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暇すぎた。
暇すぎて、
じっとしていられない。
…………。
《ドヴィラ。》
【はーい!ここにいますよ!】
《少佐がどこ行ったかわかる?》
【わかりますよ?】
《調べて。》
【りょーかぃ!!】
【G9ブロック。おや?リモート形跡先だよ。】
【部外者が侵入したわけじゃないみたい。】
【どうする?追う?】
《追う。》
【行こう!レッツゴー!】
音もなく、
姿を消した。
【到着!!マヤ、ラファルサ少佐あそこにいるよ。】
眩しい。
頭を振る。
視野が、
クリアになる。
……………。
《大きなスパコン。》
《しかも、こんなに…。》
《あそこってどこ…。》
【敵勢反応あり。マヤ!真後ろ!!】
《高く飛べ!》
「うおっ!」
間一髪。
鉄骨の天井へ。
柱にぶら下がる。
【格好よかったですよ〜!】
《そりゃどうも…》
《ここからなら、よく見えるな。》
【敵数:5人。少佐1人で対抗しています。】
《了解。》
《まずは、視線を感じるあいつから。》
《ドヴィラ!サポート頼む。》
【もちろん!!】
《武器が欲しい。》
【想像して】
《どうやって。》
《チュートリアルないわけ?》
【武器を思い描くの】
《思い描く…ねえ…。》
《私、FPS苦手なのよ…。》
《何でもいいの??》
【なんでもいいよ!】
《ドヴィラ…なんか、楽しそうね。》
【だって〜…フフッ。サポートするよ、頑張れマヤ!】
想像を膨らます。
《サポートしてくれるなら…。》
ラファルサ
『コンピューターを一切傷つけるな』
真彩
『少佐。大丈夫ですか?』
ラファルサ
『なぜ来た。寝てろと言ったはずだ』
真彩
『来ちゃったっ!』
ラファルサ
『…………』
真彩
『無視された。虫…』
言うのを止めた。
《成る程、近距離戦…か。》
《MMRPG感覚でいいのかしら…。》
【うん。その方がマヤらしいと思うわ。】
静かに、
瞳を閉じる。
音の残像。
敵の呼吸。
音を追う。
成る程。
《ドヴィラ、敵の攻撃対象は?》
【ラファルサ少佐です。マヤは捕獲対象…だって!!】
《やっぱりそうか…。》
少佐の方へ、
柱伝いで飛び移る。
次第に、
聞こえてくる。
殴り合う音。
《待て待て待て。》
《おいおいおい。》
《そっち!?》
《あああ……。》
真彩
『帰っていい?』
【マヤ…それは酷いと思うよ】
ラファルサ
『勝手にしろ』
大声で、
「帰りますねえぇぇ!!!」
《敵視いただきまーす。》
敵が見事に、
集まってきた。
《ドヴィラ!》
【はいはーい!】
《南戸大佐の場所へ転送して。》
【了解!!】
帰ると言いつつ、
ヘイトを稼ぐ真彩。
一体どうするつもりなのだろうか…




