表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

261/850

【超能力先輩と春休み】

図書館にて……


ち「春休みって短くないですか!!」

万「え、そういうものじゃないかなぁ」

ち「なのに、宿題がいっぱいあって、普通に辛くないですか?」

万「学生なら当たり前だと思うなぁ。そもそも、休みがあるんだから社会人よりはマシでしょ」


楓「いいから数学の課題やりなよ。わざわざ、先輩呼んで教えてもらってるんだからさ」

万「えと、疲れたなら休憩しようか?」

ち「いいですね!! そうしましょう」


楓「小菊先輩も、すぐ甘やかさないでください。まだ30分しかやってないんですよ?」

ち「私はいっぱい休憩した方が効率上がるもーん」

万「そうだね。5分ぐらい休憩したら再開しようか」


ち「え、それは短くないですか……?」


万「普段の勉強を見ていると、小桜さんは細かく休憩をとった方が身に着くみたいだから」

楓「甘やかしとかじゃなった。塾講師かと思うほどの分析だった」

万「どちらかというと、マンツーマンの家庭教師って感じじゃない?」


楓「大学生家庭教師と女子小学生の禁断の恋……?」

ち「勝手に酷いタイトル付けるのやめてくれる!? 高校生同士のラブラブカップルだから」

万「自分でラブラブとかいうのはちょっとキツイ……」

楓「彼氏ドン引きしてるけど? 本当にラブラブなの?」


ち「なんか、方向性の違い的なやつです」

楓「売れないバンドかな?」


ち「てか、そんなことより!! 私は春休みの短さを憂いてる!!」

万「俺は小桜さんの数学の出来を憂いてるよ。本当に進級できたの?」


ち「ほら、鏡柳先輩よりは酷くないですから」

楓「そうやってすぐに下をみるから成長しないんじゃない?」

ち「親友の正論が痛い……。心にズシッと来るね」


万「じゃあ、夏休みを少し短くして春休みに持ってくる?」

ち「いや、夏は暑いのであのままがいいです」

楓「じゃあ、冬? でも、冬休みも十分短いよね」

ち「冬安も短いので伸ばしましょう!!」


万「……土曜日に学校行く? それとも祝日を減らす?」

ち「土日祝日は休みたいです」

楓「わがまますぎるでしょ。春休みは短くて当然。文句言わないの」


ち「いやいや。私は春休みが短いとは言ったけど、絶対に長くしてほしいってわけじゃないから」

万「なんだ。ただ、休みが欲しいってわけじゃないんだね」

ち「そうです!! 私は、春休みの宿題が無くなってほしいんです」


楓「休みに宿題は付き物だよ。ふつうそういうものじゃない?」

ち「百歩譲って宿題があるのはわかった。休み中も勉強しなさいってことだもんね。でも、意味不明な数学は必要なくない!? こっちは先生に教えてもらっても理解できてないのに、自分一人でなんて絶対に無理だよ!!」


楓「だから先輩が手伝ってくれてるんじゃん。馬鹿なこと言ってないで手を動かしなよ」

万「そうだよ。小桜さんの妄言に付き合ってたら、20分も休憩しちゃったよ。ほら、教科書開いて」


ち「わ~ん!! 数学なんて嫌いー!! もうやりたくないよ~!!」

(※図書館なので、他のお客さんの迷惑にならない声量です)


楓「先輩って、甘やかすだけじゃないんですね」

ち「でもなんか、先輩の飴と鞭は癖になりそう」


万「やべぇ!! 幼女の性癖歪めちゃったよ……!!」


そのころ一方


葵「あの、愛くん。ショッピングに誘ってくれるのは嬉しいんだけど、数学の宿題は終わったの?」

愛「なにそれ? 私わかんな~い」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