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26.霊媒体質女装シスター、テレーザ登場

「それでこのシスターはなんなのよ?」

 午後一時過ぎ。イリーナはようやく目を覚ましたコトネたちとテーブルを囲み昼食をとっていた。イリ

ーナは開口一番にそう言いながらその中に当然のように混ざっていたシスターテレーザじろりと睨んだ。

呼応するようにブリギッタもテレーザを睨みつけた。


「イリちゃん、いえイリーナ様も覚えていないんですか? わたくしです、10年前の夏を共に過ごした」

 テレーザ―はシスター帽を脱ぎ捨てイリーナに顔を見せつけた。


「……誰?」

 テレーザはしゅんとして緑色のスープをスプーンですくって口に運んだ。


「あの夏のことを忘れてしまうなんて本当に悲しいです、それにわたくしはイリーナ様たちのの到着をずっと待っていたというのにこの扱い……酷いです」


「なんなのこいつ? というか待ってたってどういうことよ?」

「私も待ってたというのは初めて聞きました。なぜ私たちを待っていたんですか?」

 コトネは食後のコーヒーに角砂糖を6個も入れながら尋ねた。


「それは勿論イリーナ様たちの旅にお供するためです」

 テレーザは笑顔で答えた。


「は?」「あ?」

 一方、イリーナとブリギッタは切れ気味であった。


「悪いけど、もうパーティに加入できるのはイケメンの男だけなのよ。さあ帰った帰った」

「姫、お言葉ですが、彼女は姫も認めるイケメンの男ですよ」

 コトネの矛盾した発言にイリーナは再び「は?」と漏らした。


「コトネ、あんたどっかに頭でも打った? これのどこが男だっていうのよ。どこからどう見ても女じゃない」


「どこからどう見てもですか……では、ここからこう見ても同じことを言えますか?」

 コトネは素早くテレーザの背後に回り込むと勢いよく修道服を捲り上げた。


「きゃー」「えっ? おおーーっ」「うわあああ」

 三者三様に叫んだ。。

テレーザは顔を真っ赤にしながら捲り上げられた修道服を戻そうとし、イリーナは自分の目を手で覆うふりをしながら指の隙間からしっかりとテレーザの修道服の中を凝視し。そしてブリギッタはテレーザに殴りかかろうとした。


コトネは満足そうに修道服から手を放しブリギッタの拳がテレーザを捕らえる瞬間には席へと戻っていた。


「イリーナ姫に、汚らわしく粗末なものを見せるとは、貴様殺されたいのか!?」

 既に殺しにかかったあとでブリギッタが凄む。


「……み、見せたのは……わ、わたくしではなくて……コトねさ……ま」

 瀕死状態のテレーザはそう呟くのが精いっぱいだった。


「どうでしたか姫? どこからどう見ても女でしたか?」

「コトネ謝るわ、がっつり男だったわ……ねえねえブリギッタは粗末って言ったけど立派だったわよね?」


「悪くはないかな」

 興奮気味のイリーナに対しソラソラは落ち着いた様子でそう評した。


「それで、彼女の仲間になりたいという申し出はどうしますか?」

「コトネ殿、何を言ってるのですか? 却下に決まっているじゃないですか!! そうですよね? イリーナ姫」


「えっ? 待って、今ので悪くないってどういうこと? あれ以上があるってこと? そんなわけないでしょ? あれ以上はおかしいでしょ? いや、でも……」

 ブリギッタの同意を求める声はイリーナには届いておらずひとり興奮収まらぬままぶつぶつなにやら呟いていた。


「姫、帰ってきてください」

 コトネがイリーナの肩をポンっと叩くとイリーナはビクッと身を震わせた。


「きゅ、急に何よ」

「いえ全然急じゃないです、むしろ急にひとりでどこかに行ってしまっていたのは姫の方です。それでどうするのですか?」


「どうするって何をよ?」

「だからテレーザさんの加入を認めるかどうかって話ですよ」


「えっ!? このツチノコの?」

「いえツチノコではないです。姫にとっては未知の存在でも全人類の半分には存在するメジャーなものです。というか一部分ではなく全体を見てください」


「わ、わかってるわよ。うーん、そうね確かにそこそこのツチノコをお持ちのようだけどそれだけで加入を認めるわけにはいかないわね」

「イリーナ姫、俺はツチノコ飼いを仲間にするなんて断固反対です」


「とりあえずそのツチノコ呼びやめてもらえませんか?」

「そうだよ、ちゃんとチンプァァ」

 ソラソラの発言はイリーナの拳で止められた。


「結局、このシスターは男であってもイケメンというか……そもそもカマ野ろ」

「姫!」

 イリーナの言葉をコトネは大きな声で遮った。


「発言にはお気をつけください。さもなければ新宿二丁目連合会に革命を起こされ、姫はよくわからない勢いだけの一発ギャグをしこたま仕込まれた後に、せっかくだからと移植用におっぱいを奪われ死刑にされますよ」


