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(ファーブラ・フィクタイズム3)【ウルティムス・ヴィクートリア】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編063/【斉縁 空琉サイト0】/【コミュニケーション】の練習1

 【咲穂】は、

「言ったろ?

 あんたはまず、コミュニケーションの練習からだって。

 まぁ、【企画】を考えたのなら、それを利用しない手は無いけどね。

 その【企画】を利用してあんたの【コミュ障】克服の練習をするよ」

 と言って、【空琉】から彼女が現在考えた3つの【企画】の内容を聞いた。

 そして、

「うん。

 なかなか良いじゃないか。

 行けるよ。

 私が保証する。

 じゃあ、これでアピールしてみようかねぇ。

 まず、【パズルプログラム】からやってみな。

 あんたが、【パズル】を解いてみせて、【キャラクター】を生成するんだろ?

 それで、誰かに同じように【パズル】を解かせて、【キャラクター】をあんたと同じように生成してもらう。

 後は自動で闘ってくれるんだろ?

 簡単な話じゃないか。

 そのやり方をあんたの口と身振り手振りで、説明するんだ。

 まずは、練習だ。

 私が実験台になってやるよ。

 私が野次馬の振りをして、あんたに近づく。

 それで私にあんたが何をしていて、私に何を求めているか説明するんだ。

 あんたは私に対して人見知りはしないだろ?

 出来るはずさ。

 後は、私に対してやった事を赤の他人に向けてやるだけ。

 簡単な事だろ?

 やってみな。

 まずは、【自作パソコン】の設置からだ。

 準備も全部あんたがやるんだ。

 私は客だよ。

 基本的に何もしない。

 後はわかるね?」

 と言った。

 【空琉】は、

「わ、わかったわ・・・

 やってみる・・・」

 と言って黙々と【自作パソコン】を設置し、【プログラム】をし始めた。

 まずは、【パズル】を解く作業からだ。

 【パズル】は色んな【タイプ】を【プログラミング】しているが、【幼稚園児】にも出来そうな一番簡単な【パズル】を選択した。

 【ベリーイージーモード】である。

 この【パズル】は、【全100ピース(10×10)】なのだが、全部、【正方形】で出来ていて、どこに入れても【ぴったりはまる】のだ。

 つまり、【ハズレ/失敗】が無い【パズルモドキ】の様なものであり、【正方形】には、

 【赤】、

 【青】、

 【黄色】、

 【桃色】、

 【緑】、

 【オレンジ】、

 【紫】、

 【白】、

 【黒】、

 【水色】、

 の10色が10ピースずつ割り振られている。

 例えば、全部同じ色で1列に並べても良いし、ランダムにバラバラに配置しても良い。 とにかく自分の感性にしたがって、100ピースを埋めるだけで良いと言うものだ。

 これだけでも色んな【キャラクター】が生成出来る。

 素人が【パズル】が解けないと言う事でやる気を無くす事のない優しい【パズル】である。

 【咲穂】は、

「何をしているんだい?」

 と声を掛けた。

 【空琉】は、

「これは・・・

 【パズル】を解くと自動で【キャラクター】を生成してくれる【ゲーム】の様なものよ・・・」

 と答えた。

 【咲穂】は、

「ちょいまち。

 あんた、お客さんにそんな口調で説明すんのかい?」

 と言った。

「だ、駄目なの?」

「少しは愛想をふりまきな。

 それともツンデレでやるつもりかい?

 それで客が付くとは限らないんだよ」

「わ、わかった・・・

 やり直すわ・・・

 もう一度、お願い」

 と言うやりとりになったのだった。

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