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wW-7 Emergency Brake

魔法って存在するんだ…。

南戸大佐の能力。

圧倒する。

やべっ…


手を伸ばせば

届くレベルの距離だ。


もっと速く!


【加速します】


うおーー!!


「止まりなさい!!」

前方から罵声。


あ…

南戸大佐。


素直に

急ブレーキ。


「…っ!!お前!!」


「え……?」


次の瞬間

――ズゥーン…


え……。


“ラファルサ少佐、宙に浮く”


「まったく、少佐が何をやっている!!」


――バアアアーン!!


あいつ…

吹き飛んだ。


物凄く

ものすごーく

遠くーに

吹っ飛んだ。


全身から変な汗。


そっと…

大佐を見上げた。


わ…笑ってる。

私を見つめて…る。


ぎこちなく…

微笑み返す。


「あ…はは…スミマセン」

頭を下げた。

深々と…


大佐の顔

こえー……


視界に少佐の足…

ゆっくり…

見上げる。


「……ぶっ!」

思わず吹き出す。


ボロッボロ!


『誰のせいだと思ってる!!』


流石に無理があるか


すみませんでした。


『謝って済むなら、戦争は…』


「ラファルサ少佐!」


「はい!」

背筋ビシッ。


少佐に視線が…

気になる。


『何だっ!』


別に…


顔が引き攣る少佐。

やっぱおもろ!

大佐の前で、

ずっと文句言ってくる。


そのぶっきらぼう。

崩したい。

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