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クロノワールド -再創-(Re:Creation)  作者: ゼロザム=ルーゴ
第肆章 暗黒の創造主篇
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第参拾玖話 「創造主の幕開け」

この物語はフィクションです。

実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

ウルフ達は階段を駆け上がった後、果てしない廊下を突き進んでいた。敷かれた赤いカーペットからダークアイが現れ、立ち塞がる。

フレア「そこ退けろ!!」

両手に熱湯を纏い、腕を交差する。そして、広げて斬撃波として飛ばした。目にも止まらぬ速さで駆け抜け、大勢のダークアイを両断する。

見事な致命傷を受けたヤツらは塵となって消滅した。次の刹那、フレアに青い稲妻が襲いかかる。

フレア「なっ!?」

突然の事に目を見開き、動けなかった。だが、ブラックが一つの太刀を投げた事で軌道を逸らし、稲妻は吸収されていった。

ブラック「大丈夫か…?」

フレア「あ、あぁ…!」

唖然と立ち尽くすフレアにブラックが駆け寄り、呼びかけた事で我に返った。メビウスとグリン、ウルフも遅れて気付く。

アーク「あーあ、外れたか…」

目の前から気怠げな声が聞こえてきた。影から現れたのはアークであり、面倒くさそうな様子で戦士に歩み寄る。

フレア「やっぱ、テメェだよな…!」

見覚えのある人物を目にした事で戦闘態勢に入った。それは他四人の戦士も例外ではなかった。

アーク「いいよ、どーせこの後の事なんか予測してるから」

瞳を閉じながら頭を搔く。

アーク「通りなよ、殺さないから」

青い輪郭を持つ黒い瞳が静かに戦士を映す。そして、放たれた言葉はなんとも意外なものであった。

メビウス「どういう事?」

当然、罠ではないかと誰もが疑う。だが、先に進まなければならないのは確かだ。

そんな迷いが行き交う中、ブラックとフレアがアークの前に出た。

フレア「俺様達が相手すっから、先に行ってくれ」

ブラックは双剣を連結させて弓を形成したそれに矢を番えて構える。フレアも熱湯を発現させて、戦闘態勢に入った。

ウルフ「…気を付けろ」

少し考え、二人を信じた。目でメビウスとグリンに合図して、すぐさまアークの横を通り過ぎていった。それを読み取った二人も後に続いて走る。

先の発言に嘘はなく、アークは本当に何もしなかった。彼らが横切る事を許したのだ。

ブラック「…どういう風の吹き回しだ?」

訝しみながら訊ねた。鏃(ヤジリ)がアークに向けられる。

フレア「確かにな、予測できるテメェがなんで?」

彼も同じであり、強く拳を握り締めていた。

当の本人が口を開いた。

アーク「そうだな…全部計画通りだからだね」

フレア「あ?」

ブラック「なんだと?」

含みのある言葉にフレアとブラックは疑う。しかし、これ以上は答えないと言わんばかりに両手に青い稲妻が迸る。

ブラック「…答える気は無さそうだな」

先手を打とうと、引いていた弦を離し、矢を放つ。赤く光るそれは爆発音を鳴らしながら目にも止まらぬ速さでアークに迫る。しかし、身体を反らして容易く避けた。

直後、フレアの間合いに入って手に溜まった電気を球状にして構える。

アーク「電圧放流弾(サンダーボルト)!!」

瞬時に突き出す。フレアは両腕に熱湯を纏い、防御の態勢に入る。青く煌めく球電は直撃し、あまりの衝撃に吹き飛ばされた。

フレア「ぐっ…!」

確かに無効化させたが、腕に僅かな痺れがあった。

すかさずアークがまた間合いに入る。

アーク「予測済みだよ…!」

青黒の電流が走る手をフレアに突き出す。咄嗟の判断で躱された事で空を切った。背後からブラックが接近し、双剣を振り下ろす。

だが、アークは後ろへと振り返った。予見したと言わんばかりに黒い瞳が青く閃く。突き出したはずの手が軌道を変えてブラックの方へと振り回した。

結果、ブラックの刃がアークの片腕を斬り落とした。いくら雷を纏っているとはいえ、素手では当然不利であった。

アーク「くっ…!」

敷かれたカーペットを後ろへと引き摺り、ブラックの体勢を崩す。

フレア「そこっ!!」

自身の意識が逸れた事を好機と捉え、熱湯纏った拳を突き出した。またアークは避けた。すると、流れるように壁の中へと入っていき、二人の前から姿を消した。

フレア「なっ!?」

ブラックと同様に想定外の出来事に目を見開く。しかし、二人の手をアークは掴んだ。

ブラック (速いな…!!)