「だからこの国は残酷な革命が起きる可能性が高すぎるのよ。しかたない、訂正するわ、このシスターはイケメン云々じゃなくて乙女心を持つ紳士じゃない。私が求めているのは大前提として心も体も見た目も男なのよ。その上でイケメンも必須条件なのよ。悪いけどお取引願うわ」


「そうだそうだ諦めろ女装シスター」

 イリーナとブリギッタがノリノリでブーブーとブーイングを始めるとコトネは呆れるようにため息を吐いた。


「姫、彼女は今はこのような姿ですがかつては姫も認めるほどのイケメンですよ」

「ん? コトネよそれはどういうこと? というかなぜそんなことあんたにわかるのよ?」


「それではこちらをご覧ください」

 コトネはそう言い異空間ポーチから黒い手帳を取り出しあえてブリギッタに投げ渡した。


「そ、それは……」

「イリーナ姫、なんですかこれは?」


「それは姫が幼いころからせっせと書き続けてきたイケメン図鑑です!」

「イリイリってそんなに小さいころからイケメンに執着してたの?」

 いつの間にか復活を遂げていたソラソラがブリギッタから手帳を奪いパラパラとめくり始めた。


「ちょ、勝手に見るな、というかなんでコトネがこれを持ってるのよ!」

「姫が勝手に私のポーチに入れたんじゃないですか」


「そ、そうだっけ?」

「そうですよ、それよりもイケメン図鑑NO.13を見てください」

 ソラソラは言われるままにNO.13のページを捲った。そこには銀髪の美少年の写真が貼られていた。


「すっごい美形!」

 ソラソラの反応を見てイリーナとブリギッタは素早くソラソラの後ろに回り込み覗き込んだ。


「ふむ、確かに悪くないな。しかし所詮は男、可愛らしいのはこの年頃までだ」

「リギリギ、男でも子供ならセーフなんだね」


「ああ、子供は純粋でケダモノのような醜い欲望を持っていないからな」

「ブリギッタさんの方がケダモノみたいな欲望お持ちですけどね。それで姫、その写真を見て何か思い出しましたか?」

 イリーナはわなわなと震えていた。


「ええ、思い出したわ……というか彼のことならそれはもうしっかりと覚えるわ。名前は確かジョ」

「イリーナ様! その名は捨てました! 今はテレーザです。しかし、思い出してくれたのですね、わたくし感激です」

 ブリギッタに吹っ飛ばされ壁にもたれ掛かったまま動けなくなっていたテレーザが急に意識を戻して満面の笑みを見せた。


「ええ、そりゃもうちゃんと覚えてたわよ。この手帳を見ればわかるけど、この頃は会うイケメン会うイケメンみーーんな年上のおじ様! そんな中、唯一出会った同世代のイケメンが彼よ。10年前に別れて以来、またいつか私に会いに来てくれると信じ、次に会う時を、どんなイケメンに成長をしているかを、ずっと楽しみにしていたのに……どうしてそうなった!!」

 イリーナは今にも噛みつきそうな勢いであった。


「どうしてと言われましても……イリーナ様の助言に従っただけなのですが」

「私の助言? 私、なんて言ったの?」

「だったらシスターになればいいんじゃない? と、イリーナ様はおっしゃいました」

 イリーナは数秒固まったのちに問う。


「なんで私はそんなこと言ったの?」

「さあ、わたくしに聞かれましても」

 狼狽する二人を尻目にソラソラとブリギッタはささっとコトネに近寄った。


「コトコト、どういうこと? なんでイリイリはイケメンだったテレテレにシスターになれなんて言ったの?」


「そうですね、私の推測も入りますがざっくりと解説いたします。そもそもなぜテレーザさんが姫や私と知り合いかという点なんですが、この街を見ればわかると思いますがテレーザさんは極度の霊媒体質で霊を呼び寄せてしまう体質だったのです」


「コ、コトネ殿、何度も言いますが幽霊なんているはずないじゃないですか」

「リギリギ、まだそんなこと言ってたの」

 コトネはブリギッタの抗議というよりは儚い願望を無視して話を続ける。


「テレーザさんは、いえ正確にはテレーザさんの母親はその体質を改善したく姫の母君、つまりエレザベス王妃を助けを求めました」

「なんで王妃に? そういうのってもっと専門的な人に頼むもんじゃないの?」


「テレーザさんの母親はエレザベス王妃の旧人だったと記憶しています。そして、ソラソラさんたちはエレザベス王妃を知らないので伝わりにくいかもしれませんが……エレザベス王妃に頼めばなんとかなるだろうなー、そう思わせる御方なのです」

