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寝ているだけで代理人が世界征服してしまった話  作者: ルリア
第5章 日記編
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2049年8月

2049年8月1日 日曜日 晴れ


とても暑い。

1日を人ナビの提案通りに過ごしてみたけど、特に変なこともない。なぜ、僕以外からみると急に凄くなったように見えるんだろうか。そして、なぜ、夢が変になったんだろう。前なら、明日やらなくちゃならないことや、起こることを予測して、それを上手くこなせている夢をみせてくれたり、心身が疲れていたら癒してくれる夢をみせてくれたのに。


2049年8月15日 日曜日 晴れ


終戦記念日でお盆だから、青山墓地にお墓まいりにいった。

線香の匂いが結構、きつかった。帰りに、赤坂のホテルで食事をした。曽祖父の頃からの我が家の習慣だ。墓掃除をしてたら、前に丑三つ時に聞こえてきた声が急に頭に響いた。 


<君はそんな男じゃない>


2049年8月16日 月曜日 曇り


少し涼しいかな。

今日は六本木に友達と遊びに行った。途中、神社の前を通り過ぎる時、なんか、時間が止まった気がして、心だけが鳥居の奥を覗いた気がして、社殿の前に金魚?がいた。両脇には武士、侍?のような二人がいた。幻覚?幻想?それとも人ナビがみせたのかな、と思ったけれど、通りすぎて信号が変わるのを待っていた瞬間に、頭の中がぶれた。そして、僕は今から何かが変わったんだ、と僕の心の声が僕に教えてくれた。あれは、夢でみた景色だった。夢の中では、金魚と武士?が怪物のような強い人たちと戦っていた。


2049年8月20日 金曜日 晴れ


また、暑い日に戻った。

僕は僕と話してみたいと思っている。。これまでは人ナビと話すのが普通だったから、自分の心?と話すのなんて想像したこともなかった。相変わらず、僕は真夜中の夢の中で、僕でも人ナビでもない誰か?の夢をみている。それも、最近は戦っている夢の連続だ。よくみると、僕と一緒に戦っている彼?彼女?がいる。これまでは流れている背景の一部にしか思えていなくて、顔もよく見えていなかったけど、君は森林区であった、といいたくて懸命に口を動かしたら、笑顔になった君は僕の心臓に吸い込まれて、そこで目が覚めた。時計をみたら、午前二時半だった。


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