第45話 最終種目は因縁に
こんにちは!江東海ですっ!
こんにちは。青井良春です。
海:今回は青井君に私の相方を努めてもらいます!
良:ははっ!緊張するね。よろしく。
海:まぁ気楽に気楽に。ジュース飲む?
良:あるんだ…
海:あるよー。ところで青井君、ボーリングの投げるって転がすことなんだって。知ってた?
良:そのネタ引っ張るんだね。もちろん知ってたよ。むしろよく投げれたね。
海:だって、投げなきゃルール違反だと思ったから…
良:なるほど。今度から知らない競技はルール確認しようね。
海:はーい!
良:さて、じゃあそろそろ…
海&良:本編をどうぞ!
前回のあらすじ
初めてのボーリング。盛大にやらかす。
私がやらかして以降、多きな問題はなかった。私は最初、ボールを転がすことに慣れなかったけど、二、三回で慣れて、それ以降は大体ストライクかスペアを取れた。
ボーリングってなんかハデさがないなぁ…
ストライクやスペアが取れればそれは嬉しい。けど、どっか自分との戦いみたいなスポーツだから、私としては物足りなく感じた。
んー…まぁ灯ちゃんとかと行けばまた違うのかな?
なんて思いながら戦っていた。まぁ結果を言えば圧勝だった。問題なく一回戦突破。ボーリング場から戻り、再び体育館に集まり、副会長さんが壇上に立つ。
「上位三十二名の皆さん。お集まりですね。まずは一回戦突然おめでとうございます。これより、種目が書いてあるくじを引いて頂き、同じ種目を引いた方と勝負していって貰います。では、順番にお引き下さい」
副会長さんが言い終わると、残った人達が一列に並び始めた。私も列に加わり、順番を待つ。
「やぁ海君。やっぱり残ったんだね」
「会長。普通に出てきましょうよ…」
いきなり現れた会長に私は呆れた。
「それは無理な相談だね」
「少しは考える素振りでも見せて下さいよ…」
「ふははっ!」
笑って誤魔化した…
「そんなことより、ボクは君とまた戦うことを楽しみにしているよ」
「それは私もですよ」
「うん。いいね。やっぱりそうでなくては!では、ボクは行くよ」
「くじを引かないんですか?」
「ボクは一番最初に引いてある」
「あ、そうですか」
なら並ばなければいいじゃん。
そう思ったが口に出さず、会長を見送った。会長の後ろにいた人が凄く不思議そうな顔をしていた。
さて、会長と約束もしたし余計に負けられないな。
よくわからないやり取りはあったものの、私がくじを引く番になり、くじを引いた。
えっと…バドミントンか。普通だな。
「皆さん、引き終わりましたでしょうか。では、それぞれ移動を開始してください」
各々移動を始めた。私はバドミントンだから体育館のコートが張ってある所に移動した。すると対戦相手と思わしき人が驚いたような顔をした。
「マジか…噂の化け物が相手とは…」
訂正。絶望してた。
というか、化け物は傷付くって。
そんなわけで傷付いた私は相手を叩きのめし、勝ち上がっていった。
その後も、テニス、スカッシュ、卓球、サッカーのPKと立て続けに勝ち、決勝まで登って行った。幸いなのか、会長とは当たらなかった。
因みにスカッシュは知らなかったからルールを教えてもらってからやった。
最後勝負を終えて、体育館に戻る。
「決勝出場者の二人目が戻りましたね。さっそくですがステージへとお上がり下さい」
私が戻った途端、副会長が宣言した。ステージを見ると、既に一人立っていた。
まぁ予想通りというか…
私はいるだろうと思った人を見つつ、ステージに上がる。
「やぁ海君。やっぱり君が残ったか」
「私もいると思いましたよ。会長」
私と会長は互いに笑い合い挨拶を交わした。
「揃いましたね。では、最終種目は私の方でくじを引かせて頂きます」
そう宣言した副会長さんがくじの入っている箱に手を入れ引いた。
「発表します。球技大会個人ランダム種目、最終競技は…バスケットボール、1on1です」
バスケ…
競技発表後、私と会長は再び向き合い笑みを浮かべた。
「バスケ…か。ふふっ…いいね!ボクと海君が決着を付けるのにふさわしいじゃないか!」
「同じ事を思ってました。これで借りを返せます」
「それはこちらのセリフと言うものだよ」
「あはっ…」
「ふふっ…」
「「ははははははっ!!」」
私と会長、二人の笑い声が体育館に木霊した。
ここまで引き分け続き、精神的には一回負けた。その借りがようやく返せる。しかも因縁のバスケで。
球技大会最終日、最終種目で私は決意を胸に望むのだった。
海&良:45話を読んで頂き、ありがとうございます!
海:今回、私の活躍がはしょられたね。
良:うん…もうなにやらかすか大体想像付くしね。
海:いやいや!やらかすとか言わないでよ!
良:スカッシュ以外は大概だったよ?
海:えぇ…あ、スカッシュで思い出したけど、今度はちゃんルール聞いたよ。
良:ちゃんと失敗を活かしたね。賢也とは大違いだ。
海:前から思ってたけど、青井君も立花君も賢也君に当たり強いよね。
良:賢也は…言ってもダメなんだ…
海:あぁー…ドンマイ!
良:ありがとう。
海:どういたしまして。さて、じゃあ今回はこの辺で。
良:そうだね。
海&良:次回もお付き合い頂ければ幸いです!




