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安宿(やすやど)  作者: ウィリアム輝夫
序論(私と言う呪いについて)
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 A国のT大統領が馬鹿なのかどうなのか、なんてことを考えるのは意味がない。それに、馬鹿だとしても、背後に誰かいて操ることになる。馬鹿ではないとしたら十分策略的である。つまり、彼の行動について無意味と考える方が、余程、馬鹿げているということになる。さて、今回のイラン攻撃をそう考えると、ホルムズ海峡封鎖はどうなるのかと言うことであるが、これはさっぱりわからない。馬鹿ではないにせよ、何らかの目論見でこれがなされたことは確かであるが、しかし、そうだとしてもまさか一直線に、石油危機という方向に行かないようにするのが、彼の責務であろうから、そこは、何とかなるんじゃないか、とは思っている。そうやっていつも世界はスレスレのところで回っているものである。我々一般市民がこんなことに思いを馳せる方が無意味である。この世の中のことは、割と自分が手を入れなくても何とかなることの方が多いものである。と言うよりも、下手に動くから、訳のわからない反発があるのであって、何も動かなかったら実に過ごしやすい、と言うこともあるものである。沼に溺れている時に、バタバタ手足を動かしても意味がない。そう言う時こそ、体力を消耗しないで助かる動きをしないといけない。だが、創作ばかりはこうとも限らないのであって、私ができるだけ私心を無くしても、文句を言う奴は沢山出てくるのである。一番は、そんなの無視することだろう。だが、文句しか来ない時もあるので、そう言う時は鬱だったりする。私はもがき苦しんで、変なものを拾うことになるのだ。そう言うものが創作の醍醐味である。常に、沼に落ち込んで死に直面している。言い直せば、死にかけている。その中から何を得るのか。下手したらマイナスなものを得るかもしれない。T大統領の念じているものも下手をしたら世界崩壊かもしれない。火中に栗を拾う。危険なものに手を突っ込む。実は、私の次の文章は、私の見た淫夢をそのまま小説化してしまっている。私はこんなヤバいものを書いたのであるが、しかし、これも火中に栗を拾う行為である。虎穴に入らずん虎児を得ず。と言うやつである。大体、私パートの営為は、そういうことを目指しているので、気をつけてほしい。私は、あなた方、読者の脳に直撃するようなものを書こうとしているからである。太平の眠りを覚ます蒸気船である。


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― 新着の感想 ―
ぼくも同感です。 何もできずにジタバタするしかない時期もあります。 ・・・じっと動かず、時が、出番が来るのを待つしかない。 ぼくはそう思います。 ハンニバル・レクター博士は、こうおっしゃいまし…
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