えっとぉ。
えっとぉ。
ゴロゴロするのに飽きた俺は結局シャロンと魔物狩りに出掛けようか、そんな話になった
でも、オークだけは絶対にやだ!
と俺が言うと、じゃあ『ゴブリン』なんてどう?
とギルドの受付嬢のマロンさんが言った。
オークじゃなければ何でもオッケー!
俺がそう言うと。
「でも、ゴブリンメイジとか、ゴブリンプリーストとか、、、」
シャロンが言った。。
「もしかして、、、」
「もしかしてな感じです。この辺ではあんまり出ないんですけど、、、。たまに」
「そうするとまた俺のスキルが上がっちゃう感じか」
マロンさんとシャロンが頷く。
「では、いっその事、生産職をめざすというのはどうでしょう?」
「ダメ!」
シャロンの提案にマロンさんは断固反対らしい。
「何でですか?」
「だって、カッコ悪くないかな?」
「いえ!むしろカッコ良いと思います。表の顔は只の薬売り。しかし!その正体は!なんと勇者!」
「なにそれ!凄くカッコ良いじゃん!!」
マロンさんのお気に召したようです。
「でも、どうしたら良い?」
薬売りになるにしても、どうしたら良いのやら。
「大丈夫。いい方法があるの」
マロンさんは胸を張って言った。




