【超能力先輩と電子書籍】
ち「あ、先輩が珍しくタブレットなんて触ってる」
楓「どういう風の吹き回しですか?」
愛「珍しいよね。いつもこの時間はテレビ見てるのに」
万「言いたい放題だな!?」
椛「不自然すぎてきもいんだが、どうしたんだソレ?」
万「サイコメーカーがくれたんだよ」
愛「なんで!?」
椛「それで説明できたと思うか? 謎が深まったわ!!」
万「前に会った時に、触れるだけで本が読めるって話をしたら、電子書籍を勧めてくれたんだ」
椛「ほーん。とうとうお前も電子デビューか」
ち「最近、私の周りでも電子書籍使う人多いですよ」
楓「私もマンガ読むアプリとか使ってます」
愛「え~。スマホで読書ってどうなの? イン〇タとかT〇kTokの方が面白いでしょ」
ち「まぁ、確かに暇つぶしにはそっちの方が良いですよね」
楓「私も長い時間の暇がない限りマンガ読まないかも……」
万「はぁーあ。これだから若者の活字離れは……」
椛「オジサンかよ!!」
愛「僕、同い年なんだけど?」
ち「そもそも先輩、文字を読んでるわけじゃないですよね?」
万「痛いところを突かれた……!?」
楓「めちゃくちゃ図星だったんですね……」
万「ぐうの音も出ないとはこのことです」
椛「それより、そのタブレット良いな。どんな本が読めるんだ?」
万「とりあえずサイコメーカーには、レンタル系の漫画アプリと小説読み放題の奴を入れてもらった」
愛「その辺の設定までやってもらったの!?」
万「ほら、いつも機械のことは椛に任せてるからよくわかんないんだ」
ち「最低な言い草ですね」
万「ま、まあ。そんなことより、これ凄いんだよ!!」
椛「そんなことって何だよ、ぶっ飛ばすぞ」
万「これ、周りの光を感知して自動的にライトを調整してくれるんだって!! すごくない?」
楓「最近のスマホにはよくあるような……?」
ち「すごくないわけじゃないですけど、珍しくも無いって感じですね」
愛「サイコメーカーから貰ったにしては大したことないような……」
椛「爆発したりしないのか?」
万「するわけなくない? 電子書籍用のタブレットを何だと思ってるの!?」
愛「べつに電子書籍用じゃないと思うけど……」
楓「それにしか使ってもらえないタブレットが可哀想ですね」
ち「うわ、岸先輩みたいなこと言いだした!?」
楓「え、マジ? うわぁ、嫌だわ~」
椛「おい、流れ弾飛んできてるじゃねぇか!!」
万「あ、そうだ!! このタブレット、拡大縮小もできるよ!!」
ち「それも普通にあります!! 電子書籍系のアプリには珍しくないです!!」
万「いや、そうじゃなくて。こうやると、スマホサイズにもなるし、テレビサイズにもなる」
楓「え!?」
愛「画期的過ぎる……。先進的過ぎて予想できなかったよ!!」
椛「なんでそんなすげぇものを電子書籍にしか使わねぇんだよ」
万「いやだって、スマホもテレビもあるし……」
椛「猫に小判、万に最新機器。宝の持ち腐れ、タブレットの持ち腐れ。サイコメーカーは何考えてんだ?」
万「なんかうまいこと言ってディスられた!?」