一瞬にして切断された腕は再生して元通りにした。

アーク「来なよ、導いてあげるから」

こちらに引き込んで、一緒に壁の中へと消えていった。


ウルフとメビウス、グリンは廊下の上を走り続けていた。

ウルフ「もうすぐだ!扉の向こうにヤツがいる!!」

目前にある両開きの扉、その向こうにマスターダークの気配を感じ取った。

メビウス「気が狂いそうだ!!」

ウルフの言葉でそこにマスターダークがいる事を理解し、間近になってその気配を感じ取った。

微かな恐怖が芽生える…それだけで、目の前が歪んで現実から乖離しかけた。

ウルフ「切牙 風型…!」

双剣を構える。風の斬撃で扉を破壊するつもりだった。だが、意外な事に扉が開いた。

ウルフ「何?」

まるで招かれているように思えた。罠ではないかと疑念を抱き、警戒した。

グリン「罠でしょうか?」

レオの敵を討つ彼でさえも危険だと脳から信号を発する。だが、このまま進まない訳にもいかない。

二人が迷う中、メビウスの言葉が断ち斬ってみせた。

メビウス「どっちにしても倒さなきゃでしょ?なら、臆してる暇なんかないんじゃない?」

声を張ってウルフとグリンに訴える。実行しようと超加速で両扉に接近した。全開となったそれを通り抜けたメビウスはマスターダークがいる玉座の間へと足を踏み入れた。

グリン「メビウス!」

勝手に突っ走るメビウスに制止の声をかけるも、あまりの速さで先を行くので届かなかった。

ウルフ「仕方が無い、全ての責任は俺が負う!」

覚悟を決めてか不安でいるグリンを安心させようと声をかけた。そのまま二人もメビウスに続いて入っていった。


玉座の間はサーカスのような装飾が施された教会のようであった。

ウルフ達の前には階段のような祭壇の上には玉座があり、その後ろにはカーテンが掛けられていた。

マスターダーク「ようこそ…遠路はるばる、よくぞここまで来ましたねぇ…」

玉座に腰掛ける男は余裕そうな態度で、相変わらず赤い口が不気味に笑っていた。

グリン「マスターダーク…!!」

敵を前にした事で怒りが湧き上がる。拳は握られ、瞳がマスターダークを捉え、睨みつける。

メビウス「正に大歓迎…ってところだね」

二つの拳をぶつけ合わせて、前に出る。彼もグリンと同じで、マスターダークに鋭い眼差しを向けていた。

マスターダーク「それは、客人ですからねぇ…」

フィンガースナップをした。直後、闇と共に現れた数多の分身がメビウス達を包囲した。

マスターダーク「存分におもてなししなければなりませんので」

口が闇の中へと沈む代わりに赤い目が浮かび、黒い瞳に三人を映す。見下すその目付きは暗黒の創造主のような傲慢さを彷彿とさせた。

ウルフ「暗黒の創造主、貴様の野望はなんだ?」

逆手で双剣を握り締め、腰を低くして構える。その中で凶行の意味と悔恨の念の是非を問う。

マスターダーク「私の野望、ですか…」

玉座から起き上がり、思い返すようにして顎に手を添える。

マスターダーク「自由ですよ、私の望む」

出した答えはこれであった。今までの高らかに振る舞う様子、抑揚のあった話し方とはかけ離れており、落ち着いた素の声だった。

ウルフ「なんだと?」

抽象的な発言に疑う。メビウスもグリンも何を言っているのか理解出来なかった。

マスターダーク「かつて、私のいた世界はそれはそれは退屈で、何もかも縛られて生きてきました」

詩人のように語りながら横を向き、見上げながら手を掲げる。空を掴むように、何かを得ようとするように…

マスターダーク「不自由なまま生涯を終えたくない…そう考えた私は全てを闇に包み、破壊して、再構築したそれらを支配する。それこそが私の野望…果たすべき悲願なのです…」

