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魔女の恋  作者: 伊勢
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後編

身なりを整え、化粧で隈を隠して旅の薬売りを装いこっそり彼の事を遠くから見つめる。

私は、なかなか彼に話しかける事が出来なかった。そもそも近くに行くことすらできていない。

それでも、彼の事を目で追ってしまう。


…正直、ただのストーカー行為だが、どう話しかければ良いのか分からなかった。

何より、あの飴を食べてるからといって、本当に彼に近づいても大丈夫なのか確信が持てなかった。


彼の存在を感じるだけで胸がドキドキと煩い。

頬が勝手に熱を持ち、彼から視線が逸らせない。


飴を食べる前なら、彼の姿を見ただけで狂いそうなほどの飢餓感に襲われこの飢えを満たす為に一も二もなく衝動に駆られて襲いかかっていたかもしれない。

それが、今は抑えられているのは事実。

それでも…胸の鼓動は高い。

これは緊張からか、それとも彼を見ているからか…それとも、衝動が完全に抑えられていないのか。


彼に触れたら…。

彼の傍に行ってしまったら…。

また、あの狂いそうなほどの衝動に駆られ彼を傷つけてしまうかもしれないと思うと恐ろしくてなかなか近づくことができなかった。

本当は、彼の為にも一刻も早くこの国を離れれば良いと分かっている。

それでも、離れられないのは…

淡い期待を抱いてしまっているからだろう。



ある時、彼の名前を知った。

彼が友人と話しているのを盗み聞きしたのだ。

彼にピッタリの名前。

ーーいつか、彼の名前を呼んでみたい。

出来れば…私の名前も彼に呼んで欲しい。


彼の声もその時初めて聞いた。

とても優しく穏やかな響きのその声についつい聞き惚れてしまった。

ーーその優しい声で私に語りかけて欲しい。


彼は男性らしく背が高い。

私も女にしては背が高い方だが、彼は私の頭一つ分は高い。男性にしては細身だが、とてもスラリとした体型。大きな手に、ゴツゴツとした長い指。

ーー彼の隣にたって、横に並んで彼の顔を見上げながら、彼と手を繋いで歩いてみたい。


フワフワとした癖のある髪は麦穂色。

薄らと雀斑の散った顔は可愛らしい。

一つ欠点を挙げるとすれば、前髪が長いせいで、綺麗な若葉色の瞳が見えずらい事だ。

ーーフワフワのその髪に触れて、彼の瞳を覗き込んでみたい。


そんな思いで彼の事を見つめていると…

ふとした瞬間に彼と目が合う…気がした。

それはきっと私の願望で、気のせいなことはわかっていた。それでも、私の方を向いて細められるその瞳が私の淡い期待を途絶えることのない欲望へと変えた。


彼は、正直言えば何処にでもいる田舎の素朴な青年だった。

目の前で困っている人がいれば、笑顔で手を差し伸べることのできる心優しい普通の青年だ。

彼のどこに惹かれたのかは、自分でも分からない。あの魔女の言葉を借りるなら、彼は私の魂の伴侶…番だからとしか言えない。

それでも、こうして少しずつ彼の事を知るうちにどんどん彼への気持ちは大きくなった。


彼の笑顔が好き。

彼の声が好き。

彼の事が、私は…好きだ。


改めて自覚した気持ちに、胸を抑えた。

あぁ…確かにこれは恋なのだと。


私は、涙を零した。


◇


ーーあれから幾日が過ぎたろう?


飴は少しずつ減っていく。

その事に焦燥感が込み上げると共に、あと少し。ほんの少しだけ…と手を伸ばしてしまう。


もう、彼の声を直接聞くことも。

もう、彼の横に立ちたいとも思わない。

改めて恋を自覚したあと、私は彼に接触することを諦めた。

どう、話しかけようかと悶々と悩んでいたのは本当だが…彼に迷惑をかけたくない気持ちが勝った。


それでも、まだこの国に留まっているのはせめて最後の瞬間まで彼の存在を近くで感じたかったからだ。


別に、話せなくていい。

触れられなくてもいい。


ただ、彼の幸せそうな顔が見れればそれで良いのだ。それで、私は満足なのだ。

飴だけでは誤魔化せなくなってきた飢餓感にどうにか蓋をして。


私は、また1つ飴を口に入れた。


◇


その日は、突然訪れた。

それは本当に偶然の出来事だった。


彼の姿を見つけられず、それならばと森に出た。一応、私は旅の薬師として活動しているから時折こうして森に入り薬草を採取しなければならない。

それ自体は昔からやってきたことでもあり、慣れている為一人で森に入ることに不安もなかった。

黙々と薬草を取り、ついでに生えていた果物なども採取する。

ある程度集まった事を確認し、街へ戻ろうとした時だ。グラりと視界が揺れた。

咄嗟に座りこみ転倒は免れたが、酷い目眩と吐き気に私はその場から動けなくなった。


またか…と、自分の体に嫌気がさす。


飴のおかげで彼に対する飢餓感は薄れている。

しかし、それでも普通の食事は受け付けない体になっていたせいでこうして時折身体が悲鳴をあげる。なんでも良いから口にすれば良いのだろうが、どうしても体が受け付けない。

