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日々は楽しく色鮮やかに  作者: 明日葉 晴
球技って、人の安全に気を使うよね
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22/61

第22話 守備の配置は細やかに

明日葉 晴です!

こんにちは!

最近、昔の映画を観ました。白黒のやつです。

不思議なもので、作品にのめり込むうちに、白黒が気にならなく、それどころか、色が見えるような錯覚をしてしまいました。

それほど面白かったのです。

いつか、そんな物語を書いてみたいものですね。

余談が過ぎました。では本編をどうぞ。

 前回のあらすじ

 打ち上げ!勧誘は断る!




 球技大会二日目。種目は野球。私は一足早くグランドへと来て準備運動をしていた。


 天気は快晴。絶好の野球日和だね!


 人がちらほらといるなか、私のチームメイトはまだいない。


「やぁ!江東さん、おはよう!今日はよろしく!」


 朝から爽やかさ全開の好青年、青井君が現れた。


「おはよう!青井君、今日はよろしくね!」

「江東さんが同じチームで心強いよ。頼りにしてるよ!」

「私も、青井君がいてくれて安心したよ。そういえば、青井君はサッカー出なくて良かったの?」

「サッカー部は例年、球技大会のサッカーは全員観戦することになってるんだ。僕らの顧問が、出来るやつスカウトしてこい。ってね。それに、素人の試合でも参考になるものはあるだろう?とも言っててさ。で、サッカー部は一年生でも関係なく、野球に出場。これは先輩との交流も兼ねるんだって」

「へぇ。サッカー部って色々熱心なんだね。総出でスカウトとか研究とか」

「僕らも結構やる気だけど、一番やる気なのは監督だね。スカウトの為に全試合審判するんだ!って言ってたし。面白い人だよ」

「確かに。そこまでやる気のある人はなかなかいないだろうね」

「運動能力高い人は、誰でもとりあえず勧誘してるみたいだよ。さっき挨拶に行ったけど、江東さんのこと聞かれたよ。男だったらなぁ。って最後にぼやいてた」

「ははは。女子だからサッカー部には入れないね」

「男にしてこいとも言ってたよ」

「その発想はどこからくるの!?」

「どこからだろうね。まぁでも断っといたから」

「ありがとう。かな?」

「どういたしまして。だね」


 雑題してたらチームメイトが集まってきた。


「おつー」

「今日はよろしく」

「江東さん!昨日は見たぜ!」

「頼りにしてるよ」

「おっけー!任せて!」


 どうやら昨日の試合を観てた人もいるみたいだ。私を頼りにする言葉がいくつかあった。


「みんなも、私以上に頑張ってよ?」

「「「それは無理」」」

「ははは。江東さんみたいな動きは僕らには出来ないよ」


 全員から否定されてしまった。

 いや、ちょっとくらい私より活躍しよう、とか思ってくれてもよくない?


「とりあえず、打順と守備位置決めようか」

「私ピッチャーやりたい!」

「うん、それが一番いいんだけど…僕らは活躍しないと今後の練習がきつくなるんだ。だから、キャッチャー頼めるかな?」

「そうなんだ…わかった。私はキャッチャーね。その代わり、ピッチャーは青井君お願い!やっぱりバッテリーって、少しでも相手のこと知ってた方がいいでしょ?」

「わかった。じゃあピッチャーは僕で、他は…」


 とすんなりと打順と守備が決まっていった。青井君はもうすでに、他の人達からの信頼が厚いみたいで、あっさりと指示に従っていった。


 リーダーの似合う男、青井君だね!


 もうすぐ他の人達の一回戦が始まるってところで、灯ちゃんがグランドの隅に見えた。横には、澪と陽子がいる。


 手を振ってこっちに来てくれた。かわいい。


「海ちゃん!おはよう!今日も頑張ってね!」

「灯ちゃん!おはよう!頑張るよ!応援に来てくれてありがとう!」

「海、おはよう。応援しに来たよ」

「おはよー!来ちゃった!頑張ってね」

「澪も陽子もおはよう!ありがとうね!」

「じゃあ灯達は端っこで観てるね!」

「わかった!」

「みんなも頑張って下さい」


 そう言って、灯ちゃんは笑顔で小さくお辞儀した。


「かわいい…」

「天使だ…」

「守りたい。あの笑顔」

「ホームラン打ったら付き合って下さい!」

「それは私が赦さない」

「江東さん、顔怖くなってるよ」


 おっと、いけない。つい本気にしてしまった。青井君が引いてしまっているようだ。

 とはいえ、みんな灯ちゃんのかわいさに、やる気がMAXになったようだ。効果抜群だね。


「えっと、付き合うのはごめんなさい。でも頑張って」


 そう言い残し、三人は去って行った。

 ちなみに、告白してた人は周りからぼこぼこにされてた。

 さぁ!試合が始まるよ!

第22話目を読んで頂き、ありがとうございます!

球技大会編、第二章!と勝手にいいますが、正直、色々迷ってます。

今回に関しても、青井君を味方にするかはだいぶ迷いました。

そしてまだ、短くするか、長くするかも迷ってます。

不確定だらけですが、今後ともよろしくお願いします。

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