プロローグ編069/【斉縁 空琉サイト0】/【コミュニケーション】の練習7
投票の結果、
【パズルプログラム】の【ハードモード】でやる事になった。
参加希望者が多いので、参加希望者同士がやりあって、決勝戦として、【空琉】と最後に戦うと言う事になった。
【空琉】は、
「では、【ハードモード】に決まりましたのでこのモードの説明をさせていただきます。
ここでは3つの【パズル?】を解いていただく事になります。
1つ目はランダムに12の質問がありますので、答えてください。
2つ目は【間違い探し】になります。
制限時間内にいくつ間違いを指摘出来たかになります。
3つ目が20問ある【クロスワードパズル】になります。
これも制限時間内に解いていただきます。
これらの正解率、誤回答の内容、回答までの時間などを元に【キャラクター生成】が行われます。
必ずしも正解を出す必要は無いです。
例えば、【シマウマ】が正解の問題に【アニマル】と書いても問題はありません。
【クロスワード】にはならないでしょうが、間違い方などで、【キャラクター性】を出して行きます。
逆に、正解のパターンより強いキャラクターが生まれる可能性もあります。
なので気軽にやっていただけたら幸いです。
どうかよろしくお願いします」
と言った。
これもまた、面白そうな【モード】であると言えるだろう。
17種類の【モード】はどれをやっても面白い物が出来ると言う事になっているのである。
では少し、その楽しさを覗いて見よう。
一人の男性が、
「じゃあ、俺から行かせてもらうぜ」
と言った。
するとパソコンが、
『質問1、あなたのお名前をフルネームで教えてください』
と聞いてきた。
男性は、
「俺の名前は【マイケル・スターローン】だ」
と言った。
するとヤジとして、
「嘘つけぇ~。
お前の何処が、【マイケル・スターローン】なんだよぉ~。
お前の名前は【田中 五郎】だろうがぁ。
嘘ならもっとわかりにくいのにしろぉ~」
と言われた。
男性改め、【五郎】は、
「うるせぇな。
良いんだよこれで。
正解じゃなくても良いって言われただろうが」
と反論する。
パソコンは、
『【マイケル・スターローンさん】ですね。
呼び込みます』
と間違った情報を取り込んだ。
続けて、
『質問2、貴方の大好きな女性の名前を教えてください』
と出た。
【五郎】は、
「えぇ?
それ言わなきゃ駄目なのかぁ?
こっぱずかしいなぁ~。
じゃあ、【空琉ちゃん】って事で・・・」
と言った。
するとまた、
「嘘つくなぁ~。
この前、【明美】に告って、玉砕したっつってたじゃねぇか。
【明美】だろ、【明美】」
とヤジが入る。
【五郎】は、
「ば、バカ、ばらすなよ。
恥ずいじゃねぇか」
と耳まで真っ赤になる。
と言う感じで、【12の質問】自体でもかなり盛り上がっていた。
さらに【間違い探し】では15ある【間違い】のたった1つしか見つけられなかった事、
【クロスワードパズル】ではメチャクチャな答えばかり回答していた事などがあり、【弱キャラ】が出来るかと思われたが、それなりの【キャラクター】が生成されていた。
と言う訳でこの企画も大成功と言えるのだった。