異様な雰囲気に包まれていた。赤い目は静かに伏せており、何かを物語っているのがわかる。伸ばした手は掴み、下ろした。

グリン「ふざけるな…」

そんなマスターダークの理念に異議を唱える。明らかに苦言を呈しており、怒りで声が震えていた。

グリン「そんな事の為に、レオを殺したのか!!」

抑え込んだ感情が溢れ出し、鬼の形相を浮かべる。青い瞳には殺すべき忌まわしき存在がおり、声を張り上げた刹那、懐から取り出した瓶をマスターダークに目掛けて投げた。

阻止しようと分身が走り出し、玉座にいるマスターダークの盾として立ちはだかった。見事に直撃した事で硝子が割れ、白い粒子が光り出す。

マスターダーク「ぎゃああああ!」

マスターダーク「眩しいいいい!」

マスターダーク「何の光いいい!」

身に受けた事で怯み、黒い肉体は砂のように溶けていった。

マスターダーク「新種の薬品、ですか…」

祭壇に立つ個体がグリンの発明に興味を抱く。そして、それが何なのかを見事に当ててみせた。

グリン「そうだ!…お前を、倒すものだ!」

怒号を発する。激情のあまり青い瞳が震えていた。恐怖に駆られながらもマスターダークに抗うという意志を表明した。

まさかの行動にウルフは驚愕していた。自身の知るグリンとはかけ離れていたから

メビウスも例外ではなく、目をまん丸にしていた。だが、面白く思ってか笑い出した。

メビウス「そーだな!そうだよな!」

よく言ったと言わんばかりにグリンと肩を組む。我に返った当の本人が目を見開きながらメビウスを見た。

メビウス「グリンの言う通りだ!んな、くだらねぇ理由の為に…許す訳ねぇよな!」

緑の瞳をグリンに遣り、共闘する事を伝えた。二人のやり取りを見て安心したウルフは切り替えて、マスターダークを睨みつける。

ウルフ「マスターダーク、貴様にどのような理由や大義名分があれど、これまで起こした悪行を許していい訳が無い」

下ろしていた腕を上げ、双剣を構える。淡々と告げる言葉からは同情の余地は無いと一蹴した。

各世界に侵略行為を仕掛け、破壊と殺戮の限りを尽くした親玉には相応しいものであり、至極真っ当な意見であった。

ウルフ「貴様はここで撃つ!覚悟しろ、暗黒の創造主!!」

白刃こような鋭く凍てつく声には真っ直ぐな意志が宿っており、そう言葉を発した。メビウスとグリンも同じであり、戦闘態勢に入った。

マスターダーク「そうですか…」

目の当たりにし、三人含めた戦士の意志を読み取ってかシルクハットの鍔を下ろして目元を隠す。

マスターダーク「でしたら」

再び吊り上がった赤い口が現れる。それが合図となってか複数の分身がサーベルとピストルを構えた。

マスターダーク「ここで死になさい!!」

高らかに宣言した直後、大勢の分身はウルフ達に迫る。

ウルフ「メビウス!グリン!行くぞ!!」

ウルフの指示に二人は「了解!」と返答した。三人が各方向へと走り出し、分身に突っ込んでいく。


