67/98
12話-4
俺達は互いに反対側のソファーに腰掛けながら向かい合っていた
『…まず何から話そうか…』
「…何処からでも…ええ………いいよ」
『…そうだな
……ああ、そうか…その喋り方は……
…いや、今はそれ以前に言う事があるな
…その喋り方…方言と言うのかな?
何故、アリスはその喋り方をしてると思う?』
「え?だって…昔住んでたコロニーでは…」
『昔住んでたコロニー…覚えているか?』
「それは…………わからない」
『…No.00コロニー
現在は使われていない
…忌まわしき場所さ』
「……No.00コロニー…」
『……
そのコロニーは単なる居住区ではなく…
研究施設の集まりでもあった
いや、むしろ、その為にあったと言っても過言じゃない』
「……」
『…そして、俺は……いや、俺達は
その研究施設…
システム『ALICE』をつんだPS…アリセウスを作成する為に…居た
…俺は…パイロットとして
そして…アリス…君は…』
「……セイタイゆにっと」
『ッ!?
アリス……』
「私は…『ALICE』を…使う為に…あった…」
『…思い出した…のか』
「…いつの間にか…忘れていた…色んな事を…
目を背けて…来たんだ…私は…」




