんも結構スパルタではある。本人には言わないけど。


「そんなことを言うならもう僕は教えないよ」

「あぁ!悪い!もう言わない!ヨシ!いや!良春様!すいませんでした!」

「うん。よろしい」


 そんな感じで私達は別れてそれぞれの目的地に向かったのだった。




 灯ちゃんの家を経由して私の家に向かう。私は灯ちゃんのお泊まり道具を持って、二人で我が家に向かう。


「そう言えば、海ちゃんの家は久しぶりだねぇ」

「そうだね。受験以来?」

「んー…そかも。あの時期は良く泊まってたねぇ」

「その節はとても助かりました…」

「いいよ。灯も、海ちゃんと同じ高校行きたかったもん」


 くぅ…親友冥利に尽きるねぇ!超かわいい!


「海ちゃんのお母さんは元気?」

「超元気だよ。今日は帰って来ないと思う」

「凪(なぎ)くんは?」


 凪と言うのは私の弟だ。現在中学三年生。去年の私と同じく受験生だ。


「凪も元気だよ。今日は…起きたらいなかったけど」


 まぁ、どっかで受験勉強してんだろうと思う。


「そっかぁ…お父さんとは連絡取れてるの?」

「相変わらず。入学前に一回連絡来たけど、今はまた音信不通だねー」

「そうなんだね。灯、なんだかんだで一回も会ってないから、会ってみたいなぁ…」


 私の家庭は別に複雑な事情があるわけじゃない。ママはただ忙しいだけだし、弟とは普通に仲がいい。パパは…ちょっとどっか行ってるだけだ。まぁだけだって言うレベルじゃないんだけど、ママには連絡が定期的に来てるらしいし、無事ではあるんだろう。


「それは正式に私の嫁に来てくれるってこと!?」

「あはは…違うよー…」

「もー…いけずー」


 そんなに否定されるとますます燃えちゃう!あ、これじゃ会長みたいだ。自重しよう…


 そんなどうでもいい話をしていたら、私の家に着いた。


「とーちゃーく!いらっしゃい!灯ちゃん!」

「お邪魔します」


 そういいながら家のドアノブに手を掛けた時、家に鍵をかけたのを思い出した。しかし、記憶に反してドアが開いた。


「あれ?誰か帰って来てる…ただいまー!」

「おかえり。海。あら!灯ちゃんも一緒なの!?」

「ただいま。ママ」

「お邪魔します。渚(なぎさ)さん」


 家に入るとママがいた。


「ママ、今日は帰らないんじゃないの?」

「ちょっと荷物とりにね。またすぐ行くわよ。そ、れ、よ、り、もー…灯ちゃーん!久しぶりね!」


 ママは灯ちゃんを見てテンションを上げた。ママも灯ちゃんが大好きだ。


「はい。お久しぶりです。お元気そうで何よりです」

「元気よー?灯ちゃん見てさらに元気出ちゃった!」

「あはは!それは良かったです」

「今日はどうしたの?家の子になる?」


 流石ママ。脈絡が怪しい。


「今日は海ちゃんの課題の手伝いをしに来ました」

「そうなの!海のこと、ビシバシしばいてもいいわよ」


 しごくね!?しばくだと意味変わるからね!?あ、でもちょっと気になるかも。


「まぁ海ちゃんはやれば出来るから、大丈夫だと思います」

「はぁ…!灯ちゃん優しい!まぁゆっくりしていって頂戴。海。私はもう行くから、灯ちゃんを襲っちゃダメよ?」


 ママは実の娘をなんだと思ってるんだろ…


「善処するよ」

「海ちゃん!?」


 まぁ私も大概だけど。


「じゃあね。あ、凪も今日は帰らないらしいよ。晩御飯は作ってないから、好きにしていいよ」

「はーい!いってらー」

「渚さん、いってらっしゃい」

「行ってくるね!灯ちゃん!」

「私は!?」

「冗談よ。いってきます」


 そうして、ママは家から出ていった。その後、私と灯ちゃんでカレーを作って食べてから、課題に手を付けてから、最後はお喋りして夜を過ごしたのだった。

海&秋:第55話を読んで頂き、ありがとうございます。


海:生徒会って強制なんですか?

秋:いえ。主席と次席に最初に声が掛かるというだけで、強制ではありません。

海:へぇ…よく続きましたね。

秋:…任せては置けなかったので。

海:あー…部長さんは?

秋:彼はあれで真面目ですが、部活動がありますからね。

海:じゃあ、最初は大変でしたか?

秋:いえ。先輩方が優秀でしたので、仕事は問題なかったですね。

海:それは良かったですね!

秋:ただ同級生というせいか、会長の手綱を任されてしまったのが一番大変でしたね。

海:…苦労してたんですね…

秋:性格以外は優秀なんですがね

海:それが一番の問題ですね…ではこの辺で。

秋:そうですね。


海&秋:次回もお付き合い頂ければ幸いです。

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