第89話 気まずさ飛んでいけ
前回のあらすじ
凪繁が異少課に入った
凪繁が感動的なことをしてた頃、新は少し話して和んでいた
新たに探偵とその助手の二人が協力してくれたので、(正確には元から協力していたが俺らが知らなかっただけなのだが)色々と楽になりそうだ
「よし、これでいいな」
あっちの話(凪達と石山さんの大事な話)も終わったようだ
そういえばなにか忘れているような気が…ま、思い出せない時点で大したことじゃないからいっか
「おいお前ら、大事な話があるからこっち来い」
石山さんに呼ばれ、俺らは石山さんのところにに向かった
「で?話って何だ?」
正直に言って手短に済ませてほしいのだが
長々と延々に聞かされるのは嫌だ
「異少課の人が増えた」
え?増えた?
新しく人を雇ったということだろうけど…さっきまで石山さんと凪繁が話していたこと、そしてその話が終わってすぐこの報告をしたことから考えると…もしかして
「俺は根高凪、新しく異少課に入ったから、改めてよろしくな」
やっぱり凪か…でも凪には異少課のことはもうバレてしまっているから…凪が異少課に入ってもらうことでかえって安心になったのか?
凪は確か薬研だったよな、それで本当に戦えるのか?
「私は根高繁です、新しく異少課に入りました。これからよろしくおねがいします」
ちょっと待って、なんで繁まで入っちゃってるの?
繁は知らなかったんだよね多分、もしかして知ってたの?
どっちにしろ、友達と部活の後輩が一緒のところで働くって…すごい気まずいような気がする
俺は異少課のときは学校と違う感じでやっている、愛香と翔は学校のときの俺を知らずにここに入ったから、こっちを受け入れるだけで済んだ
しかし、凪繁は学校での俺を知っている
そうなると、異少課で一緒に働くと学校では絶対に出さない自分が見られてしまう
そうなるとかなり気まずいのだが
でも、それは個人的な問題か
自分自身の感情で、勝手に不満をもってはいけないか
それに、もとから知っている人だと、馴染むのにも時間がかからないだろう
そうしてみると、実はいいことだった…のか?
キャラ紹介
川崎 恋
山井探偵事務所の探偵助手をしているJK
探偵の彼女を心から慕っている
彼女のためなら、どんなことでもするらしい
そして、探偵の彼女の秘密を知ってるたった一人の人である




