もじゃこどもクリニックの診療録
最新エピソード掲載日:2026/10/31
主人公、葛尾 藤子は小児科の開業医である。彼女には、大きな悩みが2つございます。1つは、口の上手いコンサルタントに担がれて、大した資金もないのに、薬局併設の医療モールに開業してしまったこと。そのため、デザインにお金をかけることができず、専門が小児科なのにも関わらず、ディストピアSF作品を思わせるような無機質なクリニックで子どもたちを相手しなくてはならなくなってしまったのでした。そしてもう1つは、受動的に精神と宇宙の真理的な何かとチャネリングが行われ、知りたくもない他人の不幸を先読みすることができるといったもの。他人のことなんて、と気にしなければ楽なのでしょうけれども、彼女の持つ職業倫理感から、身を削って患者の不幸に真剣に向き合うのでございます。胃薬が手放せず、毎朝、鏡の前で「今日も乗り越えられる、私はできる」と自己暗示をかける悩み多き彼女の営む小児科クリニック【もじゃこどもクリニック】の診療風景を是非ともご覧ください。