同時刻、剣とメビウスが剣戟の中で互いに睨み合う。二つの炎が燃え盛り、二人を照らす。

ムラサメ「そこまで私をコケにするか!この偽善者が!!」

力を乗せて、剣を押していく。だが、させまいと力強く踏ん張る。

剣「親父が何をしたかはわからない!だから、俺は!!」

火事場の馬鹿力か、ムラサメを押し退けて瞬時に焔の刃を振るった。しかし、後ろに跳んで避けられた。

剣「その因縁と向き合う!!」

語る決意、燃える刃と共にムラサメの方へと走り出した。


マスターダーク「撃てぇ!!」

サーベルを振るうと、並ぶ分身達がメビウスに照準を合わせて、一斉射撃を行う。火花が散り、数多の黒い弾丸が宙を翔け抜ける。

だが、既に読んでいたメビウスの全身が黒く染まり、青く光り出した。

ビヨンドソニックとなったメビウスが神速で駆け抜け、すり抜けるようにして弾丸を躱した。そうしてマスターダークの分身を殴り・蹴りで攻撃を繰り出す。

避ける間もなく身に受けた黒い肉体は塵と化して消滅する。メビウスが動きを止めた事で、残った分身が視認する。

マスターダーク「もっと火力を!」

マスターダーク「絶大な一撃を!」

マスターダーク「容赦無く!!」

すると、ヤツらは一つの個体に集まり、その腕と一体化し始めた。肥大化する手はやがて巨大な機関銃として変貌を遂げる。

重いそれをマスターダークは持ち上げ、再びメビウスに翳す。

マスターダーク「撃ち込んでさしあげましょう!!」

スイッチを押した音が鳴った直後、激しい音と共に連射を開始した。あまりの速さで放たれた数多の弾丸がメビウスに迫る。

青く染まった目が捉えた事で両足に青い稲妻が迸る。刹那、再び神速で駆けて弾丸の雨を躱した。

軽々しく持ち上げるが、銃口はメビウスに追いつかなかった。そのままマスターダークの懐に入った。

メビウス「ハンドショット・ミーティア!」

0.1秒よりも速く突き出した黒い拳から青い残像…正確には化身の拳が放たれた。

マスターダーク「ギィニャァァァ!?」

瞬きする間もなく拳は一体の分身の心臓部に直撃し、確かに消滅させた。

マスターダーク「隙あり!!」

マスターダーク「油断したな!」

マスターダーク「愚かなり!」

そんな休息に浸る間も無く、サーベルを手にした分身の軍勢が背後から襲いかかる。

だが、それを聞いたメビウスが鼻で笑った。

メビウス「馬鹿だろ」

たった一言、発せられたそれに分身達が疑問に思った瞬間、刃で斬られるよりも先にメビウスがヤツらの背後に移動した。

分身達の急所に衝撃が迸った。直後、そいつらは断末魔も遺言も残せないまま塵と化して空に還っていった。

メビウス「これにも慣れてきたな…」

顔の前に手を持っていき、自身の掌を見つめる。そして、それを強く握り締めた。ビヨンドソニックに確かな感覚を掴み、確信を得た。


グリンはマスターダークの分身が繰り出す剣戟と射撃を懸命に躱していた。

彼も戦士の一人、目立った外傷は無い。

グリン「くっ…!」(数が多い…!どうすれば…!!)

