第84話 尊びそして敬う
前回のあらすじ
石山さんらが脱出した
駐車場にて新達は凪と話していた、話している途中、重大なことに気がついた
凪はコックとして働いていた、俺らのところに食事を運んでくれたコックだ
それはつまり、俺らが異少課の人であることを知ってしまった可能性が大いにある
これはかなりやばい、いつもなら誤魔化して何とかなったかもしれないが、すでにこのことを知られてしまっている
「あの、凪…」
「あれお前らこんなとこにいたのか」
凪に口止めしておきたかったが、それを誰かが遮った
その声がした方向を見る、そこにいたのは石山さんと二人の女子高生らしき人だった
「石山さん!?」
石山さんがここにいるのは警察署だからおかしくはない、だが誰だよその二人
もしかして、石山さんJKに手を出したのか!?流石に違う…よな?
もしそうだったら色々とやばいぞ
「あの、石山さん…でしたっけ?」
「ああ、そうだが?」
「あの…」
凪が石山さんに話しかけている、凪にバレたのは確実だろうが、繁にはバレてほしくない
石山さん、何とかいい感じに話しておいてください俺はもう諦めました
「繁」
凪は繁を手招きした、これは繁にもバレそうなのだが
中に入ってバレるのを阻止したいが、その会話の中に入れる雰囲気ではなかった
石山さん、あとはよろしくおねがいします
石山さんと凪&繁が話しているとき、石山さんの近くにいた彼女らが近づいてきた
そういえば凪に気を取られていたが彼女らは誰なんだ
変な感じだったら寝ている間に電気攻撃してやりたい、刑事が未成年にやらかしていたのなら
「ところで、お前らが今の異少課か?」
…?異少課のことを知っているのか?
でもこんな刑事は見たことない、そもそも異少課を除くと一番若い刑事は23歳と聞いたことがある、それを5歳ほど下回っている
「あの、どちら様ですか?」
「うん? 君たちは私達のことを知らないのか?」
いや知らないが…でも何か知ってそうな素振りだったな
「いや、分かりません」
「アイツ…協力者ぐらい教えておけよ…」
アイツとは石山さんだろうか…
「私は山井純。異少課に協力している探偵だ」
「私は川崎恋。純様の助手をしてるよ」
「純様は本当に優しくて美しくて心が広くてそれに博識で探偵としての職務も簡単にこなすし推理力もあるし…」
何これ
一度言い出すと止まらないタイプなのか?
「おい恋、やめろ」
「はい、純様」
翔が俺のことを師匠と呼ぶような感覚か?
翔より上がいたとはな…
「で、元の質問に戻るがお前らは今の異少課なのか?」
「はい」
用語紹介
技術班
警察署にて技術開発をしている…はずだがいつも知りあいの博士に開発は任せている
技術班はいつもスマホゲームをしているという噂がある
その博士にはいつも感謝しているもよう、というかその博士がいないと本格的に技術班がやばい




