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日々は楽しく色鮮やかに  作者: 明日葉 晴
学校に慣れよう!
12/61

第12話 景品取りは慎重に

ども!

明日葉 晴です!

おそらく皆さんお気付きでしょうが、各話のサブタイトルは最後に、に、で終わらせるようにしてます。

被らないようにしてはいるんですが、早くも悩むようになってしまいました。

語彙の無さがバレますね。

 前回のあらすじ

 灯ちゃんがゲーム強い。立花君が加入。




 というわけで、流れで立花君も参加して再びゲーセンを楽しむことにした私達。


「ところで、立花くんがやってたこれってなに?」

「これはUFOキャッチャーっていうんだよ。河辺さん」

「どんなゲームなの?」

「上についてるアームを動かして、景品を取るゲームなんだ。優、一回やって見せてくれないか?」

「いいよ」


 立花君がお金を入れて、操作する。やたら景品を取ってるのから分かるように、迷いがないな。手慣れてるな。一回でぬいぐるみを取った。凄い。


「あげる」


 そう言って、灯ちゃんにぬいぐるみを渡した。


「あ、ありがとう。結構取れるものなんだね!」

「いやぁ、河辺ちゃん。コイツが異常なだけでホントはもっと難しいものなんだよ」

「そうなの?一回やってみたい!立花くん、コツとかってあるの?」

「勘」


 立花君が一言で終えると、アドバイスを諦めた灯ちゃんがゲームに向かった。


「灯ちゃん、頑張って!」

「うん!えっと、このボタンで動かすんだよね」


 そう言って、ボタンを()()()()押した。


 ん?


 その後、何事もなかったかのように灯ちゃんが()()()()()()()()()を押した。


この子、もしかして。


「あれ?動かなくなったよ?」


 凄いわ。灯ちゃん。格ゲーで異様な強さを見せたからゲーム全般に順応するかと思ったけど、やっぱりどっかで魅せてくれるわ。慌ててる姿がとてもかわいい。

 青井君は苦笑してるし、賢也君は大笑いしてる。表情が読めないと思っていた立花君でさえ驚いてる。ように見える。


 流石に可哀想になってきたので教えてあげることにしよう。


「灯ちゃん、ボタンは押してる間しか動かないし、押せるのは一回だけなんだよ」

「そうなの!?なんだぁ…」

「立花君がやったの見てわかったかと思ってたけど、詳しく説明しなくてごめんね」

「ううん。灯が確認しなかったからだよ。よし!そうとわかったら気を取り直すよ!」


 意気込んだ灯ちゃんが再びゲームへと向かった。一応現状でも狙える景品はある。頑張って欲しい。


「奥から二番目のなら多分取れる」


 見かねた立花君がアドバイスを贈った。景品を初対面の灯ちゃんにあげてたし、結構優しいのか?


「ありがとう!よし、やるよぉ!」


 達人のアドバイスを受けていざ景品へ。

 結果は………失敗。景品まで届いたまではよかった。けど、UFOキャッチャーによくある、アームが弱いという罠にやられてしまった。さらに取りにくい体勢になってしまった。


「うぅ、残念…海ちゃんにあげようと思ったのに」


 そんなこと思ってたのか!灯ちゃんの初ゲット品欲しかった!


「ありがとう、灯ちゃん。その気持ちで十分だよ」


 すると立花君がゲームに向かった。そして、お金を入れ、さっき灯ちゃんが狙った物にアームを向かわせる。

 難しいことでもないかのように取った。あっさりと。魔法か!


「あげる」


 私に差し出してきた。


「あ、ありがとう。あんなのよく取れるね」

「慣れ?」


 何故疑問系。賢也君が異常と言ったのがわかる。景品取り尽くして、店潰れるんじゃないか?


「さすがユウだな!この間、別の店で出禁食らいそうになっただけはある!」


 出禁になりかけたんだ…


「その時はどうしたわけ?」

「景品半分返して、返した分、返金してもらった。それ以来、自重はしてる」


 店員さんも必死だったろうな。てか、これで自重してるんだ。


「さて、じゃあそろそろ別のゲームしようか」

「そうだね!よし!次はなにしよっか!」

「遊び尽くすぞ!」

「うん!ゲームセンターって楽しいんだね!」

「わかった」


 そう言って私達は色んなゲームを楽しんだ。レース、シューティング、音ゲー等々…ほとんどやり尽くした。灯ちゃんが大はしゃぎで嬉しい。眼福だ。


「最後にみんなでプリクラ撮ろうよ!」

「プリクラ!?どんなゲーム!?」

「プリクラはゲームじゃないんだけどね。簡単に言うと記念写真かな」

「そうなんだ!いいね!みんなで撮りたい!」


 もう全部にハイテンションの灯ちゃん。最高だね。


「そうだね。記念にみんなで撮ろうか」

「っしゃあ!女子とプリクラ!しかも河辺ちゃんと!」

「えぇ…まぁいいか」


 約一名、若干乗り気じゃないけど、一応満場一致。てか賢也君、私もいるけど?流石に傷付くし、怒るよ?


「賢也、江東さんもいるんだよ。それは失礼過ぎる」

「はぁ…このバカは置いていくか」


 いつも通り、というのも悲しいけど、青井君がフォローしてくれた。立花君もフォローしてくれたのかな。だとしたら嬉しい。二人ともありがとう。


「待って!?江東ちゃん、ごめん!江東ちゃんはどっちかってと、カッコいい部類だからさ!なんか男友達的な?そんなアレで、忘れてたわけじゃないから!ごめん!」


 褒めてんのか、喧嘩売ってんのかわかんないな。


「確かに海ちゃんは格好いいよね!美人だし!」


 素直な灯ちゃんは、良いところだけ拾ってくれた。灯ちゃんと、灯ちゃんが言った言葉を引き出したことに 免じて、許してやろう。


「わかった、灯ちゃんに免じて許してあげるよ。じゃあ撮ろっか!」


 そう言って、私達はプリクラを撮って、ゲーセンから出て帰ることにした。

 夜は、ゲーセンの熱が冷めなかったのか、灯ちゃんがハイテンションで電話してきて、寝るまで話してその日を終えた。

 余談だけど、プリクラで『ウィンクして!』と言われて、とっさに両目を閉じた灯ちゃんがとても可愛かった。

第12話目を読んで頂き、誠にありがとうございます!

言っていなかったのですが、初期から主要キャラにするつもりだった人は出揃いました。

一応、学園物なのでそりゃこれからも増えるんですが、この話を作っていこうと思った時に考えてたキャラは全員出ました。

今後ともよろしくお願いします。

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