お陰で体は痩せ、慢性的な寝不足により目の下は黒い隈が出来上がり始めている。


ハッ、ハッ…


己の嫌に荒い呼吸を、他人事のように捉えながらただ落ち着くのを待つ。

苦しくて、苦しくて…それでもこんな所で倒れてしまっては駄目だと何とか意識を保つ事に必死だった。


その時だ、彼の声が聞こえたのは…


「だ、大丈夫ですか?!!」


「え…」


「声は聞こえますか?具合が悪いのですか?怪我は?え、えっと…どうしよう。あ、歩けますか?」


「あ、…の」


なんで…彼がここに居るのだろう?

それよりも、早く離れないと…!!

そう焦るも、体は一向に言うことを聞いてくれない。彼が傍にいるという突然の出来事に、頭も体もついて行かなかった。


「すいませんっ!ちょっと失礼しますね!」


「ぇ…え?!」


なかなか、返事をしない私に焦れたのか彼はあろう事か私を抱き上げ歩き始めてしまった。


「僕の家ここから近いんです!すぐお医者様を連れてくるので、どうか安心してくださいね」


「ぁ、いや…あ、の」


内心焦りまくる私だったが、その時向けられた彼の笑顔に目が奪われた。

彼は本当に私の事を案じてくれているのだと…

心底私のことを心配する彼の態度に段々と気持ちが落ち着いていく。

代わりに胸の鼓動がドキドキと高なってゆく。


そういえば…初めて、彼に声をかけられた。

挙句、彼に抱き上げられてもいる。

彼の温もりが、私を包み、心配する声と瞳が私に向けられている。


「ぁ、ありが…とぅ」


「いえ、困った時はお互い様ですから」


呆然とした声で何とかそれだけ零すと、彼は嬉しそうに微笑んだ。これ以上、彼の顔を見ていられず私は目を逸らした。

こんなにも彼の存在を近くで感じているのに、飴のおかげか飢餓感はわかなかった。

ただ、心地よい揺れと温もりに安堵感だけが広がる。嬉しくて、恥ずかしくて…


あぁ、今なら死んでも良いと…心底思った。



◇


それから、彼は甲斐甲斐しく私の世話を焼いてくれた。というのも、医者から数日は絶対安静だときつく言われてしまったからだ。


重度の栄養失調と慢性的な睡眠不足からくる体の不調に、見てくれた医者には、薬師の癖に自分の体の体調管理も出来んのかと。仮にも薬を扱う人間なのだから少しは自分の体も気遣うべきと、クドクドとお説教も食らってしまった。


それでも大丈夫だといいはったのだが、彼は案外心配症だったらしい。

また倒れるかもしれないからと、こんな見ず知らずの人間にまで優しく、せめて数日はうちで安静にしておいてくれと涙ながらに引き止められてしまった。挙句、態々私が借りておる宿までいって事情を説明し荷物まで引き取ってきてくれた。


正直、ここまで彼が私のことに気を配ってくれることに嬉しく感じてしまう。

けれど、いつまたあの飢餓感に襲われるかと思うと恐ろしくて仕方がない。

一刻も早く彼から離れないといけないのに、彼の優しさに甘えてしまっている。

何より、この幸福な時間を手放したくなかった。


しかし、無情にも刻一刻とタイムリミットは迫っていた。

飴が、だんだん効かなくなってきたのだ。


幾ら飴を口にしても、彼を近くで感じる度に思わず喉がなり、クゥと腹が鳴る。

それなのに、彼が折角作ってくれた食事にはなかなか手を伸ばすことができない。

無理に口に入れれば、体が拒絶して吐き出そうとしてしまう。


悔しくて悔しくて…苦しい。

彼の傍はこんなにも心地良いのに、酷く苦しいのが悲しくて仕方がない。


それなのに、追い打ちをかけるかのように頭の中で段々と恐ろしい声が私に囁き始める。

強迫観念にも似たその声は、私を次第に蝕んでゆく。必死に頭を振って抵抗するも、グルグルと頭の中を駆け巡る葛藤に目眩がした。


愛おしくて愛したくて…

喰べたくて喰べたくて…

怖くて恐くて…


彼が好きだ。彼が欲しい。


けれど、その一線を超えてしまえば、

私はただのバケモノになってしまう。

いっその事、このまま死んだ方が良いのではないか?そうすれば、彼を傷つけることは無く...私は、バケモノにならなくてすむ。

そうすべきだと、分かっているのに...