 そう評するコトネの目にはどこか怯えの色が見えた。


「王妃はあらゆる分野で天才的というのお話はオラオーラの国民で」あれば誰もが一度は耳にすることですが、実際にお傍で仕えていた方コトネ殿がそう感じるほど凄いお人なんですね」


「お人……あの方は本当に人なのでしょうか……怪物と呼ぶべき存在ではないしょうか?」

「コトコト、それは王国に直に仕えるものとしてセーフな発言なの」


「いいのよコトネ、娘の私から見ても同じ感想を抱くのだから」

「お二人とも、エレザベス様を知るわたくしとしてはその発言大丈夫でしょうか? エレザベス様ならこの会話を聞いている可能性を否定できませんよ」

 そう言いながよろよろと立ち上がりながらテレーザの姿を見たイリーナとコトネの顔は真っ蒼になった。


「大丈夫ですよね? 姫?」

「流石のお母さまでもそんなことあるわけないよ」

 二人とも心の奥底から言えてないのは明かであった。


「ごめんコトコト、絶望に打ちひしがれてるとこ悪いけど話を進めてくれないかな?」

「すみません、では話を戻します。こうしてテレーザさんの幽霊退治の特訓が始まるのですが、この頃から既に幽霊と人間の区別がついてない姫も合同で特訓を開始しました。因みにではありますが私もこの特訓に参加しましたが幽霊が全く見えなかった私にはまったく意味がわかりませんでした。しかし、幸か不幸か特訓の終盤には私にもぼんやりと幽霊が見えるようになりました」


「俺の個人的な見解ではありますがそれは不幸だと思います」

「ちょっと待って私が幽霊と人間の区別がつかなかったってどういうこと?」


「申し訳ありませんが姫様は黙っててください」

「丁寧に言えばなんでも許されると思うなよ」

 イリーナを無視してコトネは話を戻す。


「テレーザさんはエレザベス王妃の特訓のお陰で幽霊を殴り飛ばせるようになりました」

「なんだろう、幽霊相手に殴り飛ばせるって物凄い不自然な感じがする」


「ソラソラ様の指摘はあながち間違っておりません。テレーザ様は一時的に付きまとわる幽霊を追い払うことをできるようになりましたが幽霊を消滅、いえ成仏できるほどの力を手に入れることはできませんでした。因みエレザベス王妃は幽霊をタコ殴りにすることで強制的に成仏させる力があります。捕捉として同様の特訓を受けた姫は残念なことに今も幽霊と人間の区別はつかないままですが、腹立たしい幽霊にはきつく当たって成仏させるほどの力を手に入れました」

「イリイリもイリイリで酷い存在だね」

 容赦のないソラソラのコメントにイリーナは苛立ちを覚えたがいまいち何を非難されているのがわからなかったため自称正義の鉄槌を収めた。


「エレザベス王妃の地獄の特訓、いえとてもやさしい特訓は3カ月で終了しました。しかし、特訓を終えてもテレーザさんは幽霊を一時的に追い払う力しか手に入らなかったと記憶しています」


「コトネ様の言う通りわたくしはエレザベス様の特訓を終えた時には霊たちを蹴り飛ばすことはできるようにはなりましたが、天国あるいは地獄に導ける力は取得できませんでした」

 と、急にイリーナはテーブルをバーンと叩き立ち上がった。その顔は鬼気迫るものがあった。


「どうしたんですか? イリーナ姫」

「……ここまで割と黙ってに聞いてたけど、今やってることって回想なんじゃないの?」

 コトネは慌てて目を逸らす。


「いえ、そんなことはないと思いますよ」

「いや、そんなことあるよ! それになんかこのまま話すのはなんか嫌な予感がする! というわけで終わりーー! この話はここで終わり! わかった?」

 無茶苦茶なイリーナの主張であったが誰も特に反論しなかった。なぜなら昨夜に眠るイリーナの前というには遥か遠い場所で回想を始めた骸骨の末路を知っているからだ。


「というわけで、話を戻しますとあんたが昔イケメンだったとしても今は女の姿をしているのだから私の仲間になる条件を満たしていない! よってあんたの加入は認められない! わかった!?」