だが、戦況故に苦戦を強いられていた。歯を食いしばり、目の前の敵を見つめる。

マスターダーク「どうしたぁ?どうしたぁ!?」

マスターダーク「このままだと殺されますよぉ!?」

マスターダーク「死んだ赤いライオンが無念だよなぁ!?」

異なる話し方でグリンを嘲笑う。交互に入れ替わりながらサーベルを振るい、合間に弾丸を撃つ。

グリン「ふざけるな…!」

当然、彼の逆鱗に触れた。どの口が言っているのだと、お前のせいでレオは死んだと訴えたくなる。

瞬時に後ろへと高く跳んで、分身から距離を取った。

グリン「お前がレオを語るな!!」

直後、手にした瓶をマスターダークに投げた。一体に直撃すると、硝子は割れて、空気に触れた事で爆発を起こした。

マスターダーク「ぎゃああああ!」

それは他二体をも巻き込み、断末魔と共に消え去った。彼らを他所にグリンは着地し、思考を張り巡らせた。

グリン (分身を相手しててもキリがない。弱点…つまりは本体さえいればなんとかなるんだけど…)

倒したとしても更に増えてきて、ジリ貧であった。このままでは間違いなくグリン達が死ぬと断言できる。

玉座に腰掛けるマスターダークに目を遣る。あれが本体だと考えていた。

グリン (いや、待て…)

だが、直感的に違うと脳裏に過ぎった。

グリン (あの世界にいたマスターダークは全員滅んだとして、なんで今も生きてるんだ…?)

砂漠の世界での出来事を思い返す。もしあの中に本体がいるとすれば、今こうして動けているのか?無事に生きているのか?様々な疑問が脳内を覆う。

マスターダーク「油断だらけですねぇ!」

そんなグリンに急接近する。手にするサーベルは腕と同化して歪なものとなっていた。

グリン「しまっ…!」

完全に油断していた。刃が振るわれるが、届くよりも先に何処からともなく飛んできた風の斬撃が分身の肉体を斬り裂いた。

粉々となったマスターダークは声も発せず、あまりの風圧に散り散りとなった。

ウルフ「大丈夫か?グリン」

それはウルフの仕業であり、グリンに駆け寄る。

グリン「大丈夫です。少し考え事を…」

ウルフ「なんだ?言ってくれ」

謝罪と感謝を告げたグリンにウルフは耳を傾けた。この状況を切り抜けれると確信してだ。

グリンは今考えている事を伝えた。砂漠の世界でのマスターダークに関する疑問を、その絡繰の謎を…

ウルフ「成程…」

話を聞き終えると、玉座にいるマスターダークに目を遣った。そして、何かを察して確信を得る。

ウルフ「まずあれは本体では無いな…」

出た言葉にグリンは目を見開き、ウルフの方へと顔を向けた。問いかけるより前に答えはすぐに知る事になる。

ウルフ「グリンがいた世界で暗黒世界が去ったのは間違いなく使徒によるものだ。あそこから逃げ切るのは不可能だからな、それに…」

その言葉には確信が込められていた。祭壇に身体を向けて双剣を構える。

ウルフ「隠しているみたいだが、鼓動が煩いぞ…」

玉座の間に入ってから耳にしていた。それは玉座の後ろにあるカーテンから鳴っており、向こうに何かあると青い瞳が見据える。

ウルフ「切牙 月型…!」

片足だけで高く跳んで、宙に舞う。身体を旋回させながら双剣を振り回す。

ウルフ「無双繊月(ムソウセンゲツ)!」

刹那、白く煌めく斬撃が無数に放たれる。狙うは無論、玉座の後ろにあるカーテンであった。

マスターダーク「おっと…これはマズイですね!」

珍しく焦りを見せ、玉座から立ち上がる。自身の肉体から分身を呼び出し、巨大な壁として生成しようとした。

だが、間に合わず斬撃はマスターダークを斬り裂き、カーテンのところまで近付く。すぐさま閉じていた布も斬り裂いた事でその向こう側が見えた。

メビウス「え、何あれ…」

グリン「あれが…」

ウルフ「音から察してはいたが、想像以上だな…」

目にした三人が唖然…若しくは気味悪く思っていた。

次回 第肆拾話 「延々(焔炎)と巡る因果、断ち斬られし時」

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