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異世界対策少年課  作者: 時の花
第4章 祭でも警察業!
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第69話 思いを入れろ

前回のあらすじ

歌を作り始めた

「お、来たか」

今日中央中学校はリフレシュデー、つまり部活がない日だったので、先に来て二人を待っていた

俺、愛香、翔は中学校が違う

そのため、しばしばこんなことになる

「茶道部がちょっと長引いちゃって…」

「俺は卓球部終わったあと、個人面談があったから遅れた」

愛香は茶道部、翔は卓球部だ

まあ今はこのことはどうでもいいのだが


「曲作りの件だが…俺の友達の後輩が作詞作曲してくれることになった」

愛香と翔を待つ間に凪からメールが来た

頼んだところ、軽く引き受けてくれたそうだ

本当に感謝しかない

「お、これで曲作りは解決か!」

「その人…優しいんですね」

愛香も翔も安堵している、難しい作曲や作詞をやらなくてよくなったからだろう

「でも全部やってくれるわけじゃない、曲の雰囲気や入れる言葉などがないと無理だそうだ」

というかこれは仕方ないだろう、雰囲気などを伝えないと、アイドルが軍歌歌うカオス風景になりかねない

「ちなみに入れる言葉は多ければ多いほどいいって、そっちのほうが作詞しやすいとか」

「つまり自由作文より課題作文のほうが書きやすい理論か」

わかりやすいのかわかりにくいのか判別に困る

「まあそんな感じだ」


「まずは雰囲気からだな」

入れたい言葉といっても、雰囲気が決まらないと考えるのが難しい

「やっぱり元気づける歌にしたいですね」

元気づけるか、アイドルの歌もそんな感じのもの多い気がする

やはり元気って、大事だな…

「よし、それを雰囲気にしよう」


雰囲気は秒で決まった、あとは入れたい言葉だ

「この紙に入れたい言葉を書いてくれ」

一つ一つ俺が書いていくと時間がかかる、それなら先に書いておいて、それから雰囲気にあってないものを除外すればいい

「分かりました」

「分かった、師匠」

二人に続き、俺も筆記用具をとる

一人5個ぐらいあればいいだろうか…

元気づける曲として語句を書いていく


1 未来

2 勝利

3 世界

4 努力


そしてあと一つ、そこにはどうしても入れたい言葉を入れた

5 友

もう友を無くしたりしない、絶対に

過去の自分へのメッセージ、それを入れた


「おい、任務だ」

このタイミングで入った、仕方なく書く手を止めて任務に向かう

任務は難しいものではなかったが、時間がかなりかかってしまった

帰ってきたときには、石山さんにもう帰るよう言われてしまった

「明日までに出したいんだけどな…」

曲作りにどれくらい時間がかかるのか、分からない

でも、できるだけ早く出しておきたい

「なら、明日出してきてください」

愛香は紙を出した、その後翔も出した

すでに書き終わっていたのか

確認はできなかったが、明日の朝すぐに出すよう、それらの紙をリュックサックに入れた

用語紹介

外町通り

長野県にある和風の通り

観光できる神社や寺があり、観光客でごった返している

ちなみに観光地化されたのは1・2年前と最近である

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