ーー甘いアマイ、魔女の声が私を誘惑する。


『苦しいやろ?』


(...うん)


『愛したくて、仕方がないんやろ?』


(.....うん、でも..ダメ.)


『ええんよ。愛していいんや』


(...ほんと、に...?)


『あぁ。ほら...あんなに』


『(...いい、匂い』)



あぁ...おなかが、すいた。




彼に保護されて、数日後の夜。

私はついに彼に襲いかかっていた。


◇


夜、あまりにも苦しむ私の声に彼は心配したのだろう。大丈夫かと、私に声をかけてきた彼の事を気付いた時には押し倒していた。


驚きに目を見開いているであろう彼の顔を、私は見ることが出来なかった。

何より、彼の瞳を隠す長い前髪が今は醜い私の姿を隠してくれている。

愛おしい彼の顔を常に隠していた髪を忌まわしく感じていたのが嘘のように私は感謝していた。


だって、今の自分を見て欲しくなかったから...。


頬はこけ、ドス黒い隈で覆われた瞳は血走っている。酷い飢餓感を耐える為に掻き毟った喉を隠した服は今も血が止まらず真っ赤に染まっている。

口からはヨダレが吹き出し、荒い呼吸が抑えられない。


グルルルっ...


己の口から、獣の唸り声が聞こえた気がした。


こんな、こんな化け物に成り果てた姿を見られたくない。

こんな、こんな醜い姿を知られたくない。


それでも抑えられない衝動に、遂に彼を押し倒し逃げられないように、全体重をかけて彼の胸元に乗り上げた。

少し上げた視線の先で彼の喉が、かすかに震えるのが見えた。


何を言われるだろう?いや、わかっている。

こんな醜い姿の女、誰が見ても恐ろしいだろう。

いっその事、彼の口を塞いでしまえば聞かずに済むだろうか…?

もう既に手遅れだと言うのに、未だに彼からの拒絶を私は恐れいてた。

それでも心のどこかでは、いっその事『バケモノめ』と叫んで拒絶された方がいっその事諦めがつくだろうと安堵もしていた。

そうすれば、やっと私は彼から離れられると…

そうでもされなければ、私はきっとこの優しくて心地よい彼の側から離れることはできないのだと分かっていたから。


大好きな彼にバケモノと呼ばれ拒絶されるのは恐ろしい、けれど。早く突き放して欲しい。

矛盾する気持ちを抱えたまま、私は彼の言葉を待った。


「だ、大丈夫…?苦しいの?」


なのに、彼からの言葉はどこまでも優しかった。

それどころか、彼は私の背中をそっと抱きしめあろう事かゆっくりと撫で始めた。


「…ぇ」


「大丈夫。俺が傍にいるから…安心してって、はは。俺なんかじゃ安心できないかな?ごめんね」


「っ、なんで」


なんで、彼はここまでされて。

なんで、彼は私のこの姿を見てまだ優しくしてくれるのだろう…?今はそれが酷く苦しい。


「なんで、なんで…なんで!!!やめてよ!!もう優しくしないでよ!!なんで、こんな…バケモノの私に…あなたのこと、私…なんで」


彼の優しさが苦しくて、涙が止まらない。

彼の胸を叩いて、頭を振って暴れても彼はその手を離すことはなかった。


「なんで…」


「俺、さ。ずっと独りだったんだ。

親は早くに死んで…この街の人はすごく優しくて天涯孤独の俺にも優しくて色々世話も焼いてくれた。勿論感謝してるし、皆のおかげで辛くなかった。

…それでもさ、ずっと寂しかったんだと思う。

胸の中に風穴が空いたみたいに、冷たい風がびゅうびゅう吹いてて。

俺はさ、優しい人達に囲まれて本当に幸福なやつだと思う。それでも、その穴を埋めてくれる人は残念ながら傍にはいなかった。

どんなに人に優しくされようと、どこか苦しくて。普通を装って彼等と話す度に…あぁ、自分はなんて寂しいやつだろうって虚しかった。


…君を、見つけるまでは。

初めて、君を街で見かけた時に…なんて言うか、やっと会えた!って、気持ちになったんだ。

自分でも不思議なんだけどね、胸の中を吹き抜けていた風が止まった気がしたんだ。

それからはもう、君のことが気になって気になって…いつしか、自然と君のことを目で追うようになった。時折、君と目が合った気がした時は胸が苦しくなるほどに嬉しくてさ。

でも、なんて話しかければいいのか分からなくて…自分でもなんて情けないんだって思う。

でも、だからこそ、森で倒れてる君を見つけた時は胸が潰れてしまうくらい不安で仕方がなかった。やっと会えたのに、君も僕を置いていなくなってしまうんじゃないかって…凄く恐くなった。

君の名前も知らないのに、君と話したこともないのに…ね。だから、今君が苦しそうな姿を見ると俺も苦しい」


彼は、今にも泣きそうなけれどとても優しい声で言った。


「ねぇ、これが恋だって言うなら…

俺は君に何をしてあげられる?