 イリーナの宣言にブリギッタは力強く何度も頷いた。それに対しテレーザは涙目になりながらおろおろし始めた。


「イリーナ様、それは困ります」

 テレーザはそれまでの静かな口調とは打って変わって声を大にして言った。


「そんなこと言われても私の気は変わりませーん、べろべろばー」

 テレーザとの温度差が半端ないイリーナが丁寧に舌まで出して再度自分の意思を表明した。


「それは本当に困るんです!!」

 テレーザは既に完全に泣いていた。


「姫、ここまで言うには何か事情があるのだと思います。もう少し話を聞いた方がよろしいのでは?」

「うーん、まあ事情を知ったところで私の心情になんら変化はないと思うけど、仕方ないからあんたがそこまで必死になる事情とやらを聞いてあげましょう」

 それを聞いてテレーザは涙を拭った。そしてポケットから一枚の便箋を取り出した。


「わたくしからお話しするよりイリーナ様とコトネ様にとってはこちらを読んだ方が早いと思います」

 一枚の紙を渡されたイリーナは首を傾げながらも紙に書かれた分を読み始めた。コトネもイリーナの肩から覗き込んで読み始めた。そして、ほぼ同時に顔を真っ青にした。

 イリーナは震える唇を開き笑顔をテレーザに向けた。


「テレサだっけ? 今思い出したけど、私は以前からあなたのような仲間を求めていました。私はあなたを歓迎します」

 明らかに心が籠っていない謝辞を述べイリーナはテレサではなくテレーザを迎え入れた。


「姫、テレサは亀の子分の背後からだけ襲ってくる卑怯な幽霊です。彼の今の名はテレーザです、しっかりと覚えてください。テレーザさんこれからよろしくお願いします」

 コトネも口角をわずかに上げただけのものではあるが笑顔でテレーザを迎え入れた。


「ちょっと待って、何その変わりよう!? その紙には何が書かれていたの?」

「中身はテレーザさんがこれまで少しばかり話していた通りテレーザさんに主要都市の中継地点であるこの街を守りながら姫の到着を待ち、姫と合流後、共に魔王討伐に向かえとういうものです」


「その内容でなぜイリーナ姫がこんな風になられるのですか?」

 ブリギッタは作り笑顔のまま固まったイリーナをくるっと回転させコトネの方に向かせた。


「……それは手紙の差出人がエレザベス王妃だからです」

 全てを察したソラソラとブリギッタは「あー」と納得の声を上げた。


「コトネは何を言っているのかしら? 私はただテレーザが仲間にふさわしいと思ったからこうして歓迎しているだけで……ねえねえテレーザせめて男の姿に戻らない? 元々素材はいいわけだしあなたならすぐに美男子になれるわよ」

 イリーナの切実な願いであった。


「イリーナ様、せっかくの提案ではありますがわたくしはシスターをやめるわけにはいきません」

「なんでよ? やっぱ女装癖があるわけ?」


「……いえ、そういうわけではありません……きっと……うん、そんなことはない」

「少し怪しいですね」


「じゃあなんで男の姿に戻れないのよ?」

「男の姿というよりはシスターをやめられないのです。先ほどの話に出てきた通りわたくしはエレザベス王妃の特訓でも幽霊を天に召す力は得られませんでした。しかし、その後シスターになることで霊たちを天に還すことも、それどころが霊たちを付き従えるようにもなりました」


「いやシスターにはそんな力はないと思うんだけど」

「いやいや、シスターならそのくらいできるでしょ」

「イリイリのシスターの認識おかしいからね」

 ソラソラの言葉など耳に届いていないかのようにイリーナは数秒何かを考えると、突如目をカッと見開いた。


「そうよ! だったら神父になればいいじゃない!!」

 そう叫ぶイリーナを見てテレーザは絶望的な顔をした。


「イリーナ様がそれを言うのですか……?」

「えっ? ちょっと、それどういう意味?」


「いえ、なんでもないです。……シスターから神父に、確かにわたくしも一度はそのことを考えました。しかし、それは無理なのです」

「無理ってなんで?」


「だって……転職したらレベル1に戻ってしまうじゃないですか」

 よくわからないがテレーザは頬を赤く染めた。


「……もしかして転職するには神殿に行くとか?」

「イリイリ何言ってるの? そんなの当たり前じゃん」

「ソラソラ殿、イリーナ姫は転職と無縁なのだ。知らなくても無理はない」

 そうフォローしたブリギッタも少し呆れているように見えた。


「神殿が仕事を斡旋するのが普通と思う方がどうかしてるわよ。私が王位に就いたら職業斡旋所創ってレベルも1に戻らないようにしてやるわよ」

「いずれ王政を担うものとして素晴らしい志です。それよりも姫、再度確認しますがテレーザさんの加入をみとめるということで本当によろしいですね?」


 イリーナは「うう」と呻き声を漏らしてから膝から崩れ落ち地に伏せ絞り出すように声を出した。

「シスターテレーザ、あなたの加入を認めます。共に勇者を救い出し魔王を倒しましょう」


「本当ですか? ありがとうございます! これからイリーナ様のため国のため一生懸命頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします」

 対してテレーザは満面の笑みであった。その横でブリギッタはぎりぎりと歯ぎしりを立て不満を露わにしていた。


 こうして最後の仲間、霊を付き従える女装シスター、ジョ……ではなくテレーザがパーティに加わった。


今回の話で宿屋街ゴーストタウン編は終了です。


次回から港町ツルツール編スタートです。

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