プロローグ編052/【花畑 殊深サイト0】/【殊深ちゃんの物知りになろう】1
【殊深】は、自身の可愛らしさを使って、【殊深ちゃんの物知りになろう】と言う【番組】を作って居る。
何の分野でも良いので、【その道】に精通した人達に色々、教えてもらおうと言う企画である。
【可愛い子はおバカさんである】と言う【偏見】を無くすと言う事を【テーマ】に、その【道】で頑張って居る人や博士などに、【気の利いた質問をする】と言うものであり、その【分野】の質問をする前に、その【分野】についてある程度下調べしてから、質問すると言うものである。
【可愛いだけじゃありません】と言う事を魅せようと言う狙いである。
ただ、今の段階で、何のコネも無い【殊深】がいきなり、【研究者】や【博士】などに【アポイント】が取れる訳が無い。
【上原 咲穂】辺りのコネを使えば、その道の博士などとコンタクトを取れるだろうが、それでは意味が無い。
いずれ【パフォリス】としてやって行く以上、【殊深】個人のコネを使ってやるしかないのだ。
だから、今は、【素人】だけど、それなりの【レベル】でやっている【セミプロ】、【セミ博士】に密着して教えてもらおうと思っている。
【殊深】は、
「あのぉ~、ちょっとよろしいですかぁ~?」
と声をかける。
声をかけられたのは同級生の男子【里村 心汰】だ。
【心汰】は、超絶美少女に声をかけられ舞い上がる。
【心汰】は、
「な、何でしょう?」
と聞いた。
【殊深】は、
「あのぉ~。
【殊深ちゃん】は、【珍しい物】を【研究】したり、他の人と違った事を【頑張って】居る人に質問する【番組】を作っています。
貴方の事、ちょっと調べさせていただきました。
貴方のお名前は、【里村 心汰さん】で間違いないですよね?
貴方は、【パフォリス】の男性版、【パフォリスト】を立ち上げようと思っていらっしゃるとお聞きしました。
それについていくつか質問をさせていただいても宜しいでしょうか?
決して、バカにしてとかじゃありません。
【殊深ちゃん】は、頑張って居る人が大好きです。
そう言う人を応援したいと思っています。
ご協力お願い出来ませんでしょうか?」
と言った。
【心汰】は、
「え?
ぼ、僕なんかで良いんですか?」
と聞いた。
「僕なんかとか言わないでください。
新しい事を始めようとしている事に価値があるんだと【殊深ちゃん】は思いますよ。
早速ですが、質問をさせていただいてよろしいですか?」
「あ、はい・・・
よろしく・・・お願いします・・・」
「こちらこそよろしくお願いします。
えっとですね、まず、【パフォリス】の名前の由来なんですが、【パフォーマンス・アクトリス】の略なんです。
男性版だと、【パフォーマンス・アクトゥール】で、【パフォトゥール】辺りになると思われますが、【パフォリスト】とされた理由を教えていただけますか?」
「あ、それですか。
恥ずかしながら実は、【パフォリス】の語源を知らなかったもので、【何々の人】と言う意味で【パフォーマンスリスト】と付けさせていただきました。
【パフォトゥール】に訂正した方が良いですよね?」
「あ、いえ・・・
そう言う意味で言った訳ではないです。
気に障ったのならごめんなさい。
ただ、語源を知りたくて質問させていただきました。
次の質問、よろしいですか?」
「あ、はい・・・
よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします。
【パフォリス】は、13歳から24歳までの女性に限定されて、その期間の女性が出来る【表現全て】を表している言葉だそうです。
男性版の【パフォリスト】も13歳から24歳までに限定されるのですか?
【里村さん】はお誕生日が早いみたいで、既に13歳になられていますのでこの条件は満たされていると思いますが、同じ条件を設定されているのですか?」
「それはまだ決めてないです。
これから認めてもらわないといけないので。
これからです。
これから・・・」
「そうですか。
頑張ってくださいね。
それで、貴方は何を【表現】されるのですか?
もし、良かったら教えていただけませんか?」
「えと・・・
恥ずかしながら、【折り紙】です。
済みません・・・
こんなんで・・・」
「恥ずかしくなんてないですよ。
立派な表現だと思います。
【折り紙】だと見た事無い【折り方】とか研究なさっていると言う事でよろしいですか?」
「あの・・・バカにしないんですか?」
「え?
バカにする要素が何処にあったのでしょう?」
「だって男が折り紙なんて・・・」
「男性が折り紙をする事に馬鹿にする要素があるのですか?
【殊深ちゃん】は良いと思いますが?
何でも得意な事がある人は尊敬出来ると思いますけど?
お言葉ですが、そんなにご自分の特技を恥ずかしいと思うのは良く無いと思いますよ。 もっと誇って良いと思います。
何でも極める人って途中段階ではよくバカにされる事が多いと思います。
でも、それでもやり続けてたから、後で認められるんだと思いますよ。
普通の人には解らない魅力や、価値が見えている。
それをバカにする人はそれが見えて居ないんだと思います。
そう言う事だと思います。
【殊深ちゃん】はそう思います。
貴方はそうは思われないんですか?」
「・・・凄いですね」
「え?」
「僕には・・・そう、思えないです。
いえ、思えなかったです。
きっと何かを為す人って貴女の様な考えを持つ人なんですね?
貴女は何を極めようとしていますか?
良かったら僕に教えてください」
「【殊深ちゃん】は何でも【可愛い】を極めようと思っています。
貴方がそうであった様に、【殊深ちゃん】もそれをやっていたらバカにされますね。
でも、やり続けます。
いつか、花開く事があると信じてます。
お互い、頑張りませんか?」
「僕は貴方のファンになりました。
応援しています。
頑張ってください」
「ありがとうございます。
じゃあ、質問に答えてくださった方にお礼として、【ぬいちゃん】を1つ【プレゼント】していますけど、受け取っていただけますか?
大事にしていただけますか?
お手紙を付けてなので、後日という事になりますけど」
と言う話になった。
【心汰】はイチコロだった。
すっかり、身も心も【殊深】の虜になっていた。




