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(ファーブラ・フィクタイズム3)【ウルティムス・ヴィクートリア】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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37/77

プロローグ編037/【的藤 璃桜サイト0】/【リアル・アニメーションプロジェクト】7

 【璃桜】は、

「ふわぁぁぁぁぁっ・・・

 良く寝た・・・」

 と言って起床した。

 【アニメーションダイブルーム】での2日目となる。

 よく眠る事は美容にも良いと思っている。

 だから、睡眠はしっかり取る。

 出来ることは何でもする。

 それが、【璃桜】だ。

 今日は2日目の【リアル・アニメーション】だ。

 【璃桜】を含む主役候補9名の中から正式にこの【SFリアル・アニメーション】の主役が決まる日となる。

 【スタッフ】の話では、午前9時から、始まると言う事なので、それまでに食事などを済ませて欲しいとの事だった。

 現在、朝、7時。

 撮影までにまだ2時間ある。

 まずは、軽くシャワーを浴びる。

 【リアル・アニメーション】とは直接関係無いが、気合いの問題で、化粧なども適度にやる。

 その前に、【朝食】だ。

 【ピーナツクリーム】と【バター】と【蜂蜜】を塗った【トースト】と、【リンゴ】、【プリン】と【ヨーグルト】、【オレンジジュース】と【シーザーサラダ】を注文した。

 よく食べる事も大事だと考えている彼女ならではの注文だ。

 その後は、洗顔と歯を磨き、軽く化粧をした。

 化粧は女の鎧。

 中学生でも教師にばれない様にナチュラルメイクでやるのだ。

 そして、顔をパンパン叩いて、

「よし、気合い入った。

 戦闘準備万全。

 時間は・・・

 8時32分・・・

 まだ、30分近くあるか・・・

 じゃあ、トイレ、トイレ。

 おしっことかしたくなったらヤバイからね」

 と言って用を足す。

 それでも、35分。

 まだ、25分ある。

 【璃桜】は出来る事は無いか探す。

 彼女は暇な時間が苦手だ。

 何も無くボーっと過ごすと経験値を溜めるための時間が削られている様で何となく焦るのだ。

 だから、起きている時は何かをしていたい。

 そう言う性格である。

 だから、【紙】と【鉛筆】を手に取り【デッサン】を始めていた。

 シュッシュッと鉛筆の音が響く。

 彼女は、

「・・・」

 と無言で夢中になって描いていた。

 その途中で、彼女の視界が切り替わる。

 2日目の【リアル・アニメーション】がスタートしたのだ。

 彼女はまた【璃桜/キャロル】になった。

 昨日の【チュートリアル】で彼女が乗っていた機体、【パーソナ】の地下に眠っていた【超兵器】/【ルローニー】は、彼女が考えた戦闘形態にチェンジする事が出来る。

 著作権の関係で他作に登場する物は不可能だが、【璃桜/キャロル】がオリジナルで考えた形態には彼女の思考に合わせて変形する事が出来る。

 それで、昨日は即興で、【巨大ロボット】をイメージして、それが【アニメーション】としてデザインされ、動かせた。

 流石に物理的におかしな兵器は無理だったが、彼女がイメージしたまんまの【巨大ロボット】が敵の【同系の兵器】も変形させた【オリジナルロボット】と戦闘になり、撃破した。

 それが、もの凄い快感になった。

 それはそうだろう。

 自分のイメージした物がそのまんまアニメーションになり、敵と交戦し、倒したのだから。

 嬉しくない訳がない。

 それで、【主人公候補】に選ばれたのだから言うことない、感無量と言う感じだ。

 今日の活躍で絶対に主役の座を勝ち取ってやる。

 そう、気合いを入れていたのだった。

 【ナビちゃん】は、

『マスター。

 次ノ、ゴ指示ヲ下サイ』

 と言ってきた。

 どうやら、昨日の続きからの様だ。

 【璃桜/キャロル】は敵と遭遇し、倒した。

 そこからの再スタートの様だ。

 【璃桜/キャロル】は、

「敵は後、どれくらい居るの?」

 と聞いた。

『敵トハドノ範囲ノ物ヲ言イマスカ?

 教エテ下サイ』

「あ、そうだね。

 確かに、範囲を言わないと人生に置いての敵全部言うことになっちゃうもんね。

 え~とねぇ・・・

 私が乗っている【ルローニー】って機体と同じタイプの敵がこの星に後、どれくらい存在しているのか聞きたいです」

『了解シマシタ。

 解析シマス。

 少々、オ待チ下サイ・・・

 出マシタ。

 後、3789機程、存在シマス』

「え?

 そんなに?」

『ハイ。

 同ジエネルギー反応ガ惑星圏内ニ本機ヲ含メテ3790機確認サレマシタノデ。

 ソウ、結論ヅケマシタ』

 と言う話になった。

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