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日々は楽しく色鮮やかに  作者: 明日葉 晴
球技って、人の安全に気を使うよね
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19/61

第19話 決勝戦は盛大に

晴です!

こんにちは!

キャラ設定って難しいですね。

昔、キャラのパラメータを上げすぎて、バランスがおかしくなったゲームを思い出しました。

馬鹿に出来ませんね。反省します。

 前回のあらすじ

 昔話をする。会長がやっぱりおかしい。




 決定戦。生徒会面々であろう人達と、会長、副会長さんが整列している。

 こちらは、連戦で疲れきった様子の男子二人に、まだ一応大丈夫そうな澪と陽子。それに体力は十分な私。


「やぁ!さっきぶりだね。さっきも言った通り、ボクらは生徒会として出場している。ちなみに、ボクと秋広君以外の三人の体力はないよ」

「会長。なぜこちらの弱点を晒すのですか。敵に塩を送ってどうするんですか」

「なに。ボクなりのさっき驚かせたお詫びさ」

「お詫びするほど反省してるなら、もうやらないで下さい」

「それは無理な相談だね」

「時間ないから、もう始めていい?」


 先生が言いだす。

 その通りだ。この人達、主に会長の流れに乗るとろくなことがない気がする。


「始めて下さい」

「じゃあボール投げるよ」


 私達は今まで戦ってきた通りの配置についた。

 先生がボールを投げる。生徒会チームのジャンプは副会長だ。

 そして、上昇中に副会長さんが空中で片手で取った。そして、そのまま投げた。投げた!?

 副会長さんによって空中で放たれたボールは、見事にゴールに入る。曲芸かよ。私も今度やってみたい。


「何あれ!凄くない!?」

「「海が言うな」」

「私も片手でキャッチはやったことないよ」

「「そこじゃない」」


 総つっこみだ。

 そんなやりとりをしていたら、副会長さんがやってきた。


「江東さんの試合を拝見して、使わして頂きました」

「私が言うのもアレなんですけど、一発で出来たんですか?」

「海…流石にそこはわかってるんだね」


 陽子がなんか言ってるけどそれはスルーで。


「いえ、前の試合で数回ほど練習させて頂きました」

「あぁ、秋広君がやってた、アレはそのためだったんだね。海君、誇っていいよ。秋広君が、見た後に練習しなきゃ出来ないことは、そうそうない」

「それは流石に言い過ぎですよ。会長」

「副会長さんのスペックはともかく、アレをやってたっていうのはなんですか?」

「秋広君は、ボールを強くバウンドさせて、上空に高く飛ばしてから自分で取って、空中で投げてたんだよ」

「それはまた、斬新な練習ですね」

「試合中によくやりますね」

「海、陽子、そこじゃない。かなり不味い状況だよ」


 澪がなんか焦ってる様だ。どうしたんだろ。


「澪、どうしたの?」

「今の話が本当なら、私か陽子のどちらかが投げて、海が壁蹴ったり、伊集院を踏み台にしたりしてやってたことを、副会長は一人で出来るってことなんだよ」


 確かに。と、言うことは。


「既に私の技が越えられてる…!」

「「「そこじゃない(ね)」」」


 デジャビュだ。会長も加わって言われてしまった。

 まぁ冗談はさておこう。


「わかってるよ。副会長さんなら山なりのロングパスをキャッチからのシュートがどこでもできるってことだよね」

「そういうこと。副会長は海に任せた。私と陽子で会長を抑える」

「「わかった」」

「作戦会議はいいかな?じゃあ先生、試合を再開して大丈夫ですよ」


 開幕直後にゴールして、そのまま長々話していたから、先生が気を利かせて時間を止めてくれてたみたいだ。悪いことをしたな。


「先生すいません。ありがとうございます」

「気にしないで。流石にあんなのみたら作戦会議もしたいだろうし」


 先生超優しいな。名前知らんけど。


「さぁ!試合を再開しようじゃないか!」

「負けませんよ!」

「海!」


 澪からボールを受け取る。立ちはだかるのは副会長さんだ。全く隙がない。ここはパスだ!


「陽子!」

「任せて!」


 陽子にパスを出したその後、突然現れた会長にパスを取られてしまった。


「なっ!一体どこから!?」

「近くには誰もいなかったのに!」

「ははは!企業秘密さ!それに余所見してていいのかい?」


 そう言った会長の手には、既にボールがなかった。


「ボールは!?」


 まさか副会長さん!?

 いや、副会長さんは私がマークしてた位置から変わってない。ならどこへ!?


 パシュ

 ダンッ、ダン、ダン、ダン…


 この音は…

 自陣のゴールの方をみたら、ボールが転がっていた。

 一体いつのまに。


「一体いつ投げたんですか!?」

「いつって、君達からボールを盗った後すぐにだよ?」

「そんな動きしてなかったのに!」

「ふふふ。驚いて貰えたかな?まぁ、手品みたいなものさ。秋広君がやったサプライズに感化されてしまってね。ボクも少し驚かせたくなったんだよ。いかがだったかな」


 この人達はヤバイ。なにがヤバイって、何をやってるかわからないのが一番ヤバイ。手の内が全くわからないのに、試合開始数分で、二度もゴールを決められてる。

 ディフェンスを抜けられず、パスも通らない。ハッキリ言って詰んでる。

 けど、灯ちゃんが見てる。


「海ちゃん!頑張れ!」


 灯ちゃんが応援してくれる限り、私は諦めない。


「ふむ。珍しいね。大概の人は、ボクと秋広君のプレイを見たら諦めるんだけどね。あ、変な意味ではないよ?」

「会長、一言余計です。無駄に誤解を生むのでやめて頂けませんか」

「残念ですけど、私は負けられないので」

「ボクとしては嬉しい限りだよ。やる気のない相手と戦うことほどつまらないものはないからね。秋広君も、抵抗の強い相手をいたぶる方がいいのだろう?」

「事実無根です。会長は俺を貶めないといけない病気か何かなのですか?」

「茶番はそれくらいにして再開しましょう。私が勝つので」


 そう言って、みんなのとこに戻る。


「みんないい?男子二人は相手の三人を警戒してて。澪はゴール下。陽子は男子のバックアップしつつ、ゴールとの中間あたりで待機。お願いできる?」

「わ、わかった。やってみる」

「三人の警戒は任せろ!」

「了解」

「いいけど、海は?」

「私は…あの二人を倒すよ」

「できるの?」

「やる。負けない。澪、開始に一発やるから高いのお願い。伊集院君、また背中借りるよ」

「OK」

「えぇ…優しくお願いするよ」


 了承を得た。

 さぁ!反撃開始だ!まだ試合は始まったばかり、勝負はわからないよ!


第19話目を読んで頂き、感謝です!

さて、前書きの通り、登場人物の能力値が壊れ始めました。早いですね。

海ちゃんに対抗するための措置なのですが、元々、会長、副会長ペアは能力値を高めにする予定でした。が、高くし過ぎました。反省点ですね。

ですが、後一人、運動能力を海ちゃんレベルにする人が内定してます。これは初期から決めてたので譲れないのです。

こんなんですが、これからもお付きあい頂ければ幸いです。


2018/11/23

サブタイトルを変更しました。

大胆に→盛大に

大胆に、は使ってましたね。失敗です。

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