プロローグ編053/【花畑 殊深サイト0】/【殊深ちゃんの物知りになろう】2
【殊深】は、
「あのぉ~、ちょっとよろしいですかぁ~?」
とまた別の人間に声をかける。
声をかけられたのは1年先輩の女子【増田 佐和子】だ。
彼女は【天才倶楽部】と言うのを立ち上げていた。
各分野の【天才】達を集めて何か一緒に作り出そうと言う【クラブ活動】である。
【佐和子】は、
「何かしら?
あらっ、貴女・・・
【可愛いの天才】/【花畑 殊深さん】よね?
ホントに可愛いわよね。
これで整形とか全然してないってホント?」
と言ってきた。
【殊深】は、
「【殊深ちゃん】の名前ご存じなんですね。
ありがとうございます。
整形はしてないです。
それと【殊深ちゃん】は、【珍しい物】を【研究】したり、他の人と違った事を【頑張って】居る人に質問する【番組】を作っています。
先輩の事、ちょっと調べさせていただきました。
少し質問をさせていただいてもよろしいでしょうか?」
と聞いた。
【佐和子】は、
「質問?
良いわよ。
ただし、私からの質問に貴女が私の納得行く答えを出したら考えても良いわよ」
と言ってきた。
「はい。
わかりました。
では、【殊深ちゃん】に質問をしていただけますか?
【殊深ちゃん】のわかる範囲で答えさせていただきますので」
「そう・・・
じゃあ、ちょっと意地悪な質問をするわね。
貴女の思う、【天才】とはなんぞや?
さぁ、貴女の考えを聞かせて。
私が【天才】を求めているのは知っているでしょ?
貴女が天才かどうか見てみたいわ。
【天才】と【凡人】の違い。
それを貴女はどう考えているか?
それを是非聞かせて」
「【天才】と【凡人】の違い・・・ですか?」
「そうよ。
貴女も一応、【可愛いの天才】なんだから、【天才】になる素養がなんなのか?
何となくわかるんじゃない」
「【殊深ちゃん】の考えで良いですか?」
「えぇ。
かまわないわ。
天才にも色々居ると思うからね。
貴女の天才性をみたいわ。
貴女が本当に天才かどうか?
正直、可愛いだけじゃ天才かどうかわからないからね?
貴女の感性で判断させていただくわ」
「そう・・・ですか・・・
わかりました。
【殊深ちゃん】が思う、【天才】とは・・・」
「【天才】とは?」
「・・・自分にとっての最初の1人になれるかどうか・・・
だと思います」
「は?
・・・どういう事?
コツコツやるとか、運とか才能とかそう言うのじゃないの?」
「違うと思います」
「気になるわね・・・
もう少し詳しく教えて貰えるかしら?」
「はい。
わかりました。
【最初の1人】と言いましたが、実際に【最初の1人】になる必要は無いと思っています。
【自分の知識の中での最初の1人】と言う意味です。
誰かから聞いたのでは無く、自分の中で最初に気付いて、それを実践出来る人・・・
その人が【天才】と呼ばれるんだと思います。
誰かに聞いてしまったら、その輝きは濁ってしまいます。
自分自身が見つけた。
たどり着いたと言う実感が、自分を輝かせるんだと思いますよ。
その達成感が外にも感じられるからその人は【天才】になるんだと思います。
【殊深ちゃん】もそうありたいと思って毎日、それを探してます。
でもなかなか見つかりませんけどね。
でも、見つけられた時はとってもハッピーな気分になりますよ。
別の言い方をすれば、自分自身が【オリジナル】になれる人。
それが、【天才】だと思います。
どんなジャンルでも多かれ少なかれ、そう言う要素はあると思いますよ。
それが出来る人が【天才】。
それが見えない人、信じない人が【凡人】だと思います。
あくまでも【殊深ちゃん】の意見としてはですけど。
人も他の生命体もたくさんいますので、考え方は1つじゃないと思います。
必ずこれだと決めるのは違うなぁ~と思います。
こんな感じでよろしいでしょうか?」
「ちょっと待ってね・・・
ちょっと、思っていた答えと違ってたので・・・」
と言う話になった。




