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異世界対策少年課  作者: 時の花
第5章 警察署崩壊乗っ取り事件
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第96話 瞬間移動は最強のはず

前回のあらすじ

外れてほしかった

「えっ…」

驚いて声も出ない、愛香の瞬間移動を迎え撃つことなんてできたのか!?

瞬間移動を勘で避けることは何とかできるかもしれないが、それを迎え撃つなんて無理なはずだ

実際、俺が最初に愛香と戦ったときも、電気の罠を愛香が来そうな場所に設置して何とか勝ったぐらいだ

迎え撃つなんてすると、それより前に瞬間移動した愛香に攻撃をされる


「まだまだ!」

愛香は弾かれたことにもめげず、また瞬間移動を使って攻撃をする、それでも愛香の攻撃は全て杖で防がれた

愛香は不規則な場所から現れているというのに、まるでそれが分かっているかのように無言でその方向に奴は杖を構える

最初の一回は勘で何とかなったのかとも考えたが、こんなに続くのはおかしい

やはり、何かを使っているのか…?


「はぁ…はぁ…」

愛香は疲れたのだろうか、少しの時間にあんなにも瞬間移動を使ったから疲れるのも当然だろう

俺はまだ魔族を倒している、奴の召喚はとどまる気配がない

ジリ貧だ


「危ない!」

ふと見ると、愛香のところへ魔族がと襲いかかっていた

だが、愛香は先程ので疲れて遅くでしか動けそうになかった

いてもたってもいられず、そこへ行こうとしたが、魔族がそれを阻んだ

クソッ!

「愛香、動くなよ!」

後ろから響いたのは繁の声だ、さっきまでは銃に弾を込めていた繁は、込め終わったのか銃で愛香の周りの魔族を狙っていた

バンッ!

銃から出た炎が、愛香の周りの魔族を焼き殺した

そのスキに、凪は愛香を回収しに走っていき、愛香を抱えてさっきまで凪が薬を作っていた場所へと持ち帰った


そのとき、奴はさっきまでとは違う命令を出した

「まさかお前らもグルだったとはな…」

「命令変更だ!あいつらも含めて5人全員を倒してしまえ!」

奴はさっきまでは凪繁を出来るだけ襲わないよう命令していたというのに、それをすっかり破棄するかのように命令を変えてきた

グルだった…もしかして俺らと凪繁が一緒にオルクを倒したことを言っているのか?

でもなぜ急に変えたんだ?いや、奴は確かオルクがどんな感じでやられていたのかを知っていた

それなら、あのときにオルクへと放った炎が、さっきの繁の撃った技を見ておなじだと確信したという可能性が十分にある

だが、そこは今の問題ではない

一番問題なのは、凪繁も襲われるようになったことだ

というのも、凪は攻撃をできない、繁は遠距離の攻撃専門だ

つまり、一度近距離から襲われると、どっちもやられてしまう可能性が高く、危険なのだ…

キャラ紹介

赤森あかもり 拓也たくや

新のクラスメイト兼親友

いつもおどおどして、引っ込み思案な性格をしている

自然が大好きな生物委員で、毎日朝早くに来て花壇に水をやっている(水やりは当番制だが、他の委員が全く水やりしないので一人だけでやっている)

ちなみに新とは2年生からの仲

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