〜第二話 冒険家の夜〜
ということで貴族街へやってきた。
石造りで作られてていかにも木造の家が立ち並ぶマルカ村に比べて
西洋感強めだ。とはいえここは首都から遠い奥地なので
貴族といってもその中でも地位が低い下級貴族が住んでいる。
ってことでアイスピックを道に刺し剥がす。するとめちゃでかい氷のプレートが出るのだ。
これを何回もやる必要があるためかなりの肉体労働だ。それに加えこれは時間との勝負。
時間が立ち溶けてしまえば片付けるのがだるくなる。それに排水路掃除もある。
早くしないと日が暮れてしまうため全力で
「いきますねぇ」
にしても貴族は出てこないな。ちなみに下級貴族というのは男爵とか騎士とかそこらへんのことだ。これに関してはかなり意外だった。
(7時間後)
(´Д`)ハァ…終わった。ガチでだるかった。これを毎日するとか。そりゃ誰もやらないわけだ。
ってことでギルドで大銅貨2枚をもらうとそそくさと俺はギルドを出た。
そして農民時代の家へと帰った。そしてその後1個200円のりんごと黒パンを1斤買った。
りんごはそんなに甘くないし
黒パンは、、、
「なんだこれ、石かよ」
死ぬほど硬いパンを目の当たりにして、しかたなく試行錯誤した。
それでもこの冬、食料がない季節は仕方ないのだ。本当ならクレームを付けたいが
それで出禁になっても困る。しかたなく俺はため息を付いた
「ハァ、だるい」
「......................ん、なんか音なったか?」
そうしていたのはとある少年だった。腹が空いていたそうなので
さっきのごm....貴重な黒パンを1斤上げた。
すると少年は嬉しそうにし、それをかじった。
「ありがとうございます!ちょうど何もなくて、いつか恩返しします!さようなら!」
といって少年はパンをかじったまま走っていった。
パンを盗まれたような気がしたがもはやあの石は食えたもんじゃないのでどうでもよかった
そして夜、昼間が嘘のように激しく冷え込んだ。無論、外は真っ暗になり闇に包まれた。
流石にわらのベッドでは厳しい。
冬の方も寒かったが、寒暖差があるせいでこっちのほうが寒く思える。
仕方なく、木の板とかを使って毛布代わりにし、寒さをしのいだ。
そしてその夜不穏な空気が漂った。
そしてそれは新しい戦争の始まりだった.............




