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wW-6 Enemy Detected

少佐に嫌われているらしい。

たぶん…。


……。

帰ろう。

「…ちっ」


背を向け歩き出した。


ほう…

舌打ちかよ。


こいつ…

相変わらず

足音ないな。


…………。


横目で見た。


…………。


ラファルサと

反対方向へ

猛ダッシュした。


目の前にT字路

迷ってる場合ではない。


半開きの部屋へ

扉を閉める。


暗い。

電気ってどうつけんだ?


【敵意を検知】


………。


……っ…。


背後に何かいる。


『動くな。喋るな。』


両手を挙げる。

『抵抗しません』


『言ったな』


……っ!?


羽交い締めにされた。


絞まる。

苦しくは…ない。


耳元で囁かれた。

「女だ…」

舐められる。


背筋が

ゾクッゾクッ

反吐が出る。


「やめ…」


――パチンッ


電気が付いた。


目の前には……

げんなり。


…ああ。

ラファルサね。


「ちっ…」


「うわっ!」

突き放される。

舌打ちしたいのこっちだが…


まぁ…

顔拝んでおこう。


レロレロ男と視線が合う。


「うわっ最悪」

思わず拭く。

「お前!耳舐めただろ!…キモッ!」


「うるせぇ!!ババアに興味ねーわ!」


「あっそ…」


やり取りを黙って、

睨見つめる人物が一人。


視線を追った。

あ…

レロレロ男か…。


突然叫ぶ。

「はあ?!そんな…酷い。酷いですよ少佐!」

膝から崩れ落ちてく。


「追加してもいいが…」

覗き込むように

「…どうする…生きて帰れると思うか?」


あいつ部下か?

……ぷっ。

全力で首を振っている。

ウケんだけど…。


ラファルサって、

大きなため息多いよな…

鬱陶しい。


ギョロっと視線が合った。

ダル…。


『見届けててもよかったがな』

ウザ…。


腹立つ。

助けてもらったけど…。

憎たらしい……。


私もお前と仲良くなれる気がしない。


「ふっ…」


扉を開ける。

動かない。


通れと…

レディーファーストってか…


うわ…


イヤイヤ

先に部屋を出た。


猛ダッシュ。


『テメー!』


追いかけてくる。

そりゃそうか!


クソおもろ!

ぶっきらぼうな少佐。

なのに…


いちいち反応が、

おもろい。


にしても…

指鳴らして電気つけるって恰好良くね?

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