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主婦から“平和な”転職できますか?Season 1 〜主婦をスカウトしたはずが、俺がスカウトされていた〜  作者: しろ兎
Season 1 〜主婦をスカウトしたはずが、俺がスカウトされていた〜
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24/81

wW-23 Safety check

とうとう店員に、

見つかってしまう。


微動だにしない男。

店員

「お客様、ご案内しましょうか?」


真彩

「あっ。大丈夫です」


店員

「ご主人様、ご興味ありそうですね」


真彩

「いえ、結構ですっ」

押す。

押す。

「ね?あなた。先月、買い替えたばっかでしょ?いぐわよっ!」


《おもてー》

《動かねー》


ぜーはぁー…


真彩

「パーフレットありますか?…」


店員

「はい。どこの携帯会社がよろしいですか?」


真彩

「家に持ち帰ってじっくり検討したいです…」


店員

「ご用意いたします。少々お待ちください」


真彩

「ラファルサ。いい加減にして」


眉がピクッと動く。

視線が合った。


真彩

「やっと、こっち見た」

腕を揺らす。

「取り敢えず、帰ろう」


静かに、

頷いた。


店員

「おまたせしました」

紙袋にびっしり


真彩

「ありがとうございます。助かります」


紙袋を、

ラファルサへ。


真彩

「はい。持ってね」


黙って、

受け取る。


店員

「またの、ご来店をお待ちしております」


《ねえ、ドヴィラ》


【はいはーい!どうしたの?】


《転送機能使いたい》


【駄目ですよ〜。交通機関を使うようにって大佐の命令ですよ?】


《タクシー駄目??》


【駄目です!大人しく電車乗ってください。】


《ええええー》


肩を落とす。


真彩

「行こう。駅に行くよ」

腕を取る。

「手を離さない」


手首を、

握り直された。


ラファルサ

「……ん。すまない」


真彩

「帰ろう」


優しく、

微笑む。


ラファルサ

「あ…ああ」


戸惑いつつも、

返答する。



エスカレーターを下る。

店を出る。


信号待ち。


【マヤ…】


《どうしたん》


【私、精一杯サポートするからね!】


《ん?え?うん…》


【地図展開。】


《ん゙!??!》


真彩

「ラファルサ…」


ラファルサ

「何だ」


真彩

「従業人何人?」


ラファルサ

「…従業人??」


真彩

「ごめん。何でもない」


【目標:接近します。】


真彩

「12時方向。40度。武器なし」


ラファルサが、

瞬時に反応。


――ドンッ!!


部隊員

「っ!!それッズルりぃ!!」


吹き飛んでいった。

まるで、

交通事故だ。


周囲は騒然。

――何の音?

――今の何?


真彩

『一般人を巻き込む気か?』


部隊員

『…………』


真彩

『試すの構わないが…』

周囲を見る。

『わかるだろう?』


部隊員

『…………』


【安全を確認。お疲れ様、マヤ。】


《ドヴィラ、もっと事前に教えてよ》


【いいムードだったから。壊したくなかったの。】


真彩

「やれやれ…。今度こそ帰ろう、ラファルサ」


ラファルサ

「成る程、部隊員の人数だったか」


紙袋を置く。

体を解す。

身構えた。


真彩

「撤退させた。ここは安全だよ」


周囲を見渡す。

何事もなかったかのように、紙袋を持ち直す。


青信号。

歩行者が歩き出す。


2人は目を合わせる。


真彩

「行こう」


ラファルサ

「ああ」

謎の叫びと打撃音。

謎の動きをした男。


一般人から注目を浴びる。

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