第43話 個人種目は不安と共に
おっすー!
高峰 湊だ!
青井からクラスにやべぇ奴いるって聞いてたけど、実際あったらホント驚いたわ。
まぁ喋ると面白ぇし、えっちゃんとは仲良くしたいな。
じゃっ、本編をどうぞ!
前回のあらすじ
打ち上げに行こう!バカは治らない!
さぁさぁ、球技大会も最終日だ!今日は個人種目。どうなることやら。
一回戦は体育館で発表って話だけど…対戦相手はどう決めるんだろう?結構人もいるみたいだし、今から決めても時間かかるよなぁ…
そんなことを思いながら、集合時間の少し前に体育館に着いた。ギャラリーには灯ちゃん、陽子、澪がもうすでにいた。三人に手を降ってたら、後ろから声を掛けれた。
「よぉ、えっちゃん!調子どぉ?」
「あ、部長さん。ども。調子は絶好調ですよ!」
「そりゃ良かった。個人種目も期待してんぜ!」
「ありがとうございます。部長さんも出るんですか?」
「いんや。俺はでねぇんだ。今日は生徒会の仕事として来てる」
「そうなんですか。部長さんと戦うの楽しみにしてたんですが」
「そりゃ悪かったな。でも、柳は出るぞ」
「それは燃えますね」
「はははっ!やっぱえっちゃんは面白ぇや」
え?なんで私笑われたの?
「じゃっ、もうそろ始まっから楽しんでくれや!」
「あっ、はい」
そうして部長さんはステージの方に行った。ステージでは副会長さんが壇上にいて、後ろの方には昨日戦った生徒会の人達 (会長を除く)が並んでいた。周りを見ると結構な人が集まって来ていた。
「あー、あー、テス、テス。皆さん、おはようございます。生徒会副会長の信濃です。球技大会、個人種目の説明をします。お静かにしてください」
どうやら始まるようで、副会長さんの挨拶とともに体育館が静かになった。
「ご協力ありがとうございます。個人種目ですが、例年通り、多くの生徒が参加していますので、第一種目も例年通り、ボーリングを行います」
は…?ボー…リング…?
「ボーリングを行い、上位三十二名が第二種目へと移って頂きます」
バスケ、野球、サッカー、バレーと、ここまで王道だったのに、ここにきて変化球を入れてくるか。やっぱり変わってるな。この学校。
「では皆さん、速やかに我が校を出て左にあるボーリング場に移動してください。その後、自分のサイズの靴をレンタルし、ホールで待機していて下さい」
副会長さんが言い終わると同時に、生徒が一斉に動き出す。
みんな疑問はないのだろうか?
とは思いつつ、私も遅れるわけにはいかないから、皆に付いて行くことにした。
だけど、ボーリングかぁ…困ったな…
凄く悩ましい問題。別に競技自体に問題も不満もない。これは私の問題だ。
どうしよう…私、ボーリングやったことないんだけど…
シンプルで最大の問題。私はボーリングの経験が全くない。そんな不安を抱え、私はボーリング場に行くのだった。
43話を読んでくれてありがとな!
今年も個人種目の参加者多いわー。
まぁえっちゃんなら残るだろ。
身体能力が化け物じみてるし。
でもなんでちょっと不安そうな顔したんだろ。
じゃあこれからもよろしくな!




