【超能力先輩とラジオ】
葵「あれ、ちよも楓も居ないのか?」
椛「友田は演劇部の方に行ってる」
万「そもそも、友田さんは、超能力研究会に来ていることがおかしいんだけどね」
葵「まぁ、楓はともかくとして、ちよはどこに行ったんだ?」
愛「1年生たちと一緒に依頼に行ってもらってる」
葵「なんだ、2人はサボりか?」
椛「愛を含めて3人だろ。サラっと特別扱いするな」
葵「愛お姉さまは化粧という立派な仕事をしているわ!!」
万「華美な化粧は禁止だよね!? 止めなくていいのか生徒会長」
葵「お姉さま、今日も素敵なお顔です!!」
愛「ありがとう。あとで富士見にも新色のリップ塗ってあげるね」
葵「はひゅぅ」
椛「今の、返事なのか?」
万「それより、2人に何か用事あったんじゃないの?」
葵「いや、生徒会の仕事がなかったから、おしゃべりに来ただけだ」
椛「それでいいのか……って言いたいところだが、いつも頑張ってるからな」
万「そうだねぇ。俺たちも迷惑かけてる自覚があるし……」
愛「可愛い後輩ではないけど、相手になってもいい?」
葵「2人が居ないなら帰ろうと思ったが、まぁ、暇つぶしにはなるか」
葵「あれ、部室にラジオなんてあったか?」
椛「水山(※顧問)が持ってきてくれたんだ。壊れてたから直して使ってる」
万「少し流してみようか? 案外面白いよ」
葵「……ラジオなんておじいちゃんおばあちゃんが聞くものだろ? 若々しい私のセンスには合わないと思うけど」
愛「めちゃくちゃ偏見だし、すごいフラグめいたものに聞こえるよ」
ラ『……まぁ、そんなことは無いですけどね。では、次のお便り行きましょう。ラジオネーム、食べられないパンさんから、『DJトマトさん、こんにちわ~』はい、こんにちわ~。『私は、ついつい夕食前にお菓子を食べ過ぎてしまいます。よくないとは分かっているのですが、止められません。そこで、DJトマトさんおススメのお菓子を教えてください』って、お菓子を止める気は無いんかい!!」
葵「……やっぱり、そんなに面白くないんじゃないか?」
ラ『えー、おすすめのお菓子を教えてくださいとのことでしたが、僕は、ダイエットコーラをお勧めします。痩せろデブ!!』
葵「フフ……。辛らつだなぁ」
椛「めちゃくちゃいい笑顔じゃないか」
葵「前言撤回する。やっぱり面白い」
ラ『続いてのお便りです。潔癖生徒会長さんから『はじめまして』はじめまして~。『私には好きな人が居ます。その人は美しい顔をしているのですが、それが崩れて泣き顔を晒す瞬間を楽しみにしています。どうすれば泣かせられますか?』ということでね。……知らんわそんなん!! 潔癖生徒会長から変態生徒会長に改名せい!!』
全員「「「「…………」」」」
3人(((え、富士見? ってか、空気重ッ。気まず~)))
葵「私のことだと思ってるんじゃないか?」
3人「「「……」」」首フルフル
葵「実はな、これ、私じゃないんだよ。こんなの全然知らん」
3人「「「え……?」」」




