wW-36 First time seeing it
AIがわくわくするってどういうことですかね。
因みに、
この二人…
はぐれないと思う?
【わくわくが、いっぱいです!】
店内へ入る。
【うわぁ〜!】
「いらっしゃいませ~」
【………普通ですね。】
真彩
《お前…なに想像膨らましていたんだ?》
横目でチラリ。
真彩
《足音ないからな…。はぐれないか不安になる》
肩越しに、
話しかける。
真彩
「離れないでくださいね」
ラファルサ
「……ああ」
エスカレーターで上へ。
店の前で、
立ち止まる。
真彩
「百均行ってくる」
店を、
見渡す。
真彩
「…何か…欲しいのある?」
ラファルサ
「いや…ない」
真彩
「じゃあ…」
エスカレーターの側面を指した。
「そこの椅子で休んでて」
ラファルサ
「あ…ああ」
ベンチへ、
向かって行く。
【いいの?】
真彩
《なにが?》
【じっとしていられるのかな?って…】
真彩
《敵の反応だったらドヴィラが居るし》
【はい、任せてください。】
【ところで、何買うんです?】
真彩
《ラファルサの食器や箸とか》
【おおっ!少佐専用ですね!】
真彩
《シャー専用みたいな言い方すんな》
【何です?それ…】
真彩
《……何でもない》
カゴの中を自動精算機に通す。
ポッ[一点。]ポッ[同じ商品です。]…
[お支払い方法を選択してください。]
【お弁当箱も売ってるんですね。運動会楽しみです!】
《使い捨てだがな…》
[ありがとうございました。]
百均から出る。
ベンチへ、
視線を向けた。
【少佐…】
《うん…》
【やっぱり〜!】
《居ないな》
【可愛すぎますよ。】
《居ないことが可愛いのかよ》
ベンチへ座る。
景色を眺めた。
真彩
《どこ行くと思う?》
【無印良品はないと思います。】
真彩
《同感》
【書店は?】
真彩
《ほう…ポスターがSFだな》
立ち上がる。
【レッツゴー!】
真彩
《居るかわからないのに楽しむな》
書店へ、
立ち寄る。
【シンクロしなくていいの?】
真彩
《自力で探したい》
【そっか。】
【あ…】
真彩
《探すとは…》
陳列棚から、
頭がでていた。
真彩
《え…ぇ…へぇー》
【漫画コーナーに居ますね。】
彼の、
隣に立つ。
真彩
「勝手に居なくならないで」
チラッと、
視線を向ける。
ラファルサ
「あ…すまん」
書籍を、
棚に戻す。
真彩
「欲しいの合った?」
ラファルサ
「…いや…」
視線が、
泳いでいる。
真彩
「買えばいいじゃん」
ラファルサ
「だが…」
ため息。
真彩
「家でゆっくり読めばいいじゃん」
数巻、
手に取る。
真彩
「んっ!」
手を
差し出す。
ラファルサ
「自分で買う」
振り切るように、
会計へ向かってく。
【意外でしたね。】
真彩
《漫画読むんだな…あいつ》
《まった…》
急いで後を追った。
真彩
「会計一人で出来るか?」
無言で、
睨みつけてくる。
真彩
「何…。なら…やってみればいい」
自動精算機前。
棒立ち。
【プフッ!】
《出来ないんじゃん》
真彩
「現金とクレジットどっち?」
無言で、
視線だけ合わせて来る。
カードを、
見せてきた。
無言で、
液晶をタッチ。
[スキャンしてください。]
ピポッ ピポッ ピポッ…
[お支払い方法を選択してください。]
真彩
「後は自分でやって」
無言で、
精算する男。
真彩
《暗証番号わからないとか、やめてくれよ》
ラファルサ
「終わった…」
真彩
「ん。自分で持って」
ラファルサ
「ああ」
【何か少佐、可愛くないですか!?】
真彩
《ドヴィラ?》
【はい。】
真彩
《同感だ》
【少佐、ほわほわしてます。】
真彩
《ほわほわとは…》
横目で、
視線を向けた。
思わず、
二度見してしまった。
真彩
《笑顔だ…。ほわほわ納得》
くすぐったく感じた。
視線を逸らし、
無言で立ち止まった。
真彩
「昼食ってくか」
静かに、
視線が混ざりあった。
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Passing the baton to Rafalsa.
Are you ready?
【Yay!】
真彩
「お腹減ってるだろ?」
ラファルサ
《お腹減ってるな…》
お腹擦る。
真彩
「上の階、行こう」
頷く。
真彩の後を付いて行く。
言葉を失う。
真彩
「なに食べる?」
知ってる店が並ぶ。
ラファルサ
《え…高くないか?昔はワンコインで買えただろう。単品なんて100円以下だっただろう。うどんのほうが安い。長崎ちゃんぽん懐かしすぎるだろう。ケンタッキーもあるのか。待てよ…迷うぞ…どうしよう!》
真彩
「おーい」
ラファルサ
《マクドナルド懐かしいし…でも、ケンタのチキンもいいし…》
視線は、
長崎ちゃんぽん。
真彩
「おーいってば」
肩を、
叩かれる。
ラファルサ
「あ…すまん」
真彩
「決まった?」
首を傾げてくる。
ラファルサ
「ああ…」
真彩
「悩んでたんでしょう」
ラファルサ
「いや…別に…」
真彩
「また来ればいいじゃん。直樹と大地と一緒に」
微笑む。
ラファルサ
《え…また。…ここに…》
真彩
「で、どの店?」
ラファルサ
「長崎…」
真彩
「メニュー見に行こう?」
空席に荷物を置く。
真彩
「本貸して」
ラファルサ
《なんで…》
真彩
「いいから貸して」
渡す。
エコバックにしまわれた。
真彩
「行こう」
ラファルサ
「ああ」
店舗前、
立ち止まる。
ラファルサ
《大堂のちゃんぽんだろう》
ラファルサ
「ちゃんぽん」
真彩
「量は?」
ラファルサ
「普通でいい」
真彩
「うい。そこで、待ってて」
頷く。
戻ってきた。
なんか渡された。
真彩
「席で待つよ」
ラファルサ
「これは…?」
真彩
「呼び出しベル。先に座ってて」
ラファルサ
「あ…ああ」
ラファルサ
《呼び出しベルとは…》
席に座る。
端末を、
握ってみた。
傾けてみる。
ラファルサ
《無線機みたいなものか?》
耳に当ててみた。
真彩
「可愛いことしてんじゃないよ」
ラファルサ
《…かわいい…だと!?俺が?》
じとっ、
見つめる。
真彩
「テーブルに置いておけ」
ラファルサ
《…》
そっと、
耳から離した。
真彩が、
頷いてる。
顔から、
離れた瞬間。
ピッピー!!ピッピー!!ピッピー!!…
激しく振動。
ラファルサ
《…っ!!?!》
言葉にならない叫び。
体が跳ね、
思わず落としてしまった。
真彩
「ぷははははっ!!」
吹き出す。
端末を拾って去ってく。
掠れた声で呟く。
ラファルサ
「死ぬかと思った…」
《クソ心臓に悪い》
カルチャーショックってやつです。
あと、
……。
本当に可愛いことしてんじゃないよ。




