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12話-3
…その日の自警団での仕事は
コロニー内の復興と言う事で
アリセウスに乗る事はなかった
…そして、俺は怪我してると言う理由で早目に切り上げる事になる
…有栖
…俺と愛璃雛
…『ALICE』
…過去
全ての出来事が決着に向かおうとしている事を
俺は感じていた
…いつかはやらなければならなかった
俺の記憶が完全に無くなる前に
アリスに伝えなければならなかった
…もし、知らずにすむなら
それは、幸福な事だと思っていた
でも、伝えなければならない日が来てしまった
…そして、時間が無い
少なくとも、俺は
…バイオハザードの後遺症は着実に俺の身体を蝕んで行く
俺の身体は…近い内に限界を迎えるだろう
だから、それまでに……全ての事に決着をつけなければならない
…自宅
『ただいま』
「…お、お帰り…兄ちゃん…」
『……アリス…
…話そうか…リビングで待っていてくれ』
「う…うん……」




