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寝ているだけで代理人が世界征服してしまった話  作者: ルリア
第5章 日記編
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2049年7月

2049年7月7日 水曜日 晴れ


七夕だった。

でも、僕はイライラしてた。■■が科目の移動中に、買い替えたの? と珍しく話しかけてきた。僕は、いや、と返事をしたけれど、なんか、とても不満そうだった。彼女の人ナビは、そういえば今春出た新型の汎用型人工知能(AGI)だったかな。


2049年7月15日 木曜日 晴れ


満月だ。

胸に不快感があるけれども、人ナビは何も言ってこない。あと、■■が言ってきたのが気になって、人ナビのログをみてみたけど、不審な点はない。でも、■■や■■とかが、最近、すごいね、とかいう。人ナビの的中率が凄まじいようにみえるらしいけど、僕としては相変わらずの悪夢に悩まされている。僕の人ナビがそんなに凄いなら、前のようにちゃんとした夢を見せて欲しい。


2049年7月30日 金曜日 曇り


明日から夏休みだけど、今、凄い嫌な気分だ。

さっき、電話があって、僕が前に夢で見たように、死んだ。正夢(?)になった。まるで映画の予告編みてから本編をみたような感じに、シーンは再現されて、僕も登場人物の一人として演じているような、嫌な感じだ。


追記


今、真夜中で日付は変わって午前2時過ぎだ。

僕の中で僕じゃない誰かが話しかけてくる。

人ナビじゃない、誰かだ。




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