【LINEシリーズ(椛と愛編)】
LINEシリーズにかこつけて、すげぇどうでもいい話を続けるだけです
椛「……で、さっきの公式を変形させれば」
楓『あー。そういうことなんですね!! ありがとうございます』
椛「数学の担当誰だっけ?」
楓『山田先生です』
椛「ああ、山田が出す宿題って少ないけど難しいよな」
楓『だからちよは宿題やってこないですよ』
椛「とんだ問題児じゃねぇか」
椛「小桜も万に宿題見てもらえばいいのにな」
楓『私達みたいに電話すればいいと思うんですけどね~』
愛からメッセージが届きました
愛『今ちょっといい?』
椛「あ、わりぃ愛から連絡来たわ」
楓『分かりました。一回切ります?』
椛「悪いな。宿題終わったんだろ? もう遅いし寝てもいいぞ」
楓『はーい。おやすみなさい』
椛「ああ、おやすみ」
椛『それで、何の用だ?』
愛『椛って色々持ってるよね。アレ持ってない?」
椛『どれだよ』
愛『ピアノ線』
椛『持ってねぇよ!!』
椛『持ってたとしてもあげるわけねぇだろ。嫌な用途しか思いつかねぇわ』
愛『えー万にも同じこと言われたんだよね』
椛『そりゃ、アイツは持ってないだろう』
愛『じゃあ、代わりに首が折れてる人形とかは?』
椛『ねぇって』
愛『あ、首じゃなくてもいいよ。どこかが折れてさえくれれば』
椛『何に使うの!? 怖いよぉ……』
愛『ゴルフバックとかは? 女子高生一人入れられるサイズのやつ』
椛『お前とうとう富士見殺しちゃったの?』
愛『乾燥した木材と燃えやすいゴミとかあったら全然預かるよ~』
椛『燃やして証拠隠滅するつもりだな!?』
椛『もう、自首してくれ』
愛『分かった。でも自首する前に椛にお別れのあいさつしたい』
椛『おう、いいぞ。お前の好きな店のクッキー用意しておくよ』
愛『ううん。クッキーはいらない。果物持っていくからさ、ナイフ用意しておいてよ』
椛『助けて!! 殺される……!?』
愛『いや、違うよ!! 大丈夫、僕はナイフに触らないから』
愛『椛が自分で斬るなら怖くないでしょう?』
椛『まぁ、それなら……』
椛『もしかして、ナイフに俺の指紋を付けるのが目的……!?』
椛『お前、罪を擦り付けるつもりだろ!?』
愛『ええ!? ち、ちちち違うよ……?」
椛『LINEのメッセージでそんな動揺することある!?』
愛『冗談はこのくらいにして……』
椛『ああ、よかった~!! で、何の用なんだ?』
愛『明日の3限目って体育だよね?』
椛『確かそうだったと思うけど……。あ、いや明日雪の予報だから保健になるか?』
愛『体育の中山先生、何か言ってた?』
椛『そういえば今日の昼休み、教室に顔覗かせた気がする』
椛『それ伝えるために来たのか?』
愛『そんな気がするよね』
椛『万に聞いてみたらどうだ?』
愛『いや、今日の昼休みは万、部室にいたから聞いてないと思う』
椛『じゃあ、クラスのグループに聞いてみるとか』
愛『中山の話が、全然関係なかったら恥ずかしいじゃん』
椛『どんな杞憂だよ。ちょっとわかるけど……』
愛『ま、いいや。明日はジャージ持っていくよ』
椛『体育無いのにジャージ持っていくのは恥ずかしくないのか?』
愛『う、確かにそれも恥ずかしい……』
万からメッセージが届きました
万『さっきクラスの人から聞いたけど、明日の体育、サッカーじゃないって』
椛『もしかして、保健?』
万『そう。知ってたの?』
椛『いや、知らなかった。サンキュ』
椛『おい、愛。朗報だ。明日ジャージ要らないって』
愛『あ、万からメッセージ来た。よかった~』