君のその苦しみをもしも俺が癒せるなら…

いいよ、喰べて」


「っ、」


彼は、そう言って私の頬をそっと包み込んだ。

彼に導かれるまま顔を上げれば、彼は酷く優しい顔をしていた。

こちらを恐れるでもなく、ただただ。

優しいその瞳が私だけを映していた。


「これが俺なりの君の愛し方。

君に、俺の全部をあげる。だから、どうか…

君の愛を僕にくれないかな…?」


涙がボロボロと零れ落ちる。

彼は、私がバケモノだと知っても恐れることはなかった。それどころか、私の恋を、こんなにも歪な愛を肯定してくれた。


だから、もう…いいと思った。

それだけで十分だと。


あれほど、頭の中に響いていた声は聞こえず、恐ろしいほどの飢餓感も、最早ない。

私は、精一杯の笑顔を浮かべて彼に抱きついた。


「わた、私も…あなたを愛してる」


「本当…?なら、」


「…でも!でも、私には貴方の愛は勿体ないや!だから、だからどうか私の事は忘れて…どうか、幸せになって。

永遠に、貴方の幸福を願うよ。

だから、また…また出会えたらその時は…」


叶うならば、次に貴方に出会う時は普通の恋がしたい。


◇


静かな夜。

男は1人、家の床に倒れていた。


「あ、れ…俺、何を」


ふと、目を覚ました時男は何も覚えていなかった。ただ、胸の中に残る虚しさを抱えて…


一人、涙を零した。


◇◆◇


ボロボロの惨めな姿になりながら、私は暗い森の中を1人歩いていた。

歩いて歩いて...気付いたら地面に寝転んでいた。

空を見上げればそこには満点の星空が浮かんでいる。美しいその景色に、私は満足感とともにいつの間にか微笑んでいた。


「あやー、こんな所に同胞が落ちとるわ」


物陰から、そう言って出てきたのは同胞の魔女。

彼女は訝しげに私を見つめると、嘲笑の笑みを浮かべた。


「なんや、結局喰わんかったんやな?なんで?もったい奴やなぁ」


「…」


「あんた、そのままじゃ死ぬで?ええの?」


「…」


「ヤダヤダ、満足げーな顔しおって。もー…

なぁ、あんたにとっての恋はどやった?

苦しかったやろ?辛かったやろ?」


そう、問いかける彼女の方が苦しそうな顔で私を見下ろす中、ふと。母が最後に言った言葉を思い出した。


『恋をした時、愛を知った時...

どうか後悔のない選択をしなさい。


そして、どうかーーー笑って。

どんなに辛くても、悲しくても

どんな結末を辿る事になろうと…

最後には笑って、いけますように』


母は、そう言って…

心底幸せそうに笑っていた。


私も、幸せだった。

たった一時、彼と話すことが出来た。

彼と過ごせた。

彼と、彼の笑顔が見れたから。


後悔はない。


「…なぁ、なんでわろとるん?」


「しあわせ、だなっ、て」


「幸せ?喰えんかったくせに?」


「ん、普通に話して、触れて、彼の笑顔が見れたから…もう、十分。それ、に…あなたが来てくれた」


「は?」


「ずっと、見てたんでしょ?なんだかんだ、色々アドバイスまでしてくれて…ありがとう、ね」


「なんで…笑えるん?うちは…」


「なんで、だろう?でも、愛してくれたから、かな。だから、怖くない。それに、なんだろう?また…会える気がしてる、からかな」


「…」


「だから、次にまた会う時は、笑って…会いたい。ねぇ、だから、あなたも…笑って?」


彼女は、最初で最後の魔女は笑う。

それは泣きそうな、けれどとても嬉しそうな笑みだった。


「ははっ、せやな。最後は笑顔で!またな!」


「う、ん…また、ね」


さよならは言わない。

最期は笑顔で眠りにつく。


また、出会えることを願ってーーー


◇



「また、な…可愛い我らの末子よ。安らかに、お休み…」


魔女は、静かに永遠の眠りへと堕ちた少女を後にまた静かに歩き出した。


空には大きな月が昇っている。


「はぁ...ついに、魔女もうちで最後か...なぁ。アンタはいつまたこの世界に産まれてくるんや?うちはいつまで、待てばええの?なぁ...」


魔女は、独り月に語り掛ける。

しかし、その声に答えてくれる人はいない。


「まだ、ダメ...か」


かつて、愛した人を食し...

けれど、また出逢うことを願って魂を解放した魔女は笑う。


「ほんに、仕方ない子達やなぁ…」




あと1話続きます。

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