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(ファーブラ・フィクタイズム3)【ウルティムス・ヴィクートリア】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編030/【努追 卯月サイト0】/友達妖精ゲット4

 【卯月】と【職人族】の【キュッキュ】の話は続いている。

 【キュッキュ】は、

『だって・・・

 可愛いと・・・舐められるんだもん・・・』

 と口をとがらせた。

 【卯月】は、

「それ、たぶん、男の子達は嫉妬しているんだと思いますよ。

 男の子って子供なところあるから・・・

 女の子に負けたくないと思って。

 負け惜しみを言っているのかも知れないよ。

 【卯月】も同級生の男の子にされた事とかってあるし。

 たぶん、そう言う事じゃないかな?

 【卯月】の【おばさま】は言ってたよ。

 『男ってやつはな・・・

 わりと単純な奴が多いから上手く転がしてやればいいんだよ。

 推すところは推す。

 引くところは引くで上手くコントロールするんだ。

 おだててやりゃ、木にだって登る。

 それが男って生き物だ。

 男は女が怖いのさ。

 いつだって、男は女を上から押さえつけたいのさ。

 それで自分自身を保ってる。

 上手く男を操れるのがいい女の条件ってやつさ。

 あんたも女に生まれたんならそれを目指しな』

 って言ってた。

 それは【卯月】にはよくわかんない事だったけど、たぶん、男の子はえばりたいんだと思う。

 女の子が上に行っちゃったら、えばれ無くなるから、それが怖いんだと思う。

 だから、えばりたい人にはえばらせておけば良いんじゃない?

 でも、わかる人には絶対わかると思う。

 良い物は良い物。

 それを見れる人に良い物を見せればそれで良いと思う。

 【卯月】はそれで良いと思うんだけどなぁ~」

 と言った。

 すると、【キュッキュ】は、

『・・・』

 としばらく沈黙したかと思うと、

『・・・師匠』

 とつぶやいた。

「え?

 し、師匠?

 ・・・って【卯月】の事?」

『そうです。

 【師匠】と呼ばせてください、【師匠】。

 私は目が冷めました。

 ガツンとやられた気がしました。

 確かにその通りかも知れません。

 【師匠】は素晴らしいです。

 勉強させてください』

「え~?

 そんな事言われても・・・

 困ったなぁ・・・

 【卯月】はお友達を作りに来たのに・・・」

『【師匠】が望むなら、お友達でも何でもなります。

 今日から、【師匠】と私はマブダチです』

「う、うん。

 わかったから、その【師匠】と言うのは」

『わかりました。

 では、【巨匠】と呼ばせてください』

「そうじゃなくて、【卯月ちゃん】とか呼んでくれると・・・」

『滅相もない。

 【師匠】に対してそんな無礼な事は・・・』

「友達だったら無礼とかじゃないよ。

 ね、お願い」

『はい、わかりました』

 と言う会話になり、2人目の【友達妖精】をゲットした。

 こうして【卯月】は、【友達妖精】として【道化族】の【女道化師/ピエレッタのエレッタ】と【職人族】の【キュッキュ】と仲良くなって戻ってきた。

 まだ、【妖精達】には【卯月】の【パフォリス】に関して協力して貰えていないが、今は会話を続けて【友達妖精】を増やして行こうと思ったのだった。

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