第18話 昔話はそこそこに
どうも!
明日葉 晴です!
たまに私用の外出をすると高確率で何かしら起きます。
この間はアンケートと称した、ねずみ講の勧誘でした。
だからなるべく外には出たくないです。
前回のあらすじ
賢也君のチームと対決!接戦の末、勝利!
四回戦が終わると一度、お昼休みとなった。次は準決勝で、三位決定戦の後に決勝ってなる。
「はー…疲れた。流石にあれだけ動いたら疲れたよ」
「あんな動きして疲れたで済むとか、なんなの?」
「ホントにねー。とりあえず今までスルーしてたけど流石にもうつっこんでもいいよね」
私達、女子三人は教室へと向かっていた。男子二人はどこかへ行ってしまった。
「あんな動きって言っても、走る、跳ぶ、投げる、だけじゃん?どこがおかしいの?」
「「限度ってものがあると思う」」
総つっこみをもらった。解せぬ。
そんなこんなで教室につく。
「灯ちゃんお待たせー!それと、チームメイトの澪と陽子だよ!」
「海ちゃん、お疲れ様。えっと…中井さんと栗原さんも、お疲れ様」
「ありがとー。河辺さんも応援ありがとね。あとアタシは陽子でいいよ」
「ありがとう。私も、澪でいいよ。作戦の協力、助かったよ」
「力になって良かったよ。灯のことも、灯って呼んで大丈夫だよ」
「わかった!仲良くしようね!灯!」
「よろしく、灯」
「よろしくね、陽子、澪!」
「さぁ!仲良くなったところで、お昼にしよー!」
という訳で、私達はお昼を食べることにした。私と灯ちゃんと陽子はお弁当、澪はコンビニだ。
「海から聞いたけど、灯と海は幼馴染なんだよね?いつから一緒なの?」
「海ちゃんと一緒に遊ぶようになったのって、四歳だったよね?」
「四歳で間違いないよ。初めて会ったのが私の誕生日だったし」
灯ちゃんに出会った時のことは絶対に忘れない。
「へぇ、そんな昔から。昔の灯は少し聞いたけど、昔の海ってどんなだったの?」
「ふふっ。昔の海ちゃんはね、おとなしかったよ」
「え~!信じられない!」
「うそっ。想像出来ない」
「本当だよ。今はカッコいいけど、昔はかわいかったんだ」
「おとなしい海か~。ぷっ。想像したら笑っちゃった」
「ちょっと!ひどくない!?」
「だってさー。ぷぷっ」
私がおとなしいのはダメなのか?よく見ると、澪も堪える様に笑ってる。
「海ちゃんは今の方がいいよ!」
「灯ちゃんが言うならいいよ」
「「即答…」」
灯ちゃんは絶対なのです。
「澪と陽子はいつからなの?」
「アタシ達は中学からだよ。最初は仲悪かったけどね~」
「そうなの?」
「そうよ。私も陽子もバスケ部で出会ったんだけど、陽子はずっとこの態度だから、私、怒ってさ」
「あのときの澪怖かったねー。一年生みんな引いてたよ」
「そんなこと言って、あんたは一歩も引かなかったじゃない」
「へぇ。じゃあどうして仲良くなったの?」
「練習後に1on1で決着付けてね~。お互い認め合った感じ?」
「私は、ふざけてるのは態度だけだってわかったからかな」
「おー。青春だねー」
「そんなんじゃないよ」
「澪~。照れんなって!」
「どうして陽子がそっち側なのよ…」
そうしてお昼を過ごした後、準決勝となった。ハッキリいって、私にとっては相手にならなかった。
言ってしまえばら賢也君達の方がよっぽど強かった。難なく勝った私達は遂に決勝へと進む。
ちなみに三位は、私達の相手じゃなかった方だった。
「ついに決勝だね!」
「対戦相手は…っとチーム生徒会?なにそれ」
クラスじゃなくて生徒会?
「それはだね!ボク達生徒会は例年、この球技大会には、クラスとしての出場ではなく、生徒会として出場してるのさ!」
変態、じゃなくて生徒会長が現れた。
「うわっ!ビックリした!会長、いきなり出て来ないで下さい。驚くじゃないですか」
「ふふふ。驚かす為にやったんだ。当然だろう?なぁ秋広君」
「俺を同罪にしないで下さい。驚かして申し訳ございません」
「つれないじゃないか。純粋な少女達を驚かすのに、君もノリノリだっただろう?」
「記憶をすり替えないで下さい。俺が同意したのは、対戦相手への挨拶です」
「なぁに。ボクなりの挨拶さ」
「都合良く解釈し過ぎです。申し訳ございません。コレには後程、説教しますので」
「なるほど。そう言って、後でボクを辱しめるつもりなんだね?ふふふ。なかなか鬼畜じゃないか」
「誤解を生む言い方をしないで下さい。では皆様、対戦を楽しみにしております」
そう言って、二人は去って行った。何がしたかったんだろ。
「なんだったの?」
「さぁ?」
「海、あの人が生徒会長ってよく知ってたね。入学式に出なかったのに」
「前にちょっとね」
「黙ってればかっこ良さそうな人なのに、残念な人だね」
「確かに。中性的で綺麗な顔してたね」
「あの人、女の人だよ」
「「え?」」
いまいち締まらない感じだけど、決定戦が始まる。
第18話を読んで頂き、ありがとうございます!
久しぶりに会長が登場しました。
変態キャラは書いていてとても楽しいのですが、使いどころが難しいですね。
これからもお付きあい頂きたいと思います。




