wW-17 Suitable candidates
《肩書?》
《くっそ長くね?》
作者本人も覚えていない。
真彩
『話して…もう、あなたから逃げない』
視線が重なる。
真彩
『少しずつ…』
目を細める。
『噛み砕いてでいいから』
視線が鋭くなる。
ラファルサ
『承知した』
「ここは、東邦戦略介入機構。通称TSI」
真彩
「TSI…ふむ…」
ラファルサ
「私は…」
一拍
「特殊戦術群所属技術戦術局UI適合者運用課ラファルサ少佐だ」
……………。
真彩
「は?」
ラファルサ
「私は、特殊戦術群所属技術戦術局UI適合者運用課ラ…」
真彩
「待て待て待て」
白けた顔。
「何語?」
ラファルサ
「日本語だが」
真彩
「くっそ長い。専門用語要らない」
ラファルサ
「………だが」
真彩
「ラファルサ少佐。以上!寝る!」
ラファルサ
「おい…まだ話は終わっていない」
《面倒臭い…》
《聞きたくない…》
【ねえ、マヤ。私と面白い話ししようよ!】
ラファルサ
『おい!』
《どんな話?》
【ちょっと待っててね。内部機密資料侵入開始…。】
ラファルサ
『お前!何やっている!』
真彩
『侵入だって』
沈黙。
真彩
『これ…ハッキングじゃね?』
ラファルサ
『ああ!止めろ!!真彩すぐにだ!!』
《停止しなさい。》
応答がない。
《ドヴィラ!》
《おい!ドヴィラ!!》
《私は、そんなことお願いしていないわよ!》
【はっ!マヤ、ごめんなさい!!私ったら何でこんなことを…。】
《止めたのね?》
【はい。止めました。】
《偉い、お利口さん。》
真彩
『止まったよ』
ラファルサ
『暴走か………』
大きなため息。
目の色を変える。
ラファルサ
『………少し寝てろ』
音もなく、
静かに姿を消した。
《…あいつ。》
《殺気がすごかったな。》
《心当たりありそうな顔だった。》
【リモート形跡あり。追いますか?】
《少佐に任せとこう。》
《面倒事はゴメンだ。》
なぜ、南戸大佐を避けたがる。
ラファルサ少佐の向かった場所とは…




