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2:せいぎとは。

ー次の日


俺は昨日の発言で少しは変わってくれただろうと信じて学校に登校した。

時に恐怖は人の脳に刻まれる、アイツらにはこうでもしないと変われない、そういう思いを巡らせながら下駄箱に着いた。

下駄箱から上履きを出してに履き替えた頃、


「カネヅ、ちょっといいか。」

少し顔を曇らせてる担任が俺に話しかけてきた。

担任は髪の毛がボサボサでダサいメガネをかけてて分かりやすいほど面倒くさがりだなって見た目をしている、そんな担任が珍しく今日はスーツだけはシャキッとしていた。


「なんですか?」

不審に思いながら返した。


「着いてきて欲しい。」

質問に対しその一言だけ返して振り向いた。

俺はそのまま黙って担任の後ろ着いて行く渡り廊下を歩き始めて数秒後、僕は何故か職員室前に立たされていた。


「失礼します、」

俺は担任と一緒に職員室の中に入った。

そこには、指導教員と湿布や包帯を巻いてこちらを怯える目で見つめる3人組がいた。


(あ、昨日の奴らだ。)

俺は一目見ただけで気づいた。

指導教員は分かりやすいほど指導教員感出てて赤いジャージに坊主頭、日焼けした肌にサンダルを履いてる。

周り(特に俺らみたいな日陰者)はあまり好んで関わろうとしないタイプの先生だ。


「お前、殴ったらしいな。」

指導教員が3人組を後ろに守るように前に出た。


「そうですけど、」

俺はありのまま正直に答えた。

ここで嘘ついてもしたかないと思ったからだ、それとシンプルに指導教員の見た目が怖いからもある。


「どんなことがあろうと人を殴っていけないのはわかるか?」

問いただすように指導教員は近づきながら訴えかけてけきた。


「俺も、殴られたんすけど」

指導教員を睨みながら返した。


「私のクラスにイジメなんかありません!!」

先程まで怯えて黙り込んでいた担任が大声を出し始めた。

その声で周りが静まり返るほど大きい声だった。


「カ、カネヅ 君がしたかった暴力を私のクラスを原因にしないでください…。」

身体を震わせ、目に涙を零しながら俺を睨めつける担任に心底ショックを受けた。


別にこの担任を気に入ってた訳でも無いし、理解してた訳でもない。

だがこの人は大人、だから中立でいるべきだと勝手に勘違いしてしまっていたのだ。

誰も注意しないし、大きい声もあげない たとえ変な噂を流されても、変ないたずらされてても…。

そんな担任が初めて自分の名誉を汚されたくない。

それだけで無実な自分を怒鳴りつけてきた。

その事実にショックを受けたんだ。


「先生、」

俺の後ろで泣きじゃくる担任を見つめ、その後目線を体育教師に移した。


「正義とはなんですか?」